中カツ!通信336回 EC格安商品は消えるか?!新ルールが3/1スタート
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全ての荷物や郵便が、
1)直接、家まで配送され手渡しされる。
でした。
事前に電話で在宅を確認されて
届けに来るというパターンです。
今でも大きい荷物や、
一部の高品質の配達会社は、
この方式が採用されています。
ただECの浸透により
宅配荷物は激増。
以前は配達費も
楽天やアマゾンのように
「99元買ったら送料無料」
など条件付きだったのが、
ECプラットフォーム間の競争
出店者同士の競争
配達会社の競争もあり
「送料無料」
が当たり前になってきます。
届ける側としては、
2)荷物預かり所
3)荷物ロッカー
の設置と利用など効率向上を進め
お届け前の確認電話は、
ほとんどの配達員から
かかってこなくなり、
一時期は家まで届く荷物が
だいぶ減りました。
ただ同じ小区といっても、
入り口から奥の棟には
300m離れていたり、
エレベータなしの
6階建ての棟があったりします。
消費者としては、
できれば持ってきてほしい。
米、水など重たい荷物なら
なおさら自分で運びたくない。
そんな時に選んだわけでもないのに
「預かり所に取りに行って」
というアプリの通知だけだと
イラっとして苦情というのが、
溜まって今回の規制になりました。
ただ、これにより配送効率は低下し
結果として送料無料の商品が減るか
商品自体の値段が高くなるでしょう。
ネット上には、
「1つの荷物でわずか0.5元(約10円)しか稼げない。各自宅まで配達すると、1日に最大100個、1日50元(約1,000円)しか稼げず、罰金の方が多くなる。もう仕事にならない。」
という配達員のコメントがあり
これを機に辞める人が増えるという
予測もあります。
消費者の反応も
「これで、やっと1キロ以上離れた預かり店舗に行かなくて済む!」
という歓迎ムードが多い一方で
「いちいち電話されても、面倒くさいし、送料があがるくらいなら今のままでも別に構わない。」
という現状肯定派もいます。
実は私も現状肯定派であります。
なぜなら我が家の多くの荷物は
1)ー3)よりも
4)自宅のドア前に、いつの間にか置かれている(落ちている)
というのが多いから。
(写真はお隣さんの玄関)
家から出てみると、
笠地蔵の恩返しのように
荷物が置かれています。
家にいたのに、
チャイムをされることも
ノックされることもなく、
荷物だけを置いてかれるのです。
不在の場合でも帰ってくると
家の前に荷物が置かれ(落ちて)いて
それを拾って中に入ります。
3月1日以降のルールでは、
2)、3)の自宅以外に預ける場合は
購入者の許可が必要になるものの
4)は無許可でも多分セーフです。
実際に小区の中通の配達員の人に
現状を聞いてみると
「別に私は3月1日以降も、それほど影響受けない。今まで通り自宅まで運ぶ」
とのこと。
彼の場合、大量に届いた荷物を
46ある棟ごとに分類します。
電子機器、家電など高級そうなものは
なくなると弁償額が大きいので
預り所に置くか電話で在宅確認して配送。
服やトイレットペーパーなど、
日用品的なものは棟ごとにまとめて
持っていき各階の自宅の前に置く。
(各棟1階のオートロックの
セキュリティカード持っています)
ロッカーは、
預けるのにお金もかかるし、
取りに行かない人も多く、
結局、配達員が取り出して、
再配送になったりするので、
彼も今は、ほとんど使わないそうです。
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