中カツ!通信 第263回 まさか日中国交正常化50周年で彼が最も注目されるなんて…
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こんにちは。中カツ!通信の野村です。
楽しかった国慶節7連休も本日が最終日。
明日、土曜日からは7連勤です!
サウナの後の水風呂というか…
全力ダッシュのインターバルトレーニングというか…
7連勤の初日、二日目のスタートダッシュは、体にもメンタルにも負荷がかかるので、今回の中カツ!通信は、まだ余裕のある休暇中に繰り上げ配信です。夏休み最終日の宿題のようなプレッシャーもあります…
前号でも少し触れたように2022年9月29日は、記念すべき日中国交正常化50周年の日でした。
外務省の「日中国交正常化50周年事業カレンダー」というページを見てみると
1月9日の「第39回全日本中国語スピーチコンテスト 全国大会」を皮切りに中国的に縁起の良い数に調整したのか?
2022年の年間イベント数は、なんと188!
特に記念日である9月29日は大型イベントが目白押しです。
事業名称:日中国交正常化50周年記念レセプション
主催:日中国交正常化50周年交流促進実行委員会
共催:日本経済団体連合会、日本商工会議所、経済同友会、日本貿易会、日本中国友好協会、日本国際貿易促進協会、日本中国文化交流協会、日中友好議員連盟、日中経済協会、日中協会、日中友好会館
場所:日本東京・ホテルニューオータニ
事業内容:経済界をはじめ関係各界の関係者が集い、日中国交正常化50周年を記念し、両国間の一層の交流促進を図る。
日本と中国は、GDPが2位と3位の隣国ですので、経済的な結びつきが先導して両国の友好関係を促進するのは、よく理解できますよね。
そして国交という国同士での関係なので、政治家達が表に出るのも当然です。
この50周年の節目に、日中の各地で行われる様々なイベントについて中国では、どのような反応かあるのか気になってのSNS知乎で調べてみると、最も注目を集めていたのは
岸田首相!
なわけもなく、
羽生結弦 選手でした!
最も多く賛同を得られていたスレッドのタイトルは
如何看待羽生结弦出席中日邦交正常化50周年庆典?
羽生结弦の日中国交正常化50周年式典への出席を、どう見る?
この質問に対していくつもの回答が寄せられております。
最も多くの賛同が得られた回答をみてみると羽生結弦ファンの心をくすぐるような見え透いたミーハーなコメントではありません。
https://www.zhihu.com/question/556700154/answer/2696670884
イベント自体の観点から、日中の外交官を招く以外に、以下のような条件にあてはまる違う性質のゲストを招きイベントへの関心を効果的に高めたと考えられる。
・日本での地位、影響力、人気、好感度が高いこと。
・中国の公式メディアや外交レベルでポジティブでフレンドリーなイメージを持たれ、中国国内での認知度や好感度が非常に高いこと。
・中国、日本だけでなく国際的な存在感があること。
この後に、羽生選手が如何に上記の条件にあてはまるのかが解説されており、
「なるほどなぁ~」
と思わず納得してしまいました。
この回答に対するコメントについては、
羽生ファンの書き込みか?!
と思われるモノもありました。
「天に選ばれた子だ。こんなに中国人に好かれる日本人は得難い」
「先の3つの条件は、彼のために作られたようなものだ。彼以外に当てはまる2人目はいない」
そして
「もし(福原)愛ちゃんが離婚していなければ、愛ちゃんだったんじゃない」
と、本来ならば2人目がいたという見解も(笑)
もともと50年前の日中国交正常化は、中国とアメリカの間でのピンポン外交に大きく影響を受けています。
ちなみに、そのピンポン外交のきっかけとなったのは日本の名古屋市で開かれた世界卓球選手権です。
ピンポン外交の始まりも日本からだったのだから、福原愛さんがレセプションに参加するのに、ふさわしい要素は確かに沢山ありましたね…
中国は、このピンポン外交から始まる米国との関係改善を受け、日本だけでなく、1972年にドイツやイギリスをはじめとした21か国と国交を結んでおります。
また1971年は17か国と国交を結んでいるので、昨年と今年で36か国と国交50周年記念を迎えているので大忙しなわけです。
そして私にとって一番身近な日中友好といえば、なんといっても自身の家庭です。
幸か不幸か、毎日隣にいる環境ですので、時には衝突をすることもあります。寝る場所や、物を置くスペースを、それぞれ自分の場所だと主張しあうこともあります。
ただ積み重ねてきた歴史と共に、日中友好というか、日中融合した可愛い2人の娘がおりますので、その共通の利益のためには、相互に譲り合って今でも友好関係を保っています。
まだまだ相互理解が必要なことは変わりませんが、根底には相互の信頼関係があると感じていますし、更に良いものに発展させていこうと思っています。
お互いの嫌なところにばかり目を向けて文句を言うのではなく、互いの良いところを認めつつ、更に良くするために夫婦間で交流を続けていくというのが必要ですよね!
日中国交正常化100周年の時には、娘たちも50台半ば、まだまだ社会の一線で活動している年齢だと思います。
その時に、日中融合の1人として日中友好に貢献しているような人物になってくれていると非常に嬉しいですね。
とはいえ、新しい50年のうち目先の1年、5年、10年を作っていくのは私達です。
羽生選手のように日中のファン向けにトリプルアクセルはできなくても、連休明けの同僚向けに笑顔でのトリプルアイサツならできるはず。
友好の始まりは挨拶から。
よりよい今後の50年の日中友好のためにも、残り3か月の今年の業務目標達成のためにも、皆で一緒に頑張っていきましょう!
今回も、最後まで、お読みいただきありがとうございます!
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