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中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴20年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

第158回 知らないと恥をかく?中国の新居に訪れる時の作法

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第158回 知らないと恥をかく?中国の新居に訪れる時の作法

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

大型8連休も折り返し地点、たくさんの人が出かけているようです。

私は嫁方の親戚(いとこ)の引越し祝いに3泊4日で行ってきました。

中国語では「暖房」と言うのですが引越し祝いというよりはハウスウォーミングパーティーの盛大版というイメージでしょうか。

最初に新居のお祝いと聞いた時は

「紅包(ご祝儀)だけ贈ればいいんでしょ?」

と思っていました。

ところが、比較的近くに住んでいる私達が行かないのは失礼だとの義母を巻き込んだ家族会議の結果、泊りがけで行くことになります…

湖南の実家から出稼ぎに来て10数年、念願のマイホームです。数回しか会ったことない親戚とはいえお祝いしたい気持ちはあるものの娘の幼稚園のルールで上海からでたら14日間通園禁止ですので、それなりの決心が必要でした。

いとこが新居を構えた嘉興は上海から新幹線で約30分私たちからは近い場所ですが、湖南の実家の村から車で16時間。10人も集まるのかと毎度ながら家族意識の強さに感心します。

私の仕事の関係で新居に入る儀式には間に合わず、夜はレストランで食事をするとのことで行ってみると、案の定 湖南料理でした(笑)

しかも国慶節にふさわしいような人民公社という名前のテーマレストラン



トイレの名前は解放区です(笑)

案内された小さい個室には子供と女性しかおらず知っている親戚は1人しかおりません。

「あの叔父さん達はまだ来てないんですか?」

と聞くと別の部屋だというので行ってみると4つの個室の仕切りを開けた場所で既に宴会が始まっておりました。

家内もこんなに人が来ているかつ、ほとんど知らない人ばかりとは知らず少し驚いています。

聞くところによると、30年前に龍家の村(苗字ほぼ100%龍)から嘉興に出稼ぎに来た人が成功し、同郷の人(なんらかの血縁関係あり)は、その先人を頼って次々と嘉興にでてきたため、龍家とその血縁のコミュニティが100人単位でできているとのこと。

日本人ということで珍しがって紹介されるのですが、苗字が龍のおじさん、おばさん出現率が異常に高いのと、親戚関係が

”嫁の父方のいとこの、父親のいとこの、娘の、旦那”

とか遠すぎて、日本の自分の親戚関係に当てはめてイメージすることもできず全く頭に入ってきません。

さらにほとんどの会話が、故郷の方言ですので定期的に行われる

「乾杯」

が聞えてきた時にお酒を飲む以外は、何が話されているかは表情を見ながら想像していることしかできません。

ビール、ワイン、白酒と続く怒涛の乾杯に、家の主人が酔いつぶれてしまい我々は1日目は新居を訪問することはできませんでした…

2日目は朝から5A級の観光地である南湖に連れて行ってもらいます。

整備もされていて気持ちの良い緑も広がっており散歩にはうってつけの場所です。


公園だけなら無料で散策できますし、湖の中の島に行ける船も20元と安いので、もし嘉兴にいって時間があればお薦めです。

さて、やっと新居に到着です。

新居を祝う対聯が貼られています。

真ん中の「新居大吉」

左:喜進新居千年旺

右:宅地生輝幸福長


漢字で縁起の良い言葉が並んでいるのがわかります。

家に入ってみて気づくのが植物の多さ。

不自然なほどの自然の存在感。

新居に活気を取り込むために植物、特に縁起の良い物を多く置いているのだそうです。

 大きいのの横に小さいの

大きいの横に小さいのときて

なんか変な柵みたいなものを発見。

福の気を取り入れる門か何かかと思って、尋ねてみると

「湖南の実家から刈ってきた柴」

とのこと、触ってよいのか尋ねると

「担いでもいいよ」

との返答。

風水的な気の門ではなく担いで使う道具だったようで、足にぶつけると痛いので部屋の隅に置かれていただけでした(笑)

この道具が使われるのは新居に入る儀式のとき。

占ってもらった縁起の良い時間(今回は朝7時58分)に親戚一同(今回は20人)が一人ずつ家に入っていくのですが、2つルールがあります。

1)入る際に良い言葉を唱えること(说好话)

2)手には必ず縁起の良いものを携えること、つまり手ぶらで入ってはダメ。

1)のは特別な呪文などではなく、

「恭喜発財」など新年のあいさつで使うような縁起の良い言葉を口にしながらドアの境界線を越えるそうです。

2)は空の新居(冷たい存在)に運気、活気をもたらすため縁起の良い物、暖かいものをもちいれます。

最初に持ち込まれるのは、火のついた炭、その後に例の柴、その後は油と塩、魚、など続くそうです。

残念ながら、その実際の写真はありません。なぜなら皆、両手が埋まっていて写真がとれないから…

仕方がないので話を元に再現写真で紹介します。 

まず火のついた炭が入ったナベをもって家に入ります。(火は野村が後から描いたもの)

