にほんブログ村 経済ブログ アジア経済・中国経済へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
忍者ブログ

中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴19年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

中カツ!通信 第274回 ゼロコロナ解禁の個人への影響は?天に選ばれていますか?

■□■□■□■□■□■□■□■□■
中国で勝つための、
ちょっと活力を得られる情報をお届け! 
メルマガ無料登録URL
http://eepurl.com/c7GHF
□■□■□■□■□■□■□■

 

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

今年も、あっという間に年末ですね。
そして、
今週は、あっという間に陽性になりました。
最初の2日は高熱と全身の痛みで、ほぼ起き上がることもできず、かなり辛い時間でした。妻に聞くと40.2度まで上がったらしく
「自分の体内にも、まだ、そんな熱さが残っていたのか…」
と、妙に感心。高熱でバリバリ働いてくれた、免疫システムのおかげで、3日目以降は熱も下がりだし、通常の風邪レベルまで回復します。
3日ぶりに、計ってみると体重が3.5キロも落ちていました。
お腹も下すなか、お湯以外は、野菜ジュース1本と、果物1切れだけのプチ断食状態だったとはいえ驚きです。
ちなみに果物は、先週の記事の流れから買っておいてもらった桃です。
中カツ!通信 第273回 ゼロコロナ解禁の実際の影響は?

早めに、食べておけば陽性から逃げられたのだろうか‥‥

私は、結局、薬を飲まずに、通常の風邪レベルまで回復できました。

ただ、世の中では、引き続き布洛芬(イブプロフェン)を手に入れられないという不満が相次いでおります。
浙江省温州市では、便乗値上げで、仕入れ値の107倍で販売した薬局に査察が入っています。
布洛芬(イブプロフェン)は、中国でも多くの会社で販売されており、
ネット上では
「どのポーズの布洛芬(イブプロフェン)が、よく効きますか?」

なんて質問がされていますが、当然、効果は同じです。ちなみに我が家のは、全身が痛そうなタイプ(笑)
日本でイブプロフェンが含まれた有名な薬というと、EVEやバファリンです。

既に東京の薬局でも、中国に送るように大量購入する人がでてきており、Wechat内でも、薬の代理購入の申し込み用紙が回っているそうです。



「日本に一時帰国中の皆さん、今回のお土産は風邪薬が、非常に喜ばれそうですよ!」

前回も、紹介した感染者の予測値ミニプログラムによると 

上海の12月23日の新規感染者数は、まだ100万人を超えているものの、1日あたりの感染者数ピークの山は越えたようです。

ただ累計数の人口比33.2%という数値は、自分の感覚に比べると、かなり少ないですね。私の周りだけみると倍は感染してる気が…



そして上海だけでなく、全国各地で同じような状況が起きていますので、

多くの人にとっての関心事は羊(Yang)から豚(zhu)に。※羊は陽(Yang)と、ブタは株(zhu)とそれぞれ同音です。

つまり今までの

「羊(コロナ陽(Yang)性)になるか、ならないか?」ではなく、

「いつ感染するか?どのような変異株(zhu)に感染するか?」

になってきています。
「陽性のみんな、あなたは何株?」という画像がネット上で広がっています。(ブタの絵文字は「株」を表す。)

上の表には11種類の株が紹介されており、
1、大食い株(症状軽症、食欲増大)
2、カミソリ株(症状重め、刃物を飲み込んでいるような痛さ)
3、幸運株(症状軽め、熱無し、軽い風邪)
など、想像がつきそうな株の他にも
11、勉強株(突然、勉強に対して興味が芽生える、理解不能だが、本当にある)
という謎の株まであげられております。
もちろん、こちらの変異株は、科学的な分類ではありません。
陽性になった人が自分のSNS上で、
「私は刀片株だった。辛いー」
というように、あくまでも自身の感想を伝えるのに使っているだけです。
科学的な分類の変異株も、BQ.1.1はケルベロス、XBBはグリフォンなんて呼ばれているそうですが、
自分がかかったのが”地獄の番犬ケルベロス”なんて強すぎる名前だと、
「もしかしたら負けてしまうかも…」
と精神的によくないので、上記のようなブタ占いくらいの軽さの方が、よいかもしれませんね。
このように陽性者が次々と増えていく中でも、いまだに陰性を守り続けている人達がいます。
多くの同僚、取引先が次々と陽性で寝込んでいく中、働き続ける彼らは、

「天选打工人」(天に選ばれし、労働者)
と敬意をこめて呼ばれています。(ただ自称で使う時は、少し自嘲気味)

また、一家で陽性になった家族の面倒をみる母親や父親等は、

「天选牧羊人」(天に選ばれし、羊(陽性者)のお世話をする人)

など呼ばれています。

私も、最初の2日に妻の看病がなければ、桃すら口にできなかっでしょうし、とても感謝しています。
また、そんな各地で苦しみ、迷える子羊たちに、食べ物、生活用品を提供し続けてくれる天选打工人の皆様にも、心より感謝です。
キリスト教では、以下のような特徴から羊を人の比喩として使われます。
・群れで動く
・臆病ストレスに弱い
・方向がわからない間違ったことに気づかない
・インフレンサーなどリーダーについていく
そして羊飼いがイエス・キリストですので、羊たちは信じてついていけば救われると。
2022年4、5月にロックダウンという囲いの中で保護されている時は、羊飼いに対してメーメー?ブーブー?いっていた上海の迷える私達が、
いざ囲いが外された2022年のクリスマスの時には、多くの人が羊になって、ブーブーいう気力もなく「メーメー クルシミマス」となっているとは思いもしませんでした。
4、5月の時に開放していたら、どうなっていたんだろうなぁ…
羊を率いるのって中々、難しいですね…
今年も、残り1週間。
悩みも、迷いも、仕事も尽きません。
今は、この爆発的な感染が約一か月で、落ち着くという予測を信じて、心安らかに過ごしたいと思います。
皆さんも、心身のご健康にお気をつけてお過ごしください!
Happy Holidays!


本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
中カツ!通信 - にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ

拍手[0回]

PR