中国で昭和を体験!食材は徒歩3分圏内?!
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中国で昭和を体験!食材は徒歩3分圏内?!
皆さん、こんにちは。
日本の10連休には及ばないものの
中国でもGWは4連休でした。
この4連休を利用して
1年強ぶりに家内の実家に
帰って来ました。
新幹線など交通手段の発達と
道路整備のおかげで今では
12時間で着けるようになりましたが
そこは上海と同じ国とは
思えないくらい差があります。
山と川に囲まれた実家では
令和というより昭和の面影を
強く残しております。
去年2018年の3月頃にも
「農村のキャッシュレス」というテーマで
2回記事を書いたので古くからの読者は
記憶に残っているかもしれません。
中国、もう一つのキャッシュレス社会(農村のキャッシュレス)衣食住
中国、もう一つのキャッシュレス社会(農村のキャッシュレス)②「食」
労働節という休みではありますが、
今回も前回の薪割り引続き
普段とは大分違う労働をしてきました。
野生のワラビをとったり
竹の子をとったり
前回、前々回と記事に書いた
玉ねぎ2個でも無料配送!上海500万家庭が使う庶民派、食材配送サービス叮咚买菜
叮咚(dingdong)买菜の売りが
最速29分で配達だとしたら、
ここでは徒歩2.9分以内に
ほぼ食料が揃っています。
SKUが少ないのが残念ですが
選択と集中で鮮度は抜群です!
難点と言えば今回の竹の子とワラビを
採取して、加工するのに
2.9時間くらいかかりました…
採取まではテンション高いのですが
黙々と行う下処理を
毎回繰り返すと思うと
食べる量を少し減らそうかなぁと
さえ思えてきます。
改めて、すぐに調理できる状態で
配送してくれる叮咚(dingdong)买菜に
感謝の念が湧いてきます。
この辺りまでは、
去年書いた記事とほぼ同じなのですが
今回少し気づいたことがあります。
なぜか村に新築の家が増えている。
しかも門の両側にある対联(対の赤い祝いの言葉)は
今まで見たこともないような句です。
上联(右側)が感良政喜住新居
下联(左側)が托党恩楽遷福地
自己流に翻訳すると
「良い政治に感謝し、新居に住めて喜んでおります」
「党の恩のおかげで幸福の地に引っ越せました」
という???な内容ですね。
どういうことかを親戚に聞いてみると
政府の補助金を使って建てられた家だそうです。
家が無い、もしくは危険な家に住んでいる
貧困家庭が対象となるのですが
2~8万元(約32~128万円)の
新築費用補助金がでるとのことです。
補助金を受取る為には、
面積の基準内で基礎工事を終わらせ
政府の審査を受ける必要があります。
審査の印象を良くする為に
まだ未完成の家であっても
上記のような党に感謝する
対联を先に貼るというわけですね。
経済発展著しい中国ではありますが、
まだ全国には国レベルで貧困地区と
指定されているエリア(市、県、区)が
592もあります。
それらの貧困地区を支える
扶貧政策の一環として新築補助もあるのですね。
2~8万元(約32~128万円)の補助金というと
上海都市部であれば1㎡の土地が
買えるかどうかという金額です。
ただ所得や物価に大きな差があるので
8万元なんていったら、
この村では数年分の現金所得に値します。
下記の表は2019年4月時点での
中国の最低月給表です。
上海の2420元(約38720円)
湖南省の第4レベル1130元(約18080円)
を比較すると2.14倍の差があります。
しかも、上海で実際に2420元で
雇えている話を聞いたことありませんが
実家の辺りでは、この給与以下で
働いている人はたくさんいますので
実質的にはもっと差がある感じです。
日本の最低時給の差が
東京(985円)と鹿児島761円)で
1.29倍ですから、それ以上の差です。
国土も人口も日本とは
10倍以上の差がある中国。
日本の感覚で一つの国として
中国を捉えてしまうと見誤りかねません。
自分の感覚としては中国の同意語は
EUという感じで、各地の特色と
発展具合と政策があります。
マーケティングや
人材採用についても
そういう地域レベルで
考えたほうが良さそうですね。
次回は、この村から一番近い鎮(町?)で
まさに発展中の
・オンラインデリバリー(出前)サービス
・ロボットレストラン
などについて紹介したいと思います。
本日も最後まで
お読み頂きありがとうございます。
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