その後に例の柴や油をもって入ります。

他には米花といわれる祝いの場で食べる赤く着色したお米

他には鏡なんかも持って入るそうです。

ではお爺さんが山で柴刈りしてきた薪はどういう意味があるかというと

财源滚滚というお金がどんどん転がり込んでくるという発音にかけて、柴(chai)を丸めた(圆)棒(棍)の縁起ものとのこと。

桃太郎の時代の柴刈りが現代まで続いている歴史の長さを感じます。

写真を撮りながら遊ぶのも束の間、夜の宴が始まります。

新居ではないものの、緑あふれる農家荘というマイナスイオン溢れるところでお酒を飲みます。

今年は国慶節が中秋節と重なったこともあり月餅は欠かせません。

料理と一緒にタバコも廻ってきます。

3日目の昼も宴会ですが、ここでも月餅がでてきます。

とにかく月餅がでてきます。月餅の消費量がなぜ増えるのか不思議だったのですが

中カツ!通信 第157号 ボッタくり?月餅それでも市場が拡大する理由とは

この3日で5個は月餅を食べて市場が拡大していることが分かりました。月餅を食べなくてもよい時までついつい頼んでしまいます。

嘉兴の旅を終えて上海に戻ってくると、娘の友達の誕生日会で、また月見酒です…

月餅は円満の象徴。

そして家族、親戚、友達との円満な関係は幸せの源です。

でも、毎日飲んで食べて円満になるのは精神的な繋がりだけでなく、顔やお腹もどんどんまんまるに膨らんでいくのが悩みどころですね…


食欲の秋は満喫したので、次はスポーツの秋を頑張らなければ!

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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第157回 ボッタくり?月餅それでも市場が拡大する理由とは

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第157回 ボッタくり?月餅それでも市場が拡大する理由とは

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

10月1日から中国は8連休!

今年は中秋節と国慶節が重なったこともあり例年よりも1日多くなっています。

この季節、中秋節の食べ物といったらなんと言っても月餅。

この伝統の食べ物ですが、今では老舗の中国食品メーカーだけでなく各種レストラン、ホテル等の各種企業、そして、スターバックス、ハーゲンダッツといった欧米企業も参入している一大市場です。

もちろんスーパーでは年中買うことができますが、この中秋節の季節にしか食べない人がほとんどです。

この時期にしかとれない旬の素材を使っているわけではなく、お互いに月餅を贈るため食べる頻度が急上昇し、それ以外の時期は

「まぁ、わざわざ食べる必要ないかなぁ…中秋節の時、何個も食べたし」

という感じになっております。

日本でいうと普段は自分で買わないけどお中元の時期には水ようかんをよく食べるのに近いイメージでしょうか?

お中元の贈り物はいろいろな種類があると思いますが、それが水ようかんで統一されているようなのが中秋節の月餅です。その市場規模があるからこそスターバックス、ハーゲンダッツといった企業までも参入してきているのです。

今年のスタバの月餅ですと3種類あり、

2段重ね8個入りのギフトセットで458元(約7099円)です。

1個あたり887円(57.25元)とかなりのお値段です。

実際にスーパーで売っている月餅は上海で有名な老舗飲食、食品メーカーの杏花楼のものでも10元程度で買えます。

立派なギフト用の包装が追加されスタバ、ハーゲンダッツというブランドが付くと5倍以上の値段で取引されるということです。

もちろん、味や中身の素材によって原価の差はあるものの、価格差がここまで開くことは説明できません。

他の食品で他社との差別化をするために、よく見かける

「〇〇産の厳選小豆100%使用」

という説明も私はみたことありません。

主に月餅の価格差要因は

・ブランド

・包装の立派さ

・ギフト全体の大きさ、重さ

・味

という順序のような感じがします。

ブランドが大事なので各高級ホテルも立派な包装の月餅をこの時期だけ売り出します。

立派な包装で小鳥のオブジェまでついているグランドハイアットの月餅

組み立て箱を外して

二段重ねの箱に6個の月餅がはいっています。

一段でも十分なスペースがあります…

ネットで調べてみると338元なので、1つあたり1000円以上です。

原材料はどうなのかと商品表示ラベルをみていると

受託生産企業:宁波思维特食品有限公司 

とあります。そもそも自社で生産したものでもないのですね。

確かに銀の紙箱をあけて、月餅を直接包んでいる袋や月餅自体にはハイアット独自のものとわかる表示はありません。

全く同じ月餅が他の包装で別の値段で売られている可能性ありますね…

ハーゲンダッツの月餅にいたっては、形が月餅なだけで中身はアイスですが贈り物用の月餅としては長年の人気です。

これらの例からブランドや包装が味よりも大事だというのがお分かりいただけると思います。

ただ月餅を持参し顧客回りをするという伝統的なスタイルではハーゲンダッツの月餅は溶けてしまうので引換券を贈り受け取った人が、交換しに行きます。

また、その他のブランドの月餅もこのように引換券で発行しているところは多いです。

それは持参、郵送するほうにとってかさばらないから楽という理由もありますが、受け取り側にとっても

「人前で大きな箱の月餅を受け取って目立ちたくない」

という理由がある職業というか業界の人は少なからずいますので…

また、この引換券で渡すのは、もう一つの効能があります。

ずばり換金がしやすい!

