中カツ!通信 第281回 ChatGPTを超えた?本家より早く収益化した中国のCloseAI
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何回か農村の話が続いたので、
++その前、に告知++++
【会員限定】2月14日19時(中国時間)から
『中国「新消費ブランド」の潮流と解剖 〜 日本ブランドはどう戦う?』ぶっちゃけ勉強交流会
講師は、広告会社で中国市場における企業分析・探索&パートナーシップ業務を担当されていた岩田さん。
コロナの3年間でも大きく変化した、中国市場・ブランドや消費者の嗜好、メディア環境と日本ブランドの戦い方について、ぶっちゃけて頂きます。
申し込み、まだ間に合います!オンラインサロン会員にご加入頂ければ無料で参加可能!ご興味があるかたは、下記を読んで頂き、是非お申込み(お問合せ)ください。感謝!千人超え!2期メンバー募集します!
++告知、終わり、以下から本文続き++++
TikTok:9カ月
ところが中国では、いつものようにネット規制で直接使うことができません。
「使いた人がいるのに、使えない。困った…」
困りごとは、ビジネスのチャンス!
無料で使えるChatGPTを、多くの人が有料のサービスとして売り出します。
タオバオ、闲鱼といったECプラットフォームや、Wechatアカウントにはアカウントを代理登録するサービスが多く出現。
30日で共有アカウント、自分だけのアカウントで90日使用可など、元々無料で使える1つのサービスが、細かく値決めされて複数のプランができています(笑)
他にも、アカウントでなくて会話をする権利をバラ売りにするサービスも。
4回の無料会話を提供し、その後、
9.99元/20会話(3ヶ月間有効)、99.99元/1300会話(6ヶ月間有効)、199.99元/3000会話(1年間有効)、999.99元/無制限会話(1年間有効)
と、こちらも更にサービスを細かくしながら、単価も上がっていきます。
このサービス、毎回、中の人が来た質問をChatGPTにコピペしているわけではありません。
自分たちのページに書き込まれた会話をChatGPTに送り、ChatGPTが出した回答結果を自動的に再度表示するというプログラムが組まれています。
実際に回答しているのは「ChatGPT」なのに、お金はこの人がもらいます。
「法律相談を受けます」というサービスを販売して、質問を聞いた後に、弁護士の無料相談で回答を聞いて、それを伝えるというようなイメージですかね。
答えを持っている人が一番儲かるとは限らず、「お困りごと」を見つけて、解決策と繋げてあげる「仲介」の方が儲かるというのは、他のビジネスでもあることです。
そう考えると「ずるい」というより「やるなぁ」という感覚に変わってきますし、いつもながらスピードに感心してしまいます。
ただ、法律的には微妙なところもあり、タオバオではChatGPTの代理登録や代理質問に関するキーワード検索は規制の対象になりました。
規制する側の対応、こちらもいつもながら早い(笑)
Wechatでは、まだ関連するサービスのキーワード検索が可能でした。
ただ、直接サービス内容や価格が明示されておらず、一度、QRコードから友達申請をしないと次に進めません。
OpenAIが開発したサービスが、どんどんCloseな状態になってしまっていってますね…
もちろん、このジェネレーティブAI分野での各大企業による競争はOpen中。
2月6日には、グーグルがBardを発表し、今後数週間のうちに一般公開される予定です。
2月7日には、百度が類似サービスの文心一言(英語名:ERNIE Bot)の公式発表を行い2023年3月には内部テストを経て一般公開される予定とのこと。
これからは各社のジェネレーティブAIがしのぎを削る時代になっていくのでしょう。
大学生のレポートや論文がAIに作らせることが問題になっています。
ただ過程ではなく結果やアウトプットが重視されるビジネスの世界では、メールや報告書の作成において、適切な質問・依頼をAIをし、大体の骨子とサンプルを作ってくれる時代が来ます。
読まれるブログ、バズる動画を自動生成してお金をジェネレート(生みだ)してくれるAIも出てきそうです。
そして、それらのコンテンツも、まずはAIが読み込んで、自分の主人が好きそうなものだけを選択して推薦してくれるとなれば、
世の中に存在する、ほとんどの情報は、AIが作成し、AIが消費しているなんてことになるのかも?
その時、人間は何をすべきなんでしょうかね?
この「中カツ!通信」を自分で書いていく必要があるのでしょうか?
”「中カツ」を発信することは、協力して物事を進めること、フィードバックやアドバイスを得ること、コミュニケーションを深めることなど、多くのメリットを生むことができます。”
悩んでいてもしかたありません!
とりあえずはChatGPTから教えてもらった意義に従って中カツ!通信を続けていきたいと思います。
ということで、
コミュニケーションを深めるためにも、あなたからのフィードバックやアドバイスをお待ちしております!
本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
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