オフィスにゴリラがやってくる?!後編(中国最新サービス)
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ゴリラから何を学ぶべきか?
後篇(新零售 NewRetail 新小売)
皆さん、こんにちは!
今日は、ゴリラシリーズの後篇です。
ゴリラコンビニを通じて
新零售(New Retail,新小売り)の
マーケティング戦略について
書いていきます。
まずは
新零售(New Retail,新小売り)の
おさらいを簡単にすると
・アリババの馬雲が提唱した言葉で
・データテクノロジーの最大活用により
・オンライン、オフライン、物流の結合の結果
↓
「より良い顧客体験!」
という感じです。
ゴリラコンビニは、
まさに新零售の良い例だと思います。
ゴリラコンビニの
メイン顧客層は、ざっくりですが
「海外旅行にいけるような
少しリッチな
30代のホワイトカラー」
という感じでしょうか。
その顧客層のニーズに応えるために
オンライン×オフライン×物流の組合わせ
で、3パターンの顧客体験を提供しています。
【顧客体験パターン】
①リアル店舗(商品豊富、時間かかる)
②近隣への配達(商品まぁまぁ、時間少し短い)
③オフィス内設置(商品少ない、時間短い)
①リアル店舗
比較的高給なホワイトカラーがいる
オフィス立地にあり
顧客層が好む特色の品を
豊富な品揃えで選ぶ楽しみと
「欲しいものがある」体験を提供
(東京でも手に入れにくい?!
訪日中国人のマストお土産が
コンビニに並んでいる)
②近隣への配達
「500m以内商圏への面」への配達により
店舗を訪れたことのある人へ
外に出なくても欲しいものが
だいたい手に入るという
時間の節約を提供
③オフィス内設置
商品数は限られるものの、
「今すぐに手に入る!」という
価値を提供
この3つの手段の関係は、
相互に補完しあっており
リアル店舗は
販売拠点であると同時に
・近隣配達のための倉庫であり
・オフィス設置を促進するための
ショーウィンドウ
も兼ねていると考えれば、
どんな商品が買えるのかを
より深く理解してもらうために
様々なシェアリングサービス導入
来店頻度を増やす
のは費用をかけても行う価値があります。
またオフィス内設置型は
前回も書いたように
・誰が
・どこで
・いつ
・何を
買ったのかわかりますから
リアル店舗を出店する際の
場所や品揃えの重要な参考資料になります。
これら3つのパターンどれもが
データを蓄積していきますから
各人の購買履歴から傾向が分析されていきます。
ある新商品が出た時に、
皆さんにはクーポンが届かないのに
私にだけ届くというようなことや、
私にだけ商品開発調査のサンプリング依頼が
来るということになるかもしれません。
江戸時代の呉服屋は
火事になった時に商品である
高価な着物ではなく
顧客台帳を最優先に
持って逃げていたという話が
あります。
いつの時代でも
顧客データを集めることが
非常に重要なのですね。
既存顧客、見込み客を
もっと深く・広く知るための
データの収集は「ビッグデータ!」
という規模でなくても
皆さんも、改めて重視してみてくださいね!
弊社でも
・既存顧客へのヒアリング調査
・見込み客への新規開拓支援
等、
皆さんのデータ収集支援業務を
行っております(笑)
是非お気軽にご相談ください!
P.S
前々回号で
「なんで中国のコンビニはトイレないの?」
と書いたのですが、
中カツ!通信読者のOさんから
あくまで個人の意見と断られたうえで、
以下のようなご返信を頂きましたので
シェアさせて頂きます。
①単純に回転率を上げたいのでは?
(イートインでトイレ付きでゆっくり
食べられたら回転が下がる?)
②売場面積を犠牲にして、
清掃等の管理費を負担するコストを
考えると来店頻度が多少上がっても
費用対効果が悪い。
ちなみに家賃が高い東京都心の
コンビニにトイレがないところが多いみたいです。
このように考えて、フィードバックを頂けたことに
心より感謝申し上げます!
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