中カツ!通信 第249号 奴隷にならないために!外食のススメ!
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こんにちは。中カツ!通信の野村です!
++最初に告知++++
19日から募集のオンラインサロン第2期メンバー、現状61名になりました!日中の各地に在住の各業界(学生含む)の方から、普段だったら聞けないあんな話や、こんな話も聞けて、なかなか刺激的です!
まだ枠がありますので、ご興味ある方は、下記を読んで頂き、是非お申込み(お問合せ)ください。感謝!千人超え!2期メンバー募集します!
++告知、終わり、以下から本文++++
6月29日から、上海の多くの地域で店内飲食が、解禁になりました!
それにしても長かった…
3月の中旬から店内飲食規制があったので、約3か月半です。働き始めてから3か月半も外食しなかったなんて初めての経験です。
そして解禁後は、失われた何かを、取り戻すかのように毎日外食しています(笑)
土曜夜は、約4か月ぶりに家族で外食のためにショッピングセンターに行ってみました。
店内飲食が解禁になったからといって、防疫体制が無くなったわけではありません。
72時間以内のPCR検査結果をスマホで表示するだけでなく、顔認証も行い、やっとショッピングセンターに入ることができます。
この時に防疫管理システムには
「野村が18時に〇〇百貨店に入った」
という情報が記録され、もし陽性者がでたりすれば、接触可能性者として、後から連絡がくるという仕組みです。
地下鉄に乗る時も、オフィスに出社する時も同じ仕組みです。
「場所码」という、その建物固有のQRコードをスキャンして72時間以内のPCR検査結果を読み取らせないと、出入りができません。
ショッピングセンターに入った後も、レストラン、小売店といった、それぞれの区画に入る時は、都度、場所码をスキャンする必要があります。
購買していなくても、スタンプラリーのように行動履歴が、残っていくわけですね。
この72時間以内の陰性結果を保つためには頻繁にPCR検査が必要なため、上海の街のいたるところに臨時の検査所が設置されており、7月末までは無料で受けることができます。
自宅の小区(団地)内にも一つ設置され、7ー10時、17―20時まで開いています。時間帯的に出勤前の8時過ぎに検査すると夕方くらいには結果がシステムに反映されています。
話を戻します。
レストランフロアにいってみると、多くのお店で行列ができています!
最近はPCR検査待ちくらいしか行列をみていなかったので、普段だったら嫌な行列も逆に嬉しくなってきます。
上は、サイゼリヤ
下は、はま寿司
中国のチェーン店
ただ、長い行列ができているのには、お客さんが多いことに加えて、店舗側の要因もあります。
行列ができている店の中を、よく覗いてみると、赤丸を付けたテーブルのように空いている席があります。
あるレストランの空席には、こんなメッセージが
「防疫対策のために席を離して食事しましょう」
そう、このショッピングセンターでは
満席率が50%以下になるように、半分のテーブルは使えないようにしてあるのです。
これは、お店の自主対策ではなく、全店に適応されるルールです。席が半分しか使えないから、どうしても行列が長くなってしまうんですね…
別の夜に、飲んでいた路上店では、抜き打ちで店内査察に来ていました。
それまで、にぎやかだった店内が、3名の制服の方が入ってきた瞬間に、みんなザワザワと緊張感した雰囲気に。
店内の客席が50%以下になっているか、従業員がPCR検査をきちんと受けているかをチェックしに来ただけで、何事もなく帰ると、また先ほどの和やかな雰囲気に戻りました。
現在は、このような体制なので、お店側も
「満席にして売上を、どんどん取り戻そう!」
ということができません…
もちろん全ての店が、6月29日の店内飲食解禁まで持ちこたえられたわけではありません。
ショッピングセンター内にも、既に撤去されて内装待ちのところもあれば、電気が暗いまま施錠されている店もチラホラと見かけます。
このロックダウン期間、国有企業が管理するテナントについては、家賃の減免措置が発表されました。
ただ民間企業から借りている場合に家賃の減免をしてもらうのは、かなり難しい状況です。今だって、50%以下しか使えないんだから、お店側としては家賃減免してもらいたい気持ちに違いありません。
家賃だけではなく、休業期間中の人件費も含めると、体力がない企業にとっては3か月半というのは長すぎる時間ですよね…
同じく、ダメージを受けている映画館は、まだ開いていませんでした。
