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中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴19年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

中カツ!通信 第278回 中国のアザーサイド、農村の年末は?

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こんにちは、中カツ!通信の野村です。

今年の中国は、今日21日が大晦日、明日22日から新年となります。

2022年12月のゼロコロナ政策の緩和により、ようやく省を跨ぐ際の手続きや規制もなくなりました。

20日の時点で、すでにリゾート地の海南島でも

3時間で300mしか進まない大渋滞

が起きているなんていうニュースもありましたし、今年の新年は3年ぶりに帰省する人や、旅行に出かける人で全国大移動が起きると予想されております。

我が家も3年ぶりに妻の実家で年越しすることにし、一足早く18日早朝5時半の高鉄(新幹線)で上海を離れました。

虹橋駅は、早朝4時半でも、このにぎわい。コロナ前の春節と比較しても切符が、なかなか買えなかったのが納得の人混みです。

上海の自宅を出発して約11時間、高鉄と親戚の車を乗りついで着いた、庭の前の景色は、以前と変わらずノスタルジーに溢れています。

今までだと、会社の休みが開始する大晦日の夜に到着することが多かったのですが、今回は3日間早めの移動。

帰省中とはいえ、打合せもありましたので、いわゆるワーケーションです。

ただ、海南島の海辺で、波音を聞きながらといったオシャレなものではありません。

コケコッコーの声で目を覚まし、放し飼いの鶏やカモの鳴き声をBGMにしての仕事。イケてる感のあるワーケーションというよりは、ワコケーションという感じです…

一方で子供たちは宿題の合間に、鶏に餌をあげたり、凧揚げをしたり、お正月の飾りつけを一緒に手伝ったり、よいスタケーションになっています。

祖母が用意してあった、「モコモコ服+袖カバー+布靴」という農村仕様に着せ替えられて過ごした時間により、冬休みの宿題「私のお正月」の内容は、他の上海の生徒と一味違うしあがりになるのではと期待しています(笑)

それにしても農村の年末は忙しい。

いつもは準備が整った大晦日の夕方に到着し、用意して頂いたご馳走を飲み食いするだけだったのが、今回3日前について、その準備がいかに大変だったかが、ようやくわかりました。

料理をする時に必要な薪は、


義父が山から切ってきた木を、乾燥させておいたものを、使いやすい大きさに割ったものを使います。

「おじいさんは山へ柴刈りに~~」というのが、昔話ではなく、リアルな生活の中に残っているのです。

お正月の席に欠かせないお肉。鶏3羽、鴨3羽、ガチョウ1羽を処理するのも4時間はかかりました。

包丁を研いで、しめて、血を抜いて、お湯につけて羽をむしって、内臓を処理してと、いくつもの工程があります、

ネットスーパーで注文したら、携帯動画を観ているうちに30分で、すぐに調理できる鶏肉が手に入るのとは事情が違います。

もちろん、しめる前には育てている時間もあります。

昨日の地鶏たちは、8カ月近く育てていたとのことで、新年に向けての準備は、夏から既に始まっているんですね。

全国各地の農村に、帰省で一気に人が増える一方で、夏から留守を守っていた鶏、鴨、ガチョウ、豚の数が一気に減るというわけです。

そして減っているに関して、全国規模の大きなニュースがありました。

国家統計局の発表があり、2022年末の

中国人口は14億1157万人と、昨年に比べて85万人減ったことが分かりました。

出生数は1000万人を切り956万人と、昨年より106万人減少しました。

(出典:21世纪经济报道のHPより)

10年前の年間1000万人(7.34%)も増えていた頃とはことなり、中国は人口が恒常的に減っていくステージに入ります。

更に、国連の推計によると、今年中にインドが中国の総人口を抜きます。

この人口減少、農村にとっては

「もう一つの人口減少」

に、直面しています。

それは農村から

「総人口だけでなく、特に若者の人口が減少している」

ということ。

1978年には17.9%だった都市化率は、2022年時点で(常住人口)都市化率63.9%まで上がりました。

(出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構のHP)