下の写真はあるパン屋の入り口です

収售 (買取、販売)月餅券という看板を出しているおばちゃんが座っていますがパン屋の人ではなく、ダフ屋です。

月餅の引換券を、この人達が買い取ってくれます。

今ではネット上での中古取引も盛んで、減ってはきていますが、まだ街中には健在です。

このダフ屋というのは各メーカーにとっては排除したい対象なのかと思っていたら、一部のメーカーにとっては実はありがたいグレーな繋がりがあるとのネット情報が…

例えば、このような循環ができているそうです。

1)メーカーが100元の月餅ギフト引換券を60元で卸業者に販売

2)卸業者から企業贈り物担当のAさんが80元引換券を購入します。

3)Aさんは普段からお世話になっている顧客先のBさんに贈ります。

4)月餅を食べ飽きていたBさんはダフ屋に50元で引換券を売ります。

5)メーカーはダフ屋からまとめて55元で買い上げます。

メーカー、卸業者、贈ったAさん、もらったBさん、ダフ屋のすべてが月餅を通じて得をしています。

ここで注目すべきなのは、月餅は実際には動いていないということ。

季節性の商品である月餅は生産予測が外れると売れ残ってしまうか、機会損失が発生します。

そして月餅を贈る人も、受け取る人も「食べる」のを主目的でやり取りしているわけでなく心とメンツが満たされれば実物が手に入らなくても問題ありません。

スターバックスをはじめ引換券の使用期限は決められていますので、実際に引換券の販売数と同じだけ作っていたとしても、一定の取りに来ない人がおりロスが発生します。

そう考えれば食材と過剰な包装のロスを発生させずに、皆の目的を達せいしているので地球環境にも優しいですね(笑)

月餅エコシステム

賄賂や贈り物に対しての規制が強くなってきて月餅市場も縮小傾向なのかとおもいきやファミリーマートでは去年から、KFCでも今年からオリジナルの月餅ギフト販売を開始しました。

そんなに儲かるのでしょうか?

確かに有名ブランドが販売する月餅は価格が高いため粗利が50%ととも言われていますが、ファミマやKFCでは知名度はあるものの贈り物という意味でのブランドとしては高級ホテルやスタバのような価格設定はできません。

中商产业研究院の2020年中国月餅業界の現状及びトレンド分析によると

(中文原題:2020年中国月饼行业发展现状及发展趋势分析)

2019年の月餅販売数は13.8億個、売上額196.7億元(約3049億円)と2015年から比べて50%近く伸びているとのこと。

実際に月餅を生産する企業の登録数も増えてきているとのことです。

確かに月餅を取引先へ贈る企業は減ってきているのですが、各企業で社員に福利厚生の一環として配布を続けている企業は多いです。

IT企業をはじめとした成長企業では社員向けにオリジナルの月餅を特注で作る企業も増えています。

例えばユニクロだと社員とその家族むけのメッセージが書かれた箱に

月餅と一緒に満月をイメージした形の旗艦店のイラストが描かれたライトが入っています。

そして月餅上の文字もオリジナルで

「世界第一」

という言葉も。

中秋節は中国では大事な節句の一つ。

満月は円満を意味しますのでメッセージ性のあるオリジナル月餅ギフトを配ることで社員の帰属感を上げるためのコミュニケーションになっています。

工夫を凝らした月餅ギフトは、社員がSNSで拡散することによって従業員採用にもプラスに働いているのかもしれません。

アリババ、テンセント、バイトダンスなどの注目企業が、どんな月餅ギフトを社員に配ったのか興味がある人は以下のリンクの中の写真をご覧ください。

2020中秋,十六家互联网公司月饼大比拼,猜猜谁更胜一筹?

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1678699237385452885&wfr=spider&for=pc

でも、このように高級ブランドや各社特注品という差別化がされてきた中でKFCやファミマは、どのような目的で始めたのでしょうか?

