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中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴19年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

アリババが運営するO2Oスーパー「カバ生鮮」①

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アリババが運営するO2Oスーパー「カバ生鮮」①

皆さん、遅くなりましたが
改めて明けましておめでとうございます。

年初から私事で恐縮ですが、次女が生まれました。

今回も上海での帝王切開による出産でしたが
病院に急患でいってからお腹切って退院するまで
3泊4日というスピード感!

ベッド数が出産数を上げるための
ボトルネックになっているかつ、
ベッド代は一日数十元と収益源にならないので
回転数を上げる必要があるので
とにかくスピード重視。

早朝7時から
退院手続きを急かすために
何回も見回りがくるので、

「娘の外の世界への記念すべき
  第一歩をどのように」

などと幸福感の余韻に浸っている暇は
全くなかったです(笑)

ということで、
2018年の私の10大ニュースの
トップは決まってしまいましたが、
このニュースに迫る嬉しい事を
作れるよう頑張ってまいりたいと思います。

今年1回目、累計20回の「中カツ通信」ですが、

アリババが運営するO2Oスーパー
「盒马生鮮」(カバ生鮮)

について2回に分けて
紹介させて頂きます。

既に
上海で14店舗、北京で5店舗、

その他にも
深セン、杭州、蘇州、寧波
と各地にあるので
皆さんも行かれた事が
あるのではないでしょうか?

各店舗の住所は下記のURLで確認できます。
http://www.freshhema.com/

私も最近、
上海にお客様が来ると
中国市場を理解してもらうために
必ずアテンドに入れる場所です。

もし皆さんが、
まだ行かれていないようでしたら
是非、行って見てくださいね。

O2Oと書きましたが
まさに以前の中カツ通信でも書いた
ゴリラコンビニを取り上げて紹介した
新零售(新小売)ですね。

新零售(New Retail,新小売り)の
おさらいを簡単にすると

・アリババの馬雲が提唱した言葉で
・データテクノロジーの最大活用により
・オンライン、オフライン、物流の結合の結果
     ↓

「より良い顧客体験!」

「盒马生鮮」(カバ生鮮)は、

「商品を体験、発見する場としての
 オフラインの店舗」
 
    ×

「好きなものを好きなときに
 オンラインを通じた
 近隣へのスピード配送」

 の両輪で成り立っています。

1回目の今回は
オフライン店舗のほうから
紹介したいと思います。

店舗の特徴を一言でいうと

「リアルだからできる
 体験が溢れている」

に尽きます。

別の言葉で言うと

オフライン購買させるための
商品認知させる展示場

とも言えると思います。


例えば店舗に入って、
すぐに目に付くのが豊富な海鮮のイケス。


11月の時は上海蟹もありました。


そして、自分で美味しそうな
海鮮を選んだら、
調理法を指定して、
加工賃を払うと
その場で調理してくれます。

できたてを、スーパーの中で
すぐに食べることができます。


タラバガニやらロブスターなどの
高級海鮮もレストランで消費するのに比べると
割安のため、どこのテーブルも
かなりの量を頼んでおります。

全部使い捨ての食器で提供され
割安とは言え、
食材は海鮮なので周りを観察してみると
一人当たり200元近く食べている
テーブルも多いです。

料理だけでなくワインや生ビールまで
スーパー内で飲むことができます。





ワインも1杯18元からとリーズナブルです。
ここまでくると、いくら割安といっても
もはや通常のフードコートと
客単価を比べることはできないですね。

このように売上げに貢献するだけでなく
実際に食べた(体験した)ものが
気に入れば全て買って帰ることが
できるわけです。

他にもリアルな体験をさせるのが
オフライン店舗の目的ですから
とにかく、いろいろな試食があります。

上海蟹の紹興酒付けは、生鮮が廃棄になる前に
二次加工して販売しています。


新発売のミルクティーの試飲


品揃えから見るとターゲット層は、
30代の比較的経済力のある女性だと思うのですが
多く特色ある商品を知ってもらうためには
定期的に来店してもらう必要があります。

来店頻度を上げるために家族向けに
手巻き寿司教室を開催もしております。


このように見ると、
オンライン販売への誘導を重視しすぎて
オフライン店舗の収支が悪いのではと
思ってしまいます。

ただ伝統的なスーパーと比べても
面積あたりの販売額は
3~5倍高いとのことで
オフライン店舗としても
好調のようです。

当然、会計はキャッシュレスです。

レジは説明係だけですので
店内調理や試食対応人員を入れても
人件費は抑えられているのだろうと
思います。

次回は、オフライン以上の
売上げを占める、オンライン注文について
紹介していきたいと思います。

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございます!

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