社会の工業化に伴い、働き手として若者が都市に移住するのは、どこの国でも起きてきたことです。

村の唯一の公道で開かれる市も、大晦日1日前だというのに、5年前と比べて3分の1程度の出店数。コロナ感染を恐れて、出店者が減っているというのも聞きましたが、それにしても寂しさを感じてしまいます。

また年越しに必要な、お餅などの食材はともかく、飾りつけは若者からすると微妙そうなものが多いです。

偉人画は家に貼る必要があったとしても、Angela babyや范冰冰、どこかの可愛い赤ちゃんのポスターを、どのような層が、新年に家に貼るのかは想像がつきません(笑)


妻の実家の周りにも空き家が増えています。

若者が、車で20分程度の街で仕事をし、結婚する時に新居を構え、家族で引っ越してしまい、農村の実家は、そのままにするという事例が多いのです。

2軒隣りの家の庭には、収穫時期を過ぎた白菜が放置されたまま…

農村の利便性も、どんどん向上しております。

農村でも、ECで注文すれば数日で欲しいものが届きますし、美団優選のサービスを使えば、翌日には生鮮品、冷凍品、日用品が受け取れます。

民間企業による利便性の提供だけでなく、政府からも新農村建設プロジェクトという名目で、暗かった庭の前に、太陽光の街灯が設置されたりと、農村での生活の品質も上がってきております。

ちょうど一年半前に街に引っ越しした親戚に聞きました。

「なんで農村を離れてしまうの?」

その答えは予想通り現実的でした。

「街の方が仕事をするにも、生活をするにも便利だし、娯楽の種類からいったら比べものにならないからね…」

「年越しの時こそ、親戚も農村に戻ってきて活気もあるし、伝統的な雰囲気も楽しめるけど、普段は閑散としていて寂しいもんだよ…」

「若い人で、農村で暮らしたいという人は多くないと思うよ…」

その言葉には、普段は大都会の上海で暮らし、正月や家族のイベントの時に、数日しか戻ってこない私達では語れない重みがあります。

都市以上に高齢化が進む農村。

5年後、10年後と、この傾向が続いた時、地鶏や白菜を、地元で育てて、若者の帰りを待ってくれている人が、どれくらいいるのでしょうか?

まだまだ、思考を深めたいところですが、もう飾りつけも終わり、新年の足音とともに美味しい匂いが漂ってきました。

郷に入っては、郷に従え!

農村の未来を憂うより、まずは現在の農村での一家団欒を楽しみたいと思います。

ここまで読んで頂いた、あなたに

新的一年 

财源广进!

万事顺利!

心想事成!

祝大家新年快乐!

本日も、最後までお読み頂きありがとうございます。
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中カツ!通信 第276回 行列は火葬場だけじゃない!Withコロナの実態

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明けましておめでとうございます。中カツ!通信の野村です。

今年も、あなたが新赛道などの中国事情を拿捏し各業界での天花板になれるよう踔厉奋发(chuō lì fèn fā)していきますので精神内耗した時の気分転換もふくめて中カツ!通信をご活用下さい!
黒太字の2022年の流行語の意味が「???」な人は下記をご参考ください(笑)
中カツ!通信 第275回 あなたは何個、知っている?流行語で振り返る2022年

お正月の挨拶で、日本の方からも
「大丈夫ですか?ニュースみてると上海も大変そうですね~」

というお言葉を頂きました。
ゼロコロナ政策転換後に、私も漏れなく陽性になったことは以前にも紹介させて頂きました。
中カツ!通信 第273回 ゼロコロナ解禁の実際の影響は?
中カツ!通信 第274回 ゼロコロナ解禁の個人への影響は?天に選ばれていますか?


