中カツ!通信343回 偽物なのに大注目!京東創業者AIが10億円以上ライブ販売
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
注目を集めました。
EC業界でアリババと並び2台巨頭と言われた
京東(JD)の劉強東。
いいね数は114万、再生回数は396万と、
少し前の記事で紹介した内容が
中カツ!通信339回 イタコまで廃業か?!生成AIの〇〇な活用法
ライブコマースというと
アリババ、抖音、快手といった
ECプラットフォームがリードしていましたが、
京東も4月に
「10億元の現金と10億元のトラフィック」
を提供し自社のプラットフォームに
より多くのオリジナルクリエーターを呼び込み
高品質なコンテンツを増やそうとしています。
中国のECにおいて「コンテンツ」とは、
商品情報だけでなく、
エンタメ要素の高いコンテンツを含みます。
ライブコマースであっても、
直接的な商品紹介だけでなく
ストーリーテリング、視聴者とのリアルタイムな
コミュニケーションにより
エンゲージメント(信頼関係)を高めていきます。
というのも、勃興当初のECでは、
豊富な品揃え、安い価格、本物保証等が
プラットフォームの差別化要因だったのが
今では、
「〇〇を買いたいと思う前」から
消費者にコンテンツを通じて
影響を与えるECが標準となってきています。
買い物をするために観るのでなく、
観ているだけでも楽しい、
そして観ているうちに
欲しくなってきて買ってしまう。
という潮流は、どんどん加速しています。
コンテンツ系のはしり东方甄选なんて
2022年のライブコマース中には
元予備校カリスマ教師が
ホワイトボードを使い英語の詩を解説。
英語の授業みたいですが、
あくまでもライブコマースです。
一方で今回の劉強東AIによる
ライブコマースは技術力で問題なく
販売をこなすことは証明したものの
「感情がこもってない」
と当たり前の不満をもらす人も。
「ライブコマースの意義が薄れた。
人間味あふれるやりとりを見たいのであり
単なる商品紹介を観たいわけではない」
というコメントもありました。
確かに人気のライブコマースは、
入念な準備がされているとはいえ、
生放送がゆえの予定外の出来事が起きます。
そういった突発性、意外性に対する
人間性というのがエンタメとしても
人気がある理由であり、
AIで完全にミスがなくなってしまうと
購入したい人にとって効率性はあがっても
エンタメとしての魅力は減少します。
またそのAIの姿が人間に近いほど
違和感を感じる可能性もあります。
のはどうでしょうか?
って、まさにドラえもんじゃないですか!
中カツ!通信3回 日本を自慢できる上海新スポット!愛のあるロボットLOVOT
愛してやまないオーナーさんが出てくる。
人間らしさが必要なんですね!
実は先週の記事でミスがありました。
中カツ!通信342回 EV業界の米騒動?!小米が自動車販売開始
早速、友人から
「ゼロひとつサービスしすぎです」
とご指摘を頂きました。
(※記事は既に修正済み)
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