パクリ業態?!のMINISOが5年で79カ国3500店舗年商2805億円の謎(1店舗目)
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パクリ業態?!のMINISOが5年で79カ国3500店舗年商2805億円の謎(1店舗目)
皆さん、こんにちは。
前回のOMOの話から一転、
オフラインの小売で
最近改めて注目している
企業について紹介したいと思います。
MINISO(名創優品)といえば
中国に関わっている人であれば
多くの方が既にご存知でしょう。
「あのユニクロ、無印、ダイソーを
足して4で割ったような
コピー店舗でしょ(笑)」
というような認識をされている方が
多いと思うのですが、
設立から5年目の
2018年末の時点で
・79カ国3500店舗
・年商170億元(約2805億円)
と、当初の予想を
遥かに超えた発展をしていることを
ご存知の方は多くないのでは
ないでしょうか?
2805億円というと
日本マクドナルドを上回るような
非常に大きな売上です。
その勢いは
MUMUSO、Mini good、
YOYOSOなる
MINISOのコピー店舗が
登場するほどです。
MUMUSOのHP
YOYOSOのHP
このMINISOについて
何回かに分けて
紹介していきたいと思います。
今回は昔のMINISOを
知らない方へのおさらいも
含めて紹介していきます。
MINISOは
2013年7月23日に設立された
广东赛曼投资有限公司
のブランドです。
下記のホームページ上では
「東京で設立して中国に進出」
となっておりますが
MINISOブランドについて(日本語)
当初は日本に店舗はありませんので
最初から『日本』の良いイメージを
活用するためのマーケティングでした。
日本ブランドを活用する為の
マーケティング手法は
この本社所在地日本だけにとどまらず
MINISO(名創優品)という
MUJIとダイソーを想起させる屋号や
ユニクロを想起させるロゴなど
当時の中国で日本の小売として
有名どころをミックスしたのが
うかがえます。
共同創始者として、
日本人デザイナーを前面に
だし、
(ただし、後々のインタビューで
三宅さん本人が経営等の事業には
関わっていないと回答)
中国で生産されて
当時は中国でのみ
販売していた商品に
敢えて日本語の表記をし
輸入品かのように
装っていました。
「私達は日本のブランドですよ~」
ということを信じ込ませるのに
ここまでやるのかと
当時もビックリしたものです。
商品の品揃えも
当時、中国で流行っている
他社製品と同じような物を
値段と品質を下げて
売っているという
感じでした。
日本ブランドと信じさせる為に
書いてある日本語が
間違いだらけだったり、
商品の品質がイマイチだったり、
ダイソーの人気にあやかって
「10元ショップ」
という打ち出しをしているのに
お店に入ると10元じゃない
商品の方が多かったりなど
突っ込みどころ盛り沢山でした。
うわっつらの小手先の
ブランディング?と
これでもかというほど
伴っていない中身に
「こんないい加減な店は
すぐに潰れるよ」
というのが、日本人だけでなく
消費力のある中国人層の見方でした。
ところが、お店は
ドンドン増えていき
各店舗も若い女の子を中心に
たくさんの買い物客に溢れている
という状況が続いていくのですね…
そうです。
そもそも私達は
MINISOからみたら
ターゲットではなかったのです。
彼らの初期のターゲットだと
思われる
「日本製品への憧れ(信頼)はあるが
日本へ行ったこともなければ
日本製品は高くて買えない
所得の低い若者層」
にとっては、
ユニクロ、ダイソー、MUJIの
ブランドデザインっぽい日本感の
信頼がおける店で
最近、巷で流行っていると
聞いたことがある商品らしいものが
手の届く値段で買える。
というのは十分魅力的ですし
その際にホンモノかどうかを
確かめるこだわりはないのです。
ボリュームが大きいこれらの層を
MINISOは上手に捉え
二年たたない2015年12月31日には
1000店舗出店と一気にビジネスを
成長させます。
規模が大きくなってきた今では、
数々のデザイン賞を受賞したり
テンセントグループから出資を
受けたりと、
すっかりと優良企業になってきています。
次回は、胡散臭さしかなかった
MINISOが現在はどのように
なっているのか?
今後はどう発展していくのか?
について紹介していきますね。
本日も最後まで
お読み頂きありがとうございます。
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