にほんブログ村 経済ブログ アジア経済・中国経済へ
にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
忍者ブログ

中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴19年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

中カツ!通信355回 走れ大根!無人・リモートワークの現状

■□■□■□■□■□■□■□■□■
中国で勝つための、
ちょっと活力を得られる情報をお届け! 
メルマガ無料登録URL
http://eepurl.com/c7GHF
□■□■□■□■□■□■□■

こんにちは日中友好促進を目指す
こんにちは、中カツ!通信の野村です。

+++告知++++++++++++++
第4期メンバー募集中です!
中カツ!通信 中国で勝ちたい人が集まるオンラインサロン第4期へのご案内
 
今なら7/9の大物講師による勉強会録画ビデオも視聴可能!
「未来を切り拓く攻めのビジネスエリアと自分の人生の守り方」 7/9 ぶっちゃけ勉強交流会のお知らせ
未来が気になる方は是非チェック!
++++++++++++++++++
 
上記の勉強会講師からも
リモートワークについての
お話がありました。
 
コロナの時期に外出が制限され
当時は多くのホワイトカラーが
リモートワークを余儀なくされました。
 
そのためリモートワーク用の
ツールは社会人だけでなく学生にも
一気に普及しました。

中商情報網によると
2023年12月時点で中国の
リモートワークサービスを使用する
ユーザー規模は延べ5.37億人に達し、
ネットユーザーの約半分を占めます。

 

会社では企業Wechat、
学校用は钉钉(Dingtalk)など
1台のスマホやタブレットに
複数のアプリを入れた人も多いので
5億人以上というのも納得です。

 

ただ上記のグラフを見てもわかるように
2022年の12月をピークに
コロナの影響がなくなった
2023年には若干ユーザー数が
落ち頭打ちとなっております。
 
在宅勤務を含む、
オフィス以外で仕事をし
出勤をしなくてよい
リモートワークの状況も、
私の感覚としては減っております。
 
日系企業ではリモートワークを
一部残している会社がある一方で、
完全に出勤体制に戻した
中国ネット企業も少なくありません。
 
ツールのユーザー数が
それほど落ちないのは、
 
オフィス出勤していないのではなく
退勤後や休日など勤務時間外に
家にいても、旅行先であっても
仕事をするということまで
普及してしまったからかと…
 
最近ネット旅行会社の去哪儿が出した
ニュースに注目が集まりました。
 
 

去哪儿は7月15日から、

毎週の水曜日と金曜日の週2日は
従業員が申請・承認不要で
柔軟に勤務場所を選択できることを
全従業員に通知。
 
 
事前の9か月間の実験データによると、
従業員は自由に仕事場所を選べることに
肯定的であり幸福感が顕著に向上し
自発的離職率が30%減少したそうです。

通知書に挙げられている、
過去の実験期間の成功事例として、
 
  • 通勤時間を筋トレに充て8キロ痩せた。

  • 家で一生懸命働く姿を見た子供の学業成績が上がった。

 

なんていうのがありましたが
これは自分の場合だったら、
逆の事例を提供してしまいそう(笑)

 

痩せたり家族との時間を増やし
従業員の幸福度を上げる以外に
去哪儿ならではの目的もあります。
 
去哪儿は旅行会社であり、
従業員が勤務地を縛られず
多く旅行することにより
新しい問題やチャンスを見つけ、
創造力を仕事で発揮することは
自社業務とも合致しています。
 
コロナのことなんて忘れかけた
最近になって、このような決定がされ
そしてそれがニュースになること自体が
現在の中国のリモートワーク浸透状況を
物語っていると思います。
 
とはいえ、生産年齢人口の減少や、
高齢者増加に伴う家族介護の増加など、
今後の社会状況の変化を考えていくと
優秀な人材を採用するために、
 
固定された場所に出勤しなくてもよい
リモートワークが中長期的には
さらに浸透していくのだと思います。
 
それでもリモートワークが難しい

職種というのも存在しています。

 
そんな職種の一つと思われていたのが

タクシーの運転手。

物理的にある地点から
別の地点に移動するわけですから、
その場所にいないと仕事になりません。
 
ところが最近話題になってるのは
人がリモートワークするのではなく
無人のリモートによる運営
 
その名も“萝卜快跑”
 