粗利率が高い、既存商品とバッティングしないなどに加えてやはりブランドとしてのコミュニケーション強化なのだと思います。

KFCは欧米のブランドというイメージがある中で、中秋節の月餅という中国色が非常に濃いイベント向けの商品をだすことで、より中国市場に根差したブランドですよというメッセージの強化なのかと。

今回第一弾の月餅のパッケージは故宮という中国文化の象徴をモチーフにしたデザインにしています。

ファミマも以前紹介したことがありますが自社商品、自社キャラクターなどブランディングに力を入れております。

皆が注目する中秋節の月餅という露出が増えるところだからこそ、あえて自社オリジナル月餅ギフトを打ち出したのではないでしょうか。

ただブランド強化と売れるかどうかは別の話で、会社近くのファミマ店舗では発売開始から1か月でまだ4つしか売れていないとのこと…

中秋節が過ぎギフト用の包装から中身だけ出されてパン コーナーで売り始められることがあれば買ってみたいと思います!

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第156回 新コロナ後も観光地は三密で大混雑

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第156回 新コロナ後も観光地は三密で大混雑

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

上海も涼しくなり、すっかり秋らしくなってきました。

食欲の秋、運動の秋、読書の秋など聞くだけでウキウキしてくるいろんな楽しみ方がありますが、多くの方は今年は、コロナにすっかりアキアキというところでしょう。

前回、HIS安達さんへインタビューした

中カツ!通信 第155号 新コロナ大打撃!旅行業界の真相をトップが語る

は、いろいろと反響を頂きました。

その中で、

「中国国内旅行は、どうなっているのか?」

という質問がありました。

ちょうど9月13、14日に上海市内の海昌海洋公園(水族館+テーマパーク)に実際に行ってきたので一例として状況を紹介したいと思います。

旅行を取り巻く中国の現状を簡単におさらいしておくと

中カツ!通信 第148号 中国のGoToキャンペーンは成功しているのか?

で、紹介したように7月16日までは中国国内であっても省(日本でいう県)を跨ぐ旅行商品の販売が規制されていました。

旅行会社のツアーやチケット、ホテルを買わずにマイカーで自由旅行に行ったとしても、移動履歴が残ってしまい戻ってきた後の生活に制限がかかります。

ご存知の通り中国では携帯で移動履歴が管理されています。

一時期は、ほぼ全てのオフィスビル、ショッピングセンターで、今でも一部のビルでは健康码(QR)を提示しないと入ることができません。

直近14日間に感染リスク”高”、”中”地域に行っていなければ緑のQRが表示されるのですが、新型コロナが猛威を振るっていた頃は省を跨いだ移動をするとQRが黄色になります。

そうなると14日間の自宅隔離が必要になるため、省を超えた出張や旅行は、ほぼ無くなっておりました。

現時点(9月20日)では、すでに国内には高、中リスク地域はないそうなので移動後に黄色に変わることも自主隔離も必要ないはずなのですが、所属する組織によってはローカルで制限をしています。

例えば娘が通う幼稚園では

上海市を一度出たら、上海に戻ってきた後の14日間は通園禁止

です。この幼稚園だけでなく上海の多くの学校で同様の措置がされており

「生徒は8月16日以降は上海を離れないように(16日までに上海に戻るように」

という通知がされました。

新学期の9月1日から逆算して14日前からは上海市でじっとしていろということですね。

現在でも、省を跨いだ子連れ旅行は14日間の通園禁止を覚悟しないと行けませんので外地からの子連れ客が多かった観光地は厳しい状況が続いていると思います。

我が家も例に漏れず今年に入って省外への旅行に行けていませんでした。


上海市内からは出られないものの、家族2人が誕生日なので「記念に残るように」と泊りがけで楽しめるスポットとして誰も行ったことがない海昌海洋公园が選ばれました。

http://sh.haichangoceanpark.com/shhcop/index.htm

水族館をイメージしていたので到着してみると想像以上の広さ。調べてみると、総建築面積では日本最大の名古屋港水族館が4.2万㎡にたいして、海昌海洋公園は20.5万㎡と約5倍!

パーク内にはジェットコースター、メリーゴーラウンドなどのアトラクションもあるので確かに2日間楽しめるだけのボリュームです。

ちなみに世界で一番大きい水族館も中国にあります。

珠海の長隆海洋王国で総建築面積は120.4万㎡とのこと。

さすが王国と名乗るだけのことはあります…

中に入ると多種多様な海洋生物がいて心が癒されます。

ペンギン、ホッキョクグマ、北極狼などもいました。

そして見どころの数々の動物ショー

シャチ、イルカ、アシカなどショーがあり、それぞれに専用のホールやスタジアムが用意されております。


シャチのショーは5000人が入るスタジアムで、前面に大きなモニター付きです。奇跡的にスタジアムカメラで映された時の様子(ハートの中が私と長女)

そしてイルカのショーホール


曲名でしか聞いたことがなかった、「イルカに乗った少年(青年)」を初めてみることもできました。

ご覧の通り、どのショーも子供連れ家族やカップルで凄い盛況で、上海市内の観光が賑わっているのを感じます。

アトラクションに入る前の並ぶスペースの手すりには

「1m以上の距離を保ちましょう」

というシールが貼ってありましたが、


(多分、一度剥がれ落ちた後に上下を逆さまに貼られた1m以上を保ちましょうシール)

