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中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴19年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

中カツ!通信328回 日本企業にチャンスあり?!2024年の中国経済展望

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明けましておめでとうございます、
中カツ!通信の野村です。
 
年末年始は3連休ということもあり
大晦日には買い出しに、
サムズクラブに行ってきました。
 
中国にとってのお正月は
旧正月なので1か月以上先ですが
店頭入り口はクリスマスから
すっかり新年モードに様変わり


今年は辰年ということもあり
いつも以上に龍がデザインされた
商品がふえていました。
 


龍遊世界コーヒーに
金玉満堂(雑穀)など名前も印象的。
 
龍にちなんだ商品は、
食品だけにとどまらず、
レジの前には恐竜グッズ

 
新年飾りの横にも、
龍?恐竜?のぬいぐるみが
999元(約2万円)で売られています。

「2万円?!高いなぁ」と
 
思われたかもしれませんが、
その大きさを見てください。
 
中に人が入れるくらいのビッグサイズ

子供が抱き枕にしたいと言ったら
自分は床で寝る覚悟が必要なサイズ。
 
大きさを比較するために
ベッドに寝かせて撮影してたら
店員に不審がられました(笑)

大晦日の夜は自宅で蕎麦を食べ

元旦のお昼は
妻が日系スーパーで食材を買って
作ってくれた御節で
年末年始を堪能します。

(写真は2枚とも妻のSNSから拝借)
 
ここまでは良い気分だったものの…
 
夕方の能登半島地震、
翌日の羽田空港事故のニュースと
正月気分も一気に吹き飛びました。
 
お亡くなりになられた方々に対し、
謹んで哀悼の意を表すとともに、
 
被災された方々には
心からお見舞いを申し上げます。
 

オンラインサロンの仲間にも

地元が被災した方がおり

彼は復興を手伝うために

緊急帰国しました。

自分もできることは
限られているものの可能な限り
支援していきたいと思います。
 
正月の日本だけでなく
世界を見渡せば常に不測な事態に
溢れています。
 
そして2024年は1月から
世界で多くの選挙がある年。
更なる混乱が起きないとも限りません。
 
新年早々、不安なことを

挙げればきりがありません。

ただ、それでも企業や私達個人は
予測と対処を繰り返しながら
力をあわせ生き抜く必要があります。
 
私たちに大きな影響を与える
今年2024年の中国経済は、
どうなっていくのでしょうか?
 
前回、前々回と身近なテーマで
振り返った2023年の傾向は
加速するのでしょうか?
 
中カツ!通信327回 アレ知ってる?流行語で振り返る2023年の中国
 
中カツ!通信326回 2023年 中国消費10大トレンド
 
日本の各シンクタンクが出している
中国経済展望を読んでみると、
注目すべき要因として共通して
 

①不動産業界の動向

②消費の冷え込み(デフレ傾向?)

③輸出の伸び悩み

④景気刺激策

 
以上があげられており、
 
特に④景気刺激策はとのタイミングで
どれくらいの強さのものが出されるかに
注目が集まっています。
 
野村証券の上海グループ会社、
野村東方国際証券有限公司は、
 
「2024年消费行业展望:马斯洛需求高层与收入低层的碰撞」
 
という1月5日の記事の中で、
 
株式市場における
中国企業の評価額は調整を経験し、
業績は安定水準に戻っており
 
主要消費者層の割合が
10年間で頂点に達し、
CPIはデフレラインに触れている。
 
ことから
 
「2024年の中国と2003年の日本は類似した段階にある」
 
と指摘します。
 
特に若者がおかれた
環境についての共通性をあげます。
 
1. 経済的影響: 
バブル崩壊後と同じように
コロナ期間中の収入減は若者の方が
強く受けており消費力の回復に
時間がかかっている。
 
2. 消費の変化
若者でより合理的な消費行動傾向。
これは就業圧力と生活コストの上昇によるもの。
 
3. 消費の傾向: 
画一的な高価な贅沢品ではなく、
ブランドより品質、個性化、体験を
重視した消費傾向
 
中産階級の消費が弱まり、
コスパの高いアウトレットや
ディスカウント店が好調。
 
 
4. 感情的価値の重視: 
若者は感情的な価値を重視し、
ストレスや不安の解消手段を探している。
 
日本の就業氷河期の傾向と似ており
アニメ、ゲームなど「オタク経済」が活況
 
 
 
