67.5％のビール？！5000種類が味わえる「ビールおばちゃん」

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
中国で勝つための、
ちょっと活力を得られる情報をお届け！
メルマガ無料登録URL
http://eepurl.com/c7GHF
□■□■□■□■□■□■□■□■□■

67.5％のビール？！5000種類が味わえる「ビールおばちゃん」

皆さん、こんにちは。

4月に入り上海も
すっかり春の陽気。
今回の3連休では
お花見に行かれた方も
多かったようです。

お花見といえば
やはりビール！

中国は言わずと知れた
ビール生産・消費世界一の国です。

2017年　世界主要国のビール生産量
 2017年世界主要国のビール消費量

上記「キリンビール大学」データによると
中国が世界に占めるシェアは

生産では20.８％、
消費では21.5％

と2位のアメリカに
10ポイント以上の差をつけております。

日本にいらっしゃる方は
中国のビールというと

「アルコール度数も低めで
　サッパリ（味が薄い）」

「安い！」

というイメージかもしれません。

確かに私が留学していた
17年前などは中ビン1.7元と
30円未満で、空き瓶を返却すると
更に0.2元キャッシュバック（笑）

でも単に物価が安かったから
だけではなく同量のミネラルウォーター
よりも安く

「ビールの原材料としての水は
　どんな水を使ってるんだ？」

と不安に思いながらも
アルコール消毒という言葉を信じて
飲み続けておりました。

今でも日本から
出張などで来られると

「せっかくだから
　青島（チンタオ）ビール」

と言われる方も多いですよね。

ただ今では青島ビールも
20種類以上あり
薄いものから濃いもの
安いものから高いものまで
様々なビールを揃えております。

これは中国の消費者の
ビールに対する嗜好の多様化が
背景としてあり、
当然世界のビール会社も
この世界一の市場を
見逃すわけがありません。

一度は撤退していた
サッポロビールも
去年2018年に再参入を決めました。

この世界のビールが
中国に入ってきているということを
目の当たりにできる店に
土曜の昼間に通りかかりました。

その名も
「啤酒阿姨（Beer Lady）」

日本語に直せば
「ビールおばさん」です。

創業者の張銀娣さんの
写真を見ると確かに
「ビールおばさん」
という店名がしっくりきます。

ところが実際のお店は
Tシャツのサメ以上の驚きがあります。

大きな店構えに

外にはセルフのビールグラスが
冷蔵ケースに並べられております。
（写真の他にも2個冷蔵庫）

中に入るとビンやら缶のビールが
ズラーッと並んでおります。

カウンターにもビールサーバーが9個あり

おつまみもポテトチップ、ナッツ、チョコ
以外にもチーズや生ハム、韓国語の缶詰など
豊富な取り揃えです。

基本的に先に会計をして
テーブルでワイワイ飲むというタイプです。

もう一つのサイドには
壁一面にビール瓶が貼られていて
インスタ映えもするお店です。

昼間に家族で
たまたま通りかかった時は
お客様は1人もいなかったのですが
お店は24時間営業とのコトです。

揃えてあるビールは
世界各地約5000種類

創業者の張さんは
元々は日用雑貨店
「海富便利店」を
細々と営んでいましたが
コンビ二チェーンの勃興により
一念発起して2011年に
輸入ビール専門店にしてしまいます。

2016年になって店舗移転の際に
店名をお客様から親しみをこめられて
呼ばれていた

「ビールおばさん（啤酒阿姨）」

にしたそうです。

そこからは拡大を続け
上海で5店舗まで開店し
今は6店舗目を準備中とのことです。

ここまで書いてきて
やはりムズムズしてきました･･･

ということで25時を回っていましたが
自転車の距離なので
一杯だけ行ってしまいました（笑）

夜遅いとはいえ3連休の2日目の夜
ビール好きがたむろっているのでは？
と思ったら

まさかのノーゲスト。

おかげで店員さんも
いろいろと紹介してくれて

1本998元(約1万6000円）の

火をつけると燃える（アルコール67.5％）の
ビール？や、1本8888元と14万円以上する
ビールがあることも教えてくれました。

私はそんな財力も胆力もありませんので

フランスのモナリザという
ビールを1本だけ
飲んで帰ってきました。

名画を観ながら飲んだせいか
心なしか酔いの周りが
早い気がします…

花見、歓迎会、BBQなど
ビールが美味しい季節に
なってきました。

ぜひ自分に合う
一本をビールおばちゃんに
探しに行ってみて下さい！

本日も最後まで
お読み頂きありがとうございます。