■□■□■□■□■□■□■□■□■
中国で勝つための、
ちょっと活力を得られる情報をお届け!
メルマガ無料登録URL
http://eepurl.com/c7GHF
□■□■□■□■□■□■□■
こんにちは。中カツ!通信の野村です。
その日は、唐突にやってきました。
ゼロコロナ政策の下、公共交通機関、オフィス、コンビニ、道端のコーヒースタンドですらQRコードをスキャンさせられていた日々。
スキャンをしないで入ろうとした人を、ガードマンが注意、大声での口論になっている光景も珍しくありませんでした。
上海の多くの人にとってPCR検査は、毎日の歯磨きくらい当たり前のことで、綿棒は耳かきをするものというより、口に入れられるものでした。
ロックダウン後、上海在住の知合いに陽性者がでることもなく、
なんていう緊張感もなく、結果が出る時間に、わざわざ確認もしません。
「まだ48時間中だから、今夜PCR検査受ければ間に合うわ」
と、学生時代に終電時間を確認するくらいの気持ちで、オフィスビルに入るたびに自分の定期券(緑色の健康コード)をピッと機械に読み込ませていました。たまに定期券の期限(陰性証明期限)が切れていると入れないんですけどね…
それが12月5日、12月8日と立て続けに規制が緩和され、
・上海市では公共交通機関の利用時に48時間以内のPCR陰性証明の提示不要
・市外から上海に入った5日以内は商店、レストラン立入り禁止の解除
それまでは外出範囲が決められ、門限があり、いったん怪しいと思われたら交友関係まで、根ほり葉ほり調べられていたのが、
大学生になったとたん、行く場所も、遊ぶ相手も好きにしなさい。
A:「もう!ちゃんとマスクつけてって、言ったじゃん!」
B:「いや、1回くらいは、大丈夫かなぁと思って…」
A:「どうすんのよ!親や先生にも説明しないと、絶対怒られるわ(泣)」
B:「早めに、病院行って、どうにかならないかなぁ」
A「その時点でバレバレだわ。噂好きの、おばさん達に、『あそこの子は、夜遊びしてたからね。』なんて陰口叩かれるのよ!」
なんていう会話が、上海のあちこちで起こっていたのではと妄想しています。
全国各市のコロナ感染ピーク時期を予想するミニプログラムを見ていると、

12月14日時点で上海の感染ピーク率は9.5%だったのが、翌日15日には14%

17日には27%

18日21時頃には39%と急上昇中で、第一次ピーク時期の到来予測も日を追うごとに早くなってきています。

ミニプログラムのデータだけでなく、実際に私の周りでも取引先、友人、同僚まで、続々と陽性になりましたという報告が続いております。
一般の日常生活において、大人はPCRの陰性証明が不要になったものの、病院や学校で引き続きPCR検査が行われていました。
14日からは娘の小学校でも、陽性者が複数でたということで、オンライン授業に切り替わり、17日の朝には緊急のオンライン父母会議が開かれ、
19日以降は市全体で中三、高三以外の幼稚園から高校生まで、全員オンライン授業に切り替わることとなりました。

来年の春節休みは1月21日からなので、春節明けるまで通学が無くなるかも知れませんね…
上海市では今年の4、5月とロックダウンを経験しているので、オンライン授業、オンライン勤務自体は経験があります。
ただ前回は、感染者が、ほとんどいなかったのに対して、今回は感染者が多いので、
「今夜のオンライン授業は、先生が感染して体調が悪いのでお休みです」
ステイホームのライフラインである配達のかたも陽性になります。
「あたなの荷物は、業務員が陽性になったので配達が困難なため、直近の荷物はロッカーに入れておきます。ご了承ください」

娘たちの通うチェーンのバレェ教室では、上海の生徒を集めて数百人は入る大きなホールで25日に発表会の予定でした。
その演目用の衣装や小道具も買い、半年以上にわたって専用のレッスンをしてきました。
「各生徒は48時間以内のPCR検査陰性証明をもって、授業に参加してください」
レストランでも、オフィスでも陰性証明なしで自由に出入りできるようになったのに、サービスを提供する側が不足してしまうという現象が起きています。
もう学校や、バレェの発表会といった娘たちの陰性証明を気にする必要もなくなったので、今日は開き直って、予約を延ばし延ばしにしていた家族の記念日の写真を撮りに行ってきました。
2週間前までなら大勢の人でにぎわっていた日曜の昼間のショッピングセンターも、ほとんど人影がありません。