自動運転分野で豊富な蓄積がある
ネット検索大手の百度が
Apollo自動運転技術に基づいて
開発した無人車の移動サービスです。


北京、上海、広州、深セン、
重慶、武漢、成都、長沙、
合肥、揚泉、烏鎮などの11の都市で
自動運転サービスを提供しており、
 
北京、上海、深セン、武漢の4都市では
無人運転のタクシーサービスを
運営しております。
 
ちなみに「萝卜」は
中国語では大根の意味です。
 
発音がLuoboとロボットの音訳、
特に略語の「ロボ」に近いため
覚えやすいサービス名にしています。
 
「快跑」は早く走るという意味で
あえて日本語にするなら
 
「快足大根」という
 
カイワレ大根のいとこのような
呼び名でしょうか。
 
2024年5月に発表された
百度の第1四半期決算によると、
自動運転オーダー数は
前年比25%増加で80万件を超え、
 
2024年4月19日時点で、
累計600万件以上を提供しています。
 
武漢では既に400台が投入されており
無人で人件費が不要なため低価格で
利用者からも好評です。
 
ただ最近でも、
 
「道の真ん中で停止し渋滞を起こした」

 
「赤信号を無視した歩行者との接触」
 
など不安を感じるニュースもありました。
 
日本語では縁起の下手な演者を
「大根役者」といいます。
 
由来についてはいくつかあるものの
大根はどのように食べても
お腹を壊さないので、
下手で人気がでない「当たらない」と
掛けているという説があります。
 
そういう意味では、
歩行者と「当たってしまった」
快足大根は、まだ本当の大根にむけて
稽古が必要ですね!
 
上海でも無人運転を試せるようなので
今度、サロンの友人と無人を試しに
行ってみたいと思います!

 
一次的に雇用が減る可能性があるものの
無人運転技術の進化は避けられず、
技術が成熟し安全性、効率が向上すれば
コスト削減、交通渋滞の緩和効果もあり
都市交通の主要手段として定着する
可能性が高いと予測されています。
 
現在政府もこの技術を支持しており、
政策的な支援が行われています。
 
リモートワークが増え、
出勤や仕事でタクシー移動をする人が
減ったとしても物を運ぶ需要は
増えるでしょうしね。
 
ただドライバーの方と話をするのが
好きな人にとっては無人は
寂しく感じます。
 
値段は安い方が良いですけど
有人ならではの温かみも兼ね備えた
リモートサービスがでてくるかも。
 
ベテラン運転手が無人自動車の乗客と
リモートで会話を提供するなんて
オプションサービスが
出てくるかもしれません(笑)
 
 
先日、中カツ!通信オンラインサロンでは
有楽町近くの中華料理屋で
東京オフ会を開催。
 
普段はリモートで話していて、
初めてリアルでお会いする人もいて
とても楽しかったです。
 
日本でも中国でも出張や旅行先で
有人(友人)がいるっていいですよね!
 
無人化が進んでいくであろう今こそ
有人(友人)を大事にしていくて
中カツ!通信オンラインサロンは
第4期メンバー募集中です(笑)
 
中カツ!通信 中国で勝ちたい人が集まるオンラインサロン第4期へのご案内
 
今なら7/9の大物講師による勉強会録画ビデオも視聴可能!
「未来を切り拓く攻めのビジネスエリアと自分の人生の守り方」 7/9 ぶっちゃけ勉強交流会のお知らせ
 
上海では無人自動車体験ツアーも検討中!

 
ご興味がある方は、ぜひご検討ください。
 
 今回も、最後までお読み頂きありがとうございます。

*****************

【Wechatでも配信始めました!

メールが迷惑メールに入る、
そもそも届かないという方、ぜひフォローお願いします!
第119回以降のログもご覧頂けます。

中活通信アカウント

野村個人Wechat ID

*****************
【新規メルマガ無料登録

http://eepurl.com/c7GHFL

ご登録頂くことにより、最新号を直接お届けいたします!ブログに来て頂く手間が省け、記事更新の見逃しも防げます。
中カツ!通信 - にほんブログ村 にほんブログ村 海外生活ブログ 上海情報へ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ

拍手[0回]

PR