中国版Amazon Go カメラだらけのコンビニ　「簡24」に行ってきました①

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中国版Amazon Go カメラだらけのコンビニ　「簡24」①

前回、前々回と2回にわたって
非接触式タグ（RFID）を活用した
蘇寧の無人店舗について
紹介させて頂きました。

その直後に、もっと近くに
Amazon Go同様の
カメラとセンサーを活用した

コンビニ型の店舗
（ヌイグルミ買わなくて済む！）

を発見しましたので紹介させて頂きます。

今回私が訪れたのは、
上海10号線　水城路　駅に
直結しているショッピングモール
星空広場に入っている
「JIAN24」（簡24）無人コンビニ

店内には、監視カメラ売り場と競うかのような
密度でカメラが並べられております。

まさに一挙手一投足も見逃さない監視体制で
前回訪れた蘇寧の無人店舗とはかなり異なっています。

販売されているのは、通常のコンビニと一緒で
お菓子、ジュースに店内調理の
唐揚げやオデンも用意されており
品ぞろえも遜色ありません。

是非、行ってみたいという人の方のために
買い物をするために必要な
ステップを店前にあった
「入店指南」の看板にそって
簡単に解説します。

事前に用意しておかなければいけないのは
WECHATかALIPAYの決済登録です。

これがあれば、
①看板のQRコードを通じて会員登録をします。

　会員登録といっても
WECHAT（Alipay）のIDと
紐付されるので特に記入する必要はなしで
下のように1回の買い物が
500元以下は自動引き落としされることに
了承をするだけです。

その後は初回入店の時だけ
携帯上に表示されるQRコードを
改札の読み取り箇所にかざします。

なぜ初回だけかというと
一回目の入店の時にタブレットの横にある
カメラで顔写真を撮られており
2回目からは顔認証だけで
自身のWECHATのアイコンが表示され
携帯を出すことなくゲートが開き
入店することができます。

店員の人にも頼んでやってもらいました。

携帯どころか手すらポケットから出さずに
ゲートに入っていきます（笑）

このように入店したら

②欲しいものを手に取る
（一部、レジ横調理品は取ってもらう）

そして

③ゲートから出ていく

というだけです。

過去に「中カツ！通信」でも
紹介したことのある
猩便利（ゴリラコンビニ）や
盒马生鲜（カバスーパー）では
確かに無人レジでしたが
QRコードを読み込んだり
バーコードを読み込ませる必要がありました。

そして前回の蘇寧の無人店舗では
商品に非接触式タグがついておりましたが、
JIAN24（簡24）では、タグすらなく
カメラとセンサーだけで
買った（≒持ち去った）商品を把握しております。

タグすら付いてなくて
本当に何をかったか把握できるのか
もしかして上手に隠せれば
万引きできちゃうのでは
ちょっと試してみましたので
その結果は次回に紹介させて頂きます！

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございます！