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最近あるドレッシングが流行ってます。
ただ会員制スーパーで売っている
キューピーゴマドレではありません。
中カツ!通信 第302回 業界不況でも進撃中の巨人サム。
そのドレッシングは
ノンオイル、糖質0にもかかわらず
ドーパミンが出るというのです。
名前はそのまま、
ドーパミンドレッシング
ただ、このドレッシングは
野菜にかけるのではなく
人間が着るドレスの方です。
中国語では多巴胺穿搭と書き、
私が分かりやすいカタカナだと
「ドーパミンコーディネート」
具体的にどんな感じかというと
こんな感じの明るい原色を
まとめた着こなし。
ドーパミンドレッシングという言葉、
ファッション心理学者ドーン・カレンが
著作の中で
「明るい色はポジティブな気分を引出し
幸福ホルモンの一つドーパミン放出が
促進される。そうした着こなし」
と説明したもの。
ドーン・カレンは
コロンビア大学で心理学学士号を取得。
学生時にモデルやスタイリストを経験し
ファッションと心理学の研究論文が
高く評価され史上最年少の23歳で
ファッション工科大学の教員に
就任した逸材です。
このドーパミンドレッシング
SNS上では既に若い女性KOLだけでなく
ブームに乗れと老若男女がカラフルな
コーディネートを披露しております。
90歳女性、86歳男性の表情は確かに
何かが溢れ出しているのを感じます。
他にも職業シリーズで
消防、警察、病院などが複数の制服を
ドーパミンドレッシングとして
投稿しております。
これだけバズッてれば、
当然、各企業も波に乗ってきます。
アパレル企業はもちろんのこと、
飲食企業だと
ラッキンコーヒー
Wagas
もともと、人目を引く鮮やかな色の
商品は多いので、それらの商品に
「ドーパミン」
という流行ワードで再ラッピングして
注目度を集めようという作戦です。
そういえば上海にも
元祖ドーパミン食品店舗ともいえる
場所がありました。
中カツ!通信 第204回 思い出がつくれる上海市内のスポット
元々、チョコレート自体も
幸福を感じやすい食べ物。
もっと美味しいチョコがあると
分かっているのにM&Mを
買ってしまうことがあるのは
視覚的にドーパミンが
促されていたのかも。
今のこのブームの中なら、
チョコだけでなく
ドーパミンコーディネート向けの
衣料売上も増えているかもしれません。
r
SNSのマーケテイング関連の投稿には
「商品を売るな!ドーパミンを売れ!」
なんてキャッチフレーズも見かけます。
このドバドバかけすぎで、
少し食傷気味にも感じる
ドーパミンドレッシングから始まった
ドーパミン現象。
中国の若者の間で
特に流行っているのは
時代背景も関係していそうです。
今月発表された
都市部の16~24歳の若者失業率は
21.3%と前月(20.8%)から悪化し、
またもや過去最高を記録しました。
中カツ!通信 第291回 今、スラムダンクから我々が学ぶべきは「〇〇したいです!」
ファッション心理学者ドーン・カレンが
ドーパミンドレッシングを提唱したのも
コロナの影響で、なかなか外出もできず
将来に対する不安、焦燥感などの
ストレスが高まっていた時。
家にこもって衣服のパターンも
単調になりがちななか、
着るものを変えることによって
自分らしさを確認し
気分を整えていこうというもの。
ネット上の記事によると
彼女自身、ロックダウン中は
外出して美しい春の花々を
見ることができない分、
着物に代用してもらおうと
花柄や明るい色彩の着物を
着用していたそうです。
例え1日中家にいるとしても
ビデオ会議ごとに服装を変えたり、
運動や料理をする時にも
それぞれ着替えるなど、
服装によって生活にメリハリを
与える方法を推奨しています。
今、流行っている投稿も
月曜日、火曜日、水曜日など
毎日ガラッと変わる着こなしを
投稿されているものが多いです。
コロナの後遺症なのか
以前ほど景気はよくない中で
若者の雇用状況や賃金状況にも
影響が出ております。
そんな環境下で、
生き残っていくために
激しい競争の中で、
仕事漬けの生活を送り
気づいてみれば
色褪せた単調かつ没個性的な
毎日になってしまうことも。
(これは若者だけでは、
ないと思いますが…)
そんな辛い現実を
一気に変えるのは難しいので
このように色の効果で外側から
快楽や興奮の刺激を与え
自身を鼓舞しているのかもしれません。
ドーパミンは非常に重要な
快楽、ポジティブ等の
報酬系伝達物質である一方で
過度の依存も引き起こします。
このようなドーパミンを
求める流行がある一方で
躺平(寝そべり族)など
キラキラ(ギラギラ?)しているけど、
競争も激しくストレスフルな
社会から逃れ、相対的に
単調だけど落ち着いた
生活を送りたいという
若者も一定数います。
これって色褪せた生活に
思えなくもないですけど、
リラックス、喜び、癒しを感じる
エンドルフィン的な生活とも
言えるのではないでしょうか?
特にエンドルフィンは
鎮痛効果があるとされており
競争で傷ついた心にも
適していると思います。
ドーパミンドレッシングのように
毎日、明るい気分で着こなすのも
疲れてしまいます。
となると次に流行るのは
エンドルフィンドレッシング?!
ただ、単調なものになりそうですから
他人のドーパミンを刺激しにくく
そこまではバズらないかも…
ちなみにチョコレートの原材料の
カカオにはエンドルフィンの分泌を
促進する作用があるようです。
視覚的にドーパミンなM&Mよりも、
パッケージはシックだけど
カカオ濃度の高いチョコが流行るか?!
次回の一時帰国時には
チョコレート効果をお土産として
買ってきたいと思います。
「ゆるい」
「リラックスして読める」
など感想が寄せられる
エンドルフィン系かもしれない
中カツ!通信も、
皆さんの訪問先へのお土産話として
ぜひ、お持ちください!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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