90分待ちのアトラクションに並んでいても横入りされないようにか、1人分のスペースさえないほど、互いに詰め寄っています。

マスクの着用率も10%というところで、ほとんどコロナ前の観光地の状況と変わらない光景です。

初日が日曜日だったとはいえ、さすがに混みすぎだと思っていたら

実は

「上海旅行節」(上海旅行週間)

でチケットが半額だったとのこと…

我々はホテルを予約した際にチケット込みだったので、半額は享受できなかったのですが、久しぶりに観光地ならではの人混みを倍以上享受することができました。

この上海旅行節ですが、新コロナ対策として始められたものではなく毎年行われており1週間限定で上海ディズニーランドなど有名なところも含めチケットが半額になるのだそうです。

上海にお住まいの人混みが平気な方は来年以降は要チェックです!

ちなみに翌日、月曜も人は減ったものの、巨大水槽での人魚ショーは、以下の写真のような人混みです。

魚よりも人間の方が多いんではないでしょうか…

間違いなく水槽の中より外の方が密ですね。

他の方がSNSにあげている情報をみるとディズニー,外滩(バンド)など各観光地も大賑わいだったようです。

少なくとも上海の観光地の状況だけをみると新コロナ前の行動様式が変化しないまま客数が戻ってきているようです。

10日後には大型8連休の国慶節がやってきます。子連れは難しくても、各地から上海に、そして上海から各地への旅行客が増えるはずです。

文化旅行部によると昨年2019年国慶節7日間で中国国内旅行施設へ訪れた人は

延べ7.82億人(全国共接待国内游客7.82億人次)

国内旅行收入は6497.1億元と10兆円以上でした。

http://www.gov.cn/xinwen/2019-10/08/content_5436800.htm

すでに新コロナから回復をとげていると言われている中国で、この数字がどうなるのかは楽しみですね!

ちなみに人に揉みくちゃにされ、併設されているホテルにたどり着くころには、4人とも疲れ果てていたものの人魚をテーマとした部屋に入ると娘2人は大喜びで、自分たち専用のベッドに大はしゃぎです。

ホテルのはからいでベッドの上には飾り付けがされておりました。

白いのはタオルで作られた動物で、海だけにイカやクラゲかと思われるかもしれませんがゾウです。長いののうち一本は足ではなく鼻です。

誕生日なのでホテルにケーキを届けてもらうことにしており、エントランスでケーキを待っているとデリバリーのバイクが次々とやってきます。

多くの人がホテルに泊まって夕食をデリバリーで頼んでいるのです。

・ホテル周辺にレストランが少ないこと

・この時期は殆どの人が上海市内からの宿泊であること

を考慮に入れたとしても10分程度で8組がデリバリーをとりにくるというのは相当な多さです。

さすがにホテルの部屋までは届けてくれないですが、もうホテルのルームサービスって需要がどんどん減っているのだろうということが予想付きます。

小さい子連れだったら旅行先でも、地域の名店の料理をデリバリーしてもらえばいいじゃんという人も増えていそうです。

新コロナを機にデリバリーを提供するお店の幅や商品が更に豊富になったことにより、デリバリーの便利さに依存してしまう人は増えていくばかり。

このデリバリーという行動様式こそが一番、新コロナ前には戻れない現象なのかもしれませんね。

日々、頑張って家庭を支えてくれている家内と、社会を支えて頂いているドライバーさんに感謝です。

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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第155回 新コロナ大打撃!旅行業界の真相をトップが語る

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第155回 新コロナ大打撃!旅行業界の真相をトップが語る

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

中国でも通常より短い夏休みが終わり、新学期が始まりました。上海の日本人学校も中等部は9月2日から登校が始まったようです。

 

ところが今回のコロナの影響で外国人へのビザの発給条件が厳しくなったことから戻れていない学生や保護者も多く、クラスメートが激減、これを機に単身赴任になる家族も増え、春節休み前がお別れの挨拶になってしまったという子供達も増えそうです。

 

そもそも子供だけでなく、中国で仕事をしているお父さん自体が戻れていない状況が続いています。

 

上海日本商工倶楽部ではチャーター便の第二弾を9月30日に飛ばすという朗報がありましたが、すでに満席になったとのこと

 

【上海商工倶楽部HP:成田→浦東のチャーター便(第2便)の運航について

https://www.jpcic-sh.org/news/article/newsid/3108

 

このように国を跨いだ移動が大きく制限される中で大きく打撃を受けているのが旅行会社。

 

7月26日の中カツ!通信でも紹介した

中カツ!通信 第148号 中国のGoToキャンペーンは成功しているのか?