立て看板で告知されている映画のタイトルが
「奇跡」
ここからの奇跡的な復活劇が現実世界でも起こるといいのですが…
上海政府からも支援策が発表されています。
「飲食業、宿泊業、旅行業など、7業種の企業のうち、リストラが少ない企業に対しては従業員一人当たり600元(約1.2万円)の補助金」
を出すという通知が6月初めにありました。
ただ、なかなか条件が難しく、どの企業ももらえるという状況ではないようです…
先ほど紹介した多数のPCR検査場の設置、無料検査の実施、ワクチンの無料接種にも多額の資金が投入されています。
2020年のコロナ流行当初と比べると公的財政も余裕がなくなってきているのかもしれませんね。
もともと、飲食業、食品業に関わっていた身としては、外食産業はあって当然の存在ですが、改めて考えてみると
「飲食店(外食)の存在意義って何でしょうか?」
単に日々活動するための栄養摂取、食欲を満たすだけであれば外食にこだわる必要はありませんよね。
そんな時にサントリーの
「人生には飲食店がいる」
という動画を観ました。
HPにあるメッセージの一部を抜粋します。
飲食店は、
ただ食事をしたり、
お酒を飲む場ではなかった。
そこは私たちにとって、
仲間をねぎらい、
大切な人を祝い、
時には弱音もいえる場所でした。
いつもより素直になって、
言葉を超えたもので、
繋がることのできる場所でした。
あなたも読みながら、自分の今までの思い出が浮かんできませんか?
テイクアウトやデリバリーに思い出がないわけではないけど、
・家でも、仕事場でもない、オシャレな特別な空間
・気心の知れたスタッフから、心のこもったサービス
・自宅にはない専門器具で、プロが作ったできたての料理
こういう要素があるからこそ、
「その場所(飲食店)で過ごす、幸せな時間」
が、思い出に残っていくのだろうと思います。
また、日常の外食だって、
その時の状況や気分に応じて、自由に
場所、内装、料理、サービスを選ぶことができるという点において
外食は身近なレジャーとも言えますよね!
Wikipediaで「レジャー」を検索してみると、以下のように書かれています。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC
レジャー(英: leisure[† 1])は、「余暇」または「自由時間」のことで、最低限の生命の維持に必要な食事・排泄・睡眠などや、家族の生活の維持に必要な仕事や家事などを除いた時間を指す。使い方としては、趣味や消費活動などにあてられる場合は積極的レジャー、休息などにあてられる場合は消極的レジャーである。単にレジャーと言えば日本では前者を指すことが多いが、日本以外では両者を含む場合が多い。
ロックダウンの時に配給でもらった食材を食べることは、私としては自由時間でないからレジャーには入りません。
本当は、できたてを店舗で食べたいけど、店内飲食が禁止されているからデリバリーしてもらうのは、やはり自由時間には物足りないからレジャーとは感じにくいですね。
一方で、家族や友達と一緒に、
・どこの店に食べに行くかを相談している時間
・店舗に入って何を注文するかを考えている時間
・そこで談笑しながら飲み食いする時間
これらは、お店につく前から、すでに積極的レジャーに感じてしまいます。
人類の生産力の低い段階では、この余剰時間は非常に少なかっただけでなく、時代によっては支配層のみが享受できるものでした。
奴隷は生産に必要な生命維持のための食事しかできず、そこに自由はありません。
私たちは、気づかぬうちに生活の奴隷(社畜なども含む)になってしまいがちです。ましてやロックダウンで物理的にも行動を制限されていた時期が2か月以上はあったわけです。
そういった奴隷時間から自由時間に解放してくれるのが、飲食(外食)なのではないでしょうか?
と、少し飲み過ぎた後のオッサンの説教みたいな大げさな話になってしまいましたが(笑)
ぜひ、これからも人間的な生活を取り戻すためにも、主人じゃなくて、妻に怒られない範囲で外食していきたいと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
++最後に告知++++
ついつい本音を熱く語ってしまう時もある(笑)オンラインサロン第2期メンバーに、ご興味ある方は、下記を読んで頂き、是非お申込み(お問合せ)ください。感謝!千人超え!2期メンバー募集します!
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