5. 新しい古いライフスタイル: 
2023年には「精神老人」と呼ばれる
お茶、気功、寺院巡りなど、
伝統的かつ時代を感じさせる活動に
引き寄せられている。
 
日本のバブル世代と
就職氷河期世代の差のような違いが
中国でも起きているというのです。
 
このような類似性をもとに
2024年の経済展望としては
若者の価値観に合致する
 
・総合エンターテイメント
・健康志向
・ディスカウント消費
 
が主流になるかもと続きます。
 
 
総合エンターテイメントの成長
日本ではバブル経済崩壊後、
労働時間の減少と関連して
レジャー時間の増加が見られ、
 
ゲーム、アニメ、映画、遊園地などの
総合エンターテイメント産業が成長。
 
中国でも一人当たりGDPが5000ドルを
超えた後、関連消費が増加しており
今後も伸びることが予想されます。
 
健康志向の傾向:
1990年代の日本経済転換期には
健康食ブームが起こり、
お茶系飲料、低塩分、丸大豆、
有機、フレッシュジュースなどの
高付加価値製品の割合が増加しました。
 
中国でも昔はお茶も甘かったのが
無糖茶飲料、カロリー0などの
健康志向製品が増えてきており
この傾向は強くなると予想されます。
 
ディスカウント消費の流行:
日本経済転換期には流通革命が起こり、
ユニクロ、ダイソー、ニトリ、
ドンキホーテなどコスパ高いブランドが
消費者ニーズに合致し大きく成長しました。
 
【日本各市場規模とニトリの市場シェア】

 

【日本アパレル市場規模とファーストリテイリングの市場シェア】

 
 
今の中国でもユニクロ、ニトリ
サイゼリヤ、はま寿司など
コスパの高い日系企業は大人気。
 
失われた30年なんて揶揄されますが、しっかりと世界で勝てる企業が育ってきているのです。
 
「失われた30年じゃない。
天才たちが生まれた30年だ。」
 
 
1月5日に宝島社が
朝日新聞朝刊にだした企業広告が
心に響きます。
 
 
バブル崩壊後から
今まで生き抜いてきた日本企業の
経験、ノウハウ、考え方は
2024年以降の中国でも
きっと活用できそうですよね!
 
 
もちろん中国政府の賢い人達も
以前から日本の轍をふまないようにと
研究をしてきています。
 
昨年12月に北京で行われた
中央経済工作会議では
2024年の経済政策方針として
9つの重点経済任務が発表されています。
 
①科学技術イノベーション主導の現代産業システムを構築する
②国内需要を着実に拡大させる
③重点分野の改革を深化させる
④高水準の対外開放を拡大する
⑤重点分野のリスクを効果的に防止・解消する
⑥三農(農業、農村、農民)政策を堅持する
⑦都市・農村の融合、地域の協調した発展を推進する
⑧エコ文明建設とグリーン化・低炭素化発展を深化させる
⑨民生を保障し、改善させる
 
(もう少し詳しく見たい人は
 以下のジェトロのHPをご参考ください。)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/12/7329c6a49986a90e.html
 
上記9つの重点経済任務は、
政府の様々な支援が入りますので、
流れに乗るためにも
チェックが必要ですね!
 
現在の日本、中国、世界を
とりまく環境は決して楽ではありません。
 
時にはつらくて、躺平(ねそべり)たく
なるかもしれません。

でも中国政府の経済方針の理解に加え
バブル崩壊後の消費者、企業管理の
実体験をいかして
 
ぜひ2024年はビジネスを
昇竜のごとく高めていきましょう!

今回も、最後までお読み頂きありがとうございます。

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