中国で一番黒い職業は白衣の医者？管轄の役人が引責辞任
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中国で一番黒い職業は白衣の医者？管轄の役人が引責辞任
皆さん、こんにちは。
最近、中国の街中で
よく見かけるスローガン
「扫黑除恶」（掃黒除悪）
最近、中国の街中で
よく見かけるスローガン
「扫黑除恶」（掃黒除悪）
の意味はご存知ですか？
毛穴に詰まった黒ずみを掃き出せば
お肌の悪化の原因を除けますよ～
という化粧品会社の広告か？と
勘違いしている方はいなくとも
具体的に何かを気になっている人は
多いのではないでしょうか？
ヤクザのことを中国語では
黒社会といいます。
※黒会社ブラック企業ではない。
つまりやくざに代表される
「社会の闇（≒黒）を一掃し
悪を取り除こう！」
という意味ですね。
具体的には12の対象とされていますが
ご興味のある方は百度知道の下記のリンクを
ご参照下さい。
掃黒除悪の対象となる12勢力（中国語）
野村の理解で、ざっくりまとめちゃうと
１、政治、政権の安全に脅威となる黒悪勢力
２、地方（町、村）などの悪徳代官
３、悪徳代官に群がる越後屋
４、越後屋と結託しているやくざ
５、オン・オフラインで炎上を扇動するひと
６、外国人マフィア
１、５、６、は地方に限定されていませんが
２、３，４、は農村など田舎の
小さい行政単位が想定されているように
感じます。
実際感覚としても上海など大都市では
現在は人脈と賄賂だけで
黒が白になることは、まずないです。
何故、このスローガンが今年になって
街の至る所で見かけるようになったのでしょう？
2012年不正撲滅を打ち出したときの
「トラもハエも叩く！」
（大物も小物も捕まえる）
という言葉は有名ですが
2013～2017年で約25万人の公務員を
汚職で摘発したのに2018年は
たった（？）の約1万人しか
公務員は摘発されませんでした。
ここからは、村など小さい単位の
公務員の摘発が加速していくのでは
ないかと思います。
そのような中央の方針を受け
各地方政府もより具体的な檄文を
管轄地域内に飛ばすのですが
蘇州市相城区で4月に配られた冊子が
大きな波紋をよびました。
「中国10大黒心企業って何がある？」
（≒10大あくどい企業とは？）
というタイトルで配られた中身は
実は企業でなくあくどい職業について
書かれていたものなのですが
あくどい職業No,1が医者
前回の記事でも書きましたが
我が家では誕生日の日まで
お世話になっており、
その労働条件の過酷さも
見ているので、とても意外でした。
ただ、冊子に書かれていた理由は
红包（心づけ）を受取らない医者が
いたとしても、でたらめな処方を
しない医者はいない。
状況はつける薬がないほどひどい。
と、匿名のネット掲示板かと
見間違うほどの酷評。
ちなみに「でたらめな処方」というのは
必要なくても薬を多く処方し
製薬会社からバックマージンを
もらう行為が想定されているようです。
この医者のほかに
槍玉に挙げられているのは
2位 幼い物乞い、障碍者物乞いを
操っている組織の親方
の他に
・売しゅん斡旋者、
・线人（監督部署に密告し罰金を
山分けする人）
そして教師、記者なども
含まれていて比較基準も含め
かなりチグハグです。
多分、この記事を書いた人は
今まで医者との間に相当嫌な
思い出があったのでしょう・・・
そして専門の記者（ゴーストライター）に
依頼して書いてもらっていないことも
記者も列挙されていることから
わかりますね（笑）
ネット上に拡散されると
医者はもちろん自身の職業が
挙げられていない多くの人からも
批判が寄せられました。
結果、この冊子を発行した
村の4人の公務員が引責で
免職となりました。
本来であれば中央の政策を
推し進める為の冊子が
かえって自分達の首をしめしまうとは
なんとも皮肉な結果です。
経済発展上は
「黒い猫でも白い猫でも
ねずみをとる猫はいい猫だ」
となっても、社会の治安維持上と
美容上は黒を取り除いて
いかなければいけません。
そして油汚れをとるのは
やっぱり白猫です！
今後も中国の美白社会に
ますます注目ですね！
毛穴に詰まった黒ずみを掃き出せば
お肌の悪化の原因を除けますよ～
という化粧品会社の広告か？と
勘違いしている方はいなくとも
具体的に何かを気になっている人は
多いのではないでしょうか？
ヤクザのことを中国語では
黒社会といいます。
※黒会社ブラック企業ではない。
つまりやくざに代表される
「社会の闇（≒黒）を一掃し
悪を取り除こう！」
という意味ですね。
具体的には12の対象とされていますが
ご興味のある方は百度知道の下記のリンクを
ご参照下さい。
掃黒除悪の対象となる12勢力（中国語）
野村の理解で、ざっくりまとめちゃうと
１、政治、政権の安全に脅威となる黒悪勢力
２、地方（町、村）などの悪徳代官
３、悪徳代官に群がる越後屋
４、越後屋と結託しているやくざ
５、オン・オフラインで炎上を扇動するひと
６、外国人マフィア
１、５、６、は地方に限定されていませんが
２、３，４、は農村など田舎の
小さい行政単位が想定されているように
感じます。
実際感覚としても上海など大都市では
現在は人脈と賄賂だけで
黒が白になることは、まずないです。
何故、このスローガンが今年になって
街の至る所で見かけるようになったのでしょう？
2012年不正撲滅を打ち出したときの
「トラもハエも叩く！」
（大物も小物も捕まえる）
という言葉は有名ですが
2013～2017年で約25万人の公務員を
汚職で摘発したのに2018年は
たった（？）の約1万人しか
公務員は摘発されませんでした。
ここからは、村など小さい単位の
公務員の摘発が加速していくのでは
ないかと思います。
そのような中央の方針を受け
各地方政府もより具体的な檄文を
管轄地域内に飛ばすのですが
蘇州市相城区で4月に配られた冊子が
大きな波紋をよびました。
「中国10大黒心企業って何がある？」
（≒10大あくどい企業とは？）
というタイトルで配られた中身は
実は企業でなくあくどい職業について
書かれていたものなのですが
あくどい職業No,1が医者
前回の記事でも書きましたが
我が家では誕生日の日まで
お世話になっており、
その労働条件の過酷さも
見ているので、とても意外でした。
ただ、冊子に書かれていた理由は
红包（心づけ）を受取らない医者が
いたとしても、でたらめな処方を
しない医者はいない。
状況はつける薬がないほどひどい。
と、匿名のネット掲示板かと
見間違うほどの酷評。
ちなみに「でたらめな処方」というのは
必要なくても薬を多く処方し
製薬会社からバックマージンを
もらう行為が想定されているようです。
この医者のほかに
槍玉に挙げられているのは
2位 幼い物乞い、障碍者物乞いを
操っている組織の親方
の他に
・売しゅん斡旋者、
・线人（監督部署に密告し罰金を
山分けする人）
そして教師、記者なども
含まれていて比較基準も含め
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多分、この記事を書いた人は
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思い出があったのでしょう・・・
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今回も最後まで
お読み頂きありがとうございます。
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