メルセデスベンツのAMGのイベントもスタッフしか見当たりません…

コロナの威力が弱まったはいえ、心配まで一緒に弱まったわけではありませんので、ショッピングセンターが、このような状況になるのも理解できます。
そしてゼロコロナ政策の緩和により、自己対策が必要になった時に、多くの人が我先に買い求めたのは風邪薬や解熱剤。
会社の近くの薬局に行ってみると、入った瞬間に店員さんから
「本当ですか…」とか言いながら風邪薬コーナーをのぞいてみると、確かに、ほぼ空っぽ

かろうじて残っている箱を手に取り
「これは風邪薬じゃないんですか?」
と聞いてみると、
「それは、ノドの薬で、高熱には意味ないよ!」
と、またもや不機嫌そうな対応。
「明日とか、明後日とか直近の入荷される予定はいつですか?」
と聞いてみると
「(チェーン店の)倉庫にも在庫がないから、私だって、いつになるか分からないよ!」
とのこと。
売り切れになっているのは風邪薬、解熱剤だけではありません。
自分で検査できる抗原検査キットも品不足で、以前に買い占めた人?による通常価格より高い値段での二次流通が起きたりしています。
なんていうニュースが流れると、ネットやスーパーで一気に爆買いが起きます。
というコロナを連想させる広告で展開したり
インフルエンサーに「コロナ対策グッズ」の中に、薬と一緒に自社の商品をSNSにアップする依頼をしおり

SNSで批判的にとりあげられます。
結局、コロナの発熱からは守れるかもしれませんが、SNSの炎上からは守りきれず、「特殊な時期…」の広告は取り下げることとなります。
ポカリスエットも大人気でコンビニでも、早々に売り切れでした!
薬や電解質水以外でも、この注目が集まるタイミングを商機と捉えて、宣伝を工夫する商人がでてきます。


逃过疫情(コロナから逃れる)の逃げるを”桃”の字に変えるダジャレは、家族に桃を渡す時のオヤジギャクとしても使えそうです。
また次の表の薬と、桃の比較表もコロナの治療効果はないけど、
”美味しい、楽しい、水分補給、電解質補給は薬より勝っている”
と比較軸をずらして、
なんとなく
「どうせ薬は買えないから、桃でも買っておくか」
と果物を買う時に、桃を選ぶ人が増えていそうですね(笑)
つい2週間前まで行列ができていた、家の近くのPCR検査のブースも今は閑散としています。

一方で、朝9時前から、数百人の高齢者の行列ができているのは、
ワクチンの接種場所でした。

室外とはいえ、こんなに密な行列だと、ワクチンの効果が出る前に感染してしまうのではと少し心配です…
このように急激な変化で、まだ我々も戸惑っている状態ですが、すぐに適応できるようになると思います。
下記は、不動産仲介の人がシェアしていた会話のやりとり。

「最近の上海の状況だと、物件見学って大丈夫ですかね?」
「全く問題ありません。あなたの状況に合わせて、あなたが陽性なら、陽性の仲介者と陽性のオーナーを、もし陰性なら、陰性の仲介者と陰性のオーナーをアレンジしますよ!」
「おぉーっ、そんな対応もできるんですね。スゴイなぁ」
本格的なWithコロナは始まったばかりでも、もの凄い勢いでキャッチアップ中です(笑)
ならば心身の健康に気を付けつつ、楽しむくらいの気持ちで変化を受け入れ、乗りこなしていきましょう!
*****************
【Wechatでも配信始めました!】
メールが迷惑メールに入る、
そもそも届かないという方、ぜひフォローお願いします!
第119回以降のログもご覧頂けます。
中活通信アカウント

野村個人Wechat ID

*****************
【メルマガ無料登録はこちら!】
ご登録頂くことにより、最新号を直接お届けいたします!ブログに来て頂く手間が省け、記事更新の見逃しも防げます。