は日本同様に国内旅行を促進するもの。

 

中国に進出している日系旅行会社は、

 

・日本から中国への旅行や出張といったインバウンド

 

・中国から日本への旅行や出張といったアウトバウンド

 

と海外を絡めたビジネスがメインなので中国国内旅行促進策の恩恵を十分に享受することはできません。

 

打つ手が限られている中で普段はライバルの上海の日系旅行会社3社も、一緒に上海滞在者向けに上海内旅行を販売するという奇跡のコラボも行われました。

 

7月16日に中国国内で省を超えた旅行が許可されたとはいえ海外渡航の厚い壁は閉ざされたまま。

 

そのような状況を突破するためにどんなチャレンジをされているのか、友人でありHISの中国全土を統括する安達総経理のお話を紹介させて頂きたいと思います。

野村:改めて御社の中国の事業について簡単に教えてください。

 

安達さん:

 現在、中国に5拠点を展開しております。

日本のHISを通じた中国旅行、ビジネストリップ等の飛行機チケット、ホテル、ツアーの手配をしたり、中国のお客様が日本に行かれる時にはチケット、ホテルだけでなく様々な日本現地のツアーを案内しております。

 

HISは総じて個人向けビジネスが強いですが、近年は中国現地の日系企業むけ社員旅行や出張手配にも力を入れています。

 

旅行業以外にも日本自治体の中国におけるPR支援を行っております。例えば、グループ企業ハウステンボスのご縁で佐世保市の中国国内でのSNS運営代行などです。

 

野村:新コロナの影響と行政からの補助はどのような状況でしたか?

 

安達さん:

 新コロナの影響はとても大きいです。中国でもステイホームの期間が続きましたし、その後も7月中旬まで省を跨ぐ旅行商品の販売は許可されず少なくない旅行社が事業撤退をしました。その中には日系企業も含まれます。

 

 新コロナ発生当初は既に購入されたお客様のキャンセル処理などが忙しかったのですが、その後は従業員は週2日の出勤で我慢してもらう日々が続き全員がほぼ毎日出勤をするようになったのは8月に入ってからになります。

 

 中国だけでなくHISグループ全世界の拠点259か所と日本国内の240拠点がほぼステイホームの状態でしたし…

 

野村:そのような状況下で「がんばろう上海!!」プロジェクトについて取り組まれたのは、どういう意図があったのでしょうか?

 

安達さん:

 「がんばろう上海!!」プロジェクトは実は非営利事業なのです。

 

 上海日本領事館に後援していただき、上海在住の在留邦人を対象として上海市内の隠れた観光スポットを訪れる企画で、上海市文化和旅遊局の特別支援により、3社合同で3週連続で実施されました。営利事業では領事館に後援いただくのは難しかったと思います。

 

 我々、旅行社としても苦しい立場ではあるのですが、上海に残って自粛している日本人の中には家族に会えず、旅行にも行けずストレスを溜めてらっしゃるかたも多くおりました。

 

  互いに苦しい時こそ、旅行の力で日本人を元気にしよう!という理念があったからこそ、普段はライバルの3社が結束できたのだと思います。

 

6月中旬に広告を出してお陰様で全3回とも、たくさんのお客様にご参加頂きました。

 

 

野村:今後の旅行マーケットの回復の見込みはいかがですか?

 

 

安達さん:

 

 家族が戻ってこられない日本人駐在員の方の一人旅行、少人数旅行などはニーズが増えています。今年の国慶節は皆さん日本に帰れないので、ここ数日で国内旅行のお申し込みが増えております。

 

 ただ例年ですと海外(主に日本)行きの社員旅行の受注が増えていく季節なのですが、今年は海外に行けないので国内旅行になったり、企業業績の悪化を受けて予算削減から旅行日程が減る可能性が高いです。

 

 中国人が訪日する際のビザ発行窓口業務も行っていたのですが、日本も新コロナが収まっていない状態ですので、こちらも回復には時間がかかりそうです。


 

野村:なるほど…このような状況で、どのような打開策を取られていますか?

 

安達さん:

 1つは今後、海外との往来が復活した時のための準備の活動です。主には日本の観光地の情報発信になります。

 

Wechat、微博でそれぞれ約1万人のフォロワーがおり、「日本好き」の方が多いです。日本と中国を行き来できるようになったら「すぐに日本に行きたい!」という声もたくさん寄せられています。

 

またオフィスでもパンフレットだけでなく各地のゆるキャラや特産品を並べて、日本を感じてもらえるよう工夫しております。

 

 

他にも上海の企業様とコラボし様々な活動を行っております。

上海の有名な中国語教室 早文舎 さんとコラボで、中国国内旅行のアドバイスと旅行中必要になる中国語の授業をおこなったり

上海の高島屋さんと ちびまる子ちゃんのコラボイベントをおこなったりしています。

(顔が一番小さいのが安達さん)

 

 もう1つは旅行以外の売上を作るための取り組みでして

 

「日本商品の物販」をオフラインとオンライン

 

行っています。

 

最初はMade in Japanのものだけを販売していたのですが、今は日本に関係するものまで範囲を広げて販売しています。

 

(HISの公式Wechat内のショップへのリンクがある記事)

https://mp.weixin.qq.com/s/Q6kN6QYtZMi1eLELKMEeoA

 

オフライン(HISオフィス内)では地域の特色があるものが多いですが、

オンラインでは幅広い商品を販売しております。

 

他にも

 

野村:オンラインは予想以上にかなり幅広いですね(笑)でも御社独自の商品ではないなか売上は如何でしょうか?

 

安達さん:

 確かに全ECで一番安いという価格競争力はないのですが、2か月で訪問者が1万人、1500人以上が購入して頂けました。

 

 日本の大手企業が日本製品だけを販売しているのだから偽物はないだろうという安心感と、弊社のフォロワーからの応援のメッセージも込められた消費なのではと理解しています。

 

 物販以外にもリモート出張のサービスを全世界的に開始しました。

https://www.his-j.com/corp/contents/rentalhis/

 

出張で中国に来たくても来れないという人が続出しており日本の約1万社の会員企業様から日本の支店を通じて様々なオーダーが来ています。

 

中国では既に再開されている展示会の会場をライブ放送する企画も行ったのですが予想以上に多くの方に観て頂けました。

 

野村:物販にしろ展示会のライブ放送にしろ、旅行業本業と離れたところで次々とスピーディーに企画実行されるのは凄いですね。そのパワーはどこから来るのですか?

 

安達さん:

 前提として「中国人マーケットはチャンスしかない」という信念があります。苦境の中で自分が落ち込んでしまっていたら、会社の仲間も影響を受けてしまいます。

 

自分自身では苦境の中だからこそ

 

新しいチャレンジを

 

”面白いと思ってやるしかない”

 

”勉強と思って楽しんでやるしかない”

 

 

と決めたらアイデアはどんどん出てくるようになりました。

 

自分が言い出しっぺになってアイデアを出して、メンバーを巻き込み、スケジュール管理をしていった結果、7割近くは実行されています。

 

 

 地理的には離れている中国各拠点の間で、今回の危機を経て一枚岩になれたのでオンライン物販の素早い立ち上げと一定の成果が残せたのだと感じています。

 

 今年は上海拠点の移転10周年ということもあり、今後もいろいろな新しい企画を中国全拠点が一丸となって出していく予定です。

野村:ついつい「新コロナの影響で…」と思考と行動がストップしそうな時があるので、本当に勇気づけれらます。最後に今後の訪日旅行業は、どうなっていくのか安達さんのお考えをお聞かせ頂けますか?

 

安達さん:

 まず大前提として旅行自体は絶対になくならないと思います。

 

 多くの中国人の方が既に日本の各地に行かれていますが、旅行の目的は観光地や食べ物だけではありませんし、リピート率も高く行ったことがあるところには行かないということもありません。

 

 好きなアーティストのライブを生で見るために日本にいく中国人も増えてきていますし、逆に日本のアーティストが上海ツアーをする際にファンの方が来られるということもありました。

 

 日本のコンサートでは遠くでしか見られない憧れのアーティストが海外では相対的に会場が小さくなり、近くで見られるということで100名限定の旅行ツアーがすぐに売切れました。

 

 有名な観光地の写真を撮りに行くための旅行ではなく、貴重な体験やエンターテイメントのための旅行が中国からもどんどん増えていくと思います。

 富士山登頂ツアーとか、HISだからこそできる貴重なライブチケット付きツアーなど特色のある旅行を提供していきたいと思います。

 

 コロナ後にはたくさんの中国人が日本に行っていただき、逆にたくさんの日本人に中国にきていただきたいと思います。日本と中国の間で旅行業に携わる人間として、日中両国の相互交流、相互理解の一助になれればと思っています。

 

野村:私も、日中に関わる人間の一人として旅行をきっかけとした相互理解は是非、加速して欲しいと思います。本日は貴重なお話ありがとうございます!

 

 

【インタビュー後の感想】

 

ご覧の通り安達さんは爽やかイケメンで笑顔が絶えません。

 

この新コロナの発生から今まで、もちろんプレッシャーとストレスがないわけがありません。自分が同じ立場だったらと想像するだけ胃が痛くなってきます。

 

逆境にこそ人(企業)の真価が問われるとは古今東西いわれる言葉です。

 

 折れずに新しいことにチャレンジし続けるリーダーがいてこそ、組織のメンバーもついてくるのだと思います。

 

「旅はどこへ行くかでなく、誰と行くかが大事」

 

企業活動も旅行と同じかもしれませんね。

 

まだ新コロナの影響は続き、悲観的な予測も収束しません。

 

逆風に負けず、各自が仲間と前進していった先に辿り着いたところこそが、行きたかったところへの旅なのだと信じ、楽しむしかない!

 

頑張ろう上海!!

頑張ろう日中!!

頑張ろう世界!!

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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第154回 知らなかったではすまない!バカと暇人のものでなくなったアレとは

こんにちは。中カツ!通信の野村です。

安倍首相の辞任表明は中国でも話題に上りました。

この辞任発表インパクトが強すぎて1日前の安倍首相に関するニュースの印象が吹っ飛んでしまいました。

そのニュースとは

「安倍晋三首相は27日、レイモンド米 宇宙軍作戦部長と首相官邸で会談した。」

宇宙軍??

「わが村に隣の部族が槍を持って肉を奪いにくる」

という世界に1万年近く暮らしていた人類にとって、海や空まではギリギリ敵が目視できても宇宙やサイバーの領域となると、

どこで、何から、どのように、大切な何かを守るのか?

普通の人にはイメージがつきません。

以前に取り上げたTikTokも、アメリカの誰にとって、どのようなリスクがあるのか、しっかり説明できる人は多くないと思います。

中カツ!通信 第151号  TikTok、アリババ、小米創業者の最近の発言から思うこと

そして、このネット上での戦いは決して国同士だけではなく、中国国内でも日々、行われているのです。

日本初の商用インターネット接続サービスを始めた会社であり、互いにビジネスパートナーでもあるIIJさんの公式アカウント情報によると昨年2019年の

中国国内におけるWebサイト改ざん数は18.5万件となり、2018年(7,049件)から25倍以上の大幅増加です。

1日500件以上が発覚ってハッカーは何人いるんでしょう…

CNCERT|「2019年中国サイバーセキュリティーレポート」正式発表

(この他にも中国のセキュリティ関連で参考になる情報がたくさんなので、興味ある方は是非フォロー!)

このマスクの値上がり率にも匹敵するような増加の理由は記事本文にも書いてありますので割愛しますが、サイバーセキュリティ法に基づき取締りが強化されているのは間違いないです。

サイバーセキュリティ法については中国でビジネスをしている人は聞いたことがある人も多いと思います。

デジタル社会が拡大し、多くのお金と情報がネットでやり取りされる中で確かに関連規制の整備は超重要かつ緊急です。

そのため今回対象となるのはネット関連企業、通信企業だけに留まらず、ほぼ全業種にあてはまります。

もちろん外資企業であっても、また国外企業であっても、中国国内においてインターネットを利用して事業を行っている場合には、サイバーセキュリティ法が適用されることとなります。

その中でも最も重要と言われている「サイバーセキュリティ等級保護制度」が2019年12月から正式発効され中国各社のIT部門は大忙し。

実際、弊社グループでも等級認定を受けましたが、全79条にもおよぶ中国サイバーセキュリティ法のコンプライアンス実務を管理するのは一苦労・・・

ネット上にも日本語での情報が溢れているので万が一、まだ対応していない企業様があれば必ずチェックしておいたほうが良いです。

実際に「自社には関係ない」と思っていた知人の日系企業にも査察の電話があったとのことですので、決して他人事ではありません。

10年以上前に

「ウェブはバカと暇人のもの」

という書籍がありましたが、

今は「頭のよい、忙しいあなた」こそネットに気を付けてくださいね。

ここまで酸っぱく言うのは改ざんされたり、情報漏洩された被害者である側もサイバーセキュリティ法の罰則の対象になるからです。

もうすでに多くの方が対応されていると思うので、これ以上クドクドは書きませんが、まだの方はこっそりお問い合わせ頂ければ、分かる範囲で共有します(笑)

そして、ここからは中国で暮らしている多くの日本人の必須アイテムVPNについての情報です!

2020年7月28日に湖南省 常德津市の公安局によると

「VPNを使って、海外のアダルトサイトをみていた男性に行政処罰が下りました」

これはVPNが問題なのか?アダルトサイトが問題なのか?それとも両方とも問題なのか?気になるところです。

以前に

中カツ!通信 第149号 コロナで変わった中国ネット事情2020年上半期

でも書きましたが中国でも個人でVPNを使っている人は外人も含め少なくないのですが、ほとんどが違法です。

そして会社で使っているVPNも注意が必要です。

許可されているVPNを通じて日本の本社へアクセスしメールや社内DBを閲覧することは問題ないですが、その状態で外部のインターネットにアクセスすることは禁止です。

上記の図もIIJ上海さんから頂いたのですが、ほとんどの場合がNGです…

今までは

「赤信号、みんなで渡れば怖くない!」

といった感じで使用していたVPNや、放置していたセキュリティ管理が実際の法律に基づいて取り締まられることが増加してくるかもしれません…

新コロナで更に加速するデジタルシフト。そのスピードに合わせ私たちのセキュリティ意識もバージョンアップしていくことが大事ですね。

リモートワーク環境があるもののセキュリティ対策が不十分な方向けのサービス取り扱いも始めますので、是非お気軽にお問い合わせください!

(↓詳細はこちらの記事)

今のリモートワーク環境は安全と言えますか?

本日も最後までお読み頂きありがとうございます。

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