その後はというと、味覚・嗅覚に少し違和感があるものの、その他は順調に回復しています。
お正月も妻と日本食材のスーパーのおかげで、お腹いっぱいで過ごし、コロナ陽性で唯一、よかったと思っていた、減った体重も、あっという間に戻ってしまいました(笑)

戻ってきているのは、私のお腹周りだけでなく、自社や取引先でもオフィス出勤が増え始めています。

当初の予測より少し早く、上海のゼロコロナ転換後の第一波は終わりそうです。

【12月24日のミニプログラム城市数据库画面】

【1月7日のミニプログラム城市数据库画面】

私の周りだと80‐90%が、既に感染済みで回復中という感覚です。働き盛りの相対的に健康な人が多いので、特に重病化したという話も聞いたことがなく、症状に差はあれど「集団で重い風邪にかかった」という印象です。

日本の人から
「火葬場に行列ができている、ひどい状況だっていうけど本当なの?」

とも聞かれるものの、そもそも日常生活で火葬場をみかけないし、職員の方も陽性で稼働率落ちているのかなど? よく分からず回答に困ってしまいます。
確かに中国のSNS上でも、

「北京の火葬場は24時間体制になった」
「(12月25日時点で)1月初旬にならないと順番が回ってこない」
「火葬場の順番待ちのダフ屋が捕まった」
という情報がありますので、通常時の想定を超えた数になっているのだと思います。心より、ご冥福をお祈りいたします。

昨年2022年5月のロックダウン中に書いた下記の記事が現実を帯びる中で、
中カツ!通信 第242号 半年で155万人ものコロナ死亡者を見過ごせるのか?

超過死亡数の数値から、また振り返ることもできると思いますし、現実は既に動き出しているので、残された私達は前に向かって生きていかなければなりません。

実際に、アクティブに街に戻ってきている人も増えてきています。

近くのショッピングセンターのスケート場には、元気な子供たちの声が響いており、順番待ちでした。



久々に社外訪問した、お客様の近くの商業施設のルイヴィトンの店では、入場制限で外で10数名の人が待っている光景も見かけました。

ブランドバッグは、外出する前提での買い物でしょうから、これらの人はWithコロナの中でもアクティブに活動していく予定なのでしょう。

先月は、個人間取引では400元なんて暴騰をするほど品薄だった抗原検査キットも、今では4元と正常値に値下がりし、買い占めた人が投げ売りしているなんていうニュースもありました。(抗原検査キットは、半年後くらいに、また活躍しそうな気もしますが…)
そして生活の一部だったPCR検査は、今までの無料検査場が無くなり、1月8日から有料になり必要な人のみが行うようになります。

自宅小区内の仮設無料PCR検査場も、「閉鎖」の張り紙があり、その役目を、いつの間にか、ひっそりと終えていました。


会社近くの薬屋の解熱剤の棚にも、冬が終わり、大地に芽吹いてきたようにポツポツと風邪薬が並んでいます。

おばちゃんに聞いたら、入荷はされ始めたものの、もうすでに感染し回復した人が、常備薬として

「あら、風邪薬があるなんて!とりあえず買っておきましょう」

というかんじで購入していっているそうです。

「今までは、熱が出てから薬を買っていたのが、最近では薬を買って熱が出るのを待っている」

なんていうことが、ネット上で書かれているように多くの人は、すでにコロナにかかるリスクを想定内とした行動様式に変化しております。

オンラインサロンメンバーの飲食業のかた達からも

「上海での12月の宅配売り上げは8月よりも売れた」

と感染拡大期の中食需要が増えたことや、別の業態では

「クリスマスや年末は、コロナの影響がないくらい店内飲食の売上が増えた。」

という業態によっては外食需要が戻ってきている話も聞きました。

3年間コロナは怖いという情報を浴びていたわけですから、全員が一気に180度転換してWithコロナを受けて入れているわけではなく、グラデーションがあります。

徐々にコロナとの共生に慣れていく人が増えていくのでしょう。

そもそも今までは、学生は自分の住んでいる省から外に出て、戻ってくると7日間は自宅隔離で、通学できない等の規制がありましたので移動のデメリットが大きすぎました。3年間、旅行にも行けず、自身の省や、市から出ていないという子供もたくさんいます。

移動記録の提示や陰性証明の提示が一気に必要なくなり、個人の判断でリスクを取る余地が生まれてきました。

春節までは、ほとんどの学生がリモート授業という政策は変わっていないので、親子連れで三亜のリゾート地に宿泊に行き、昼間はホテルからオンライン授業に参加し、授業が終わればビーチで遊ぶなんていう

ワーケーションならぬスタケーション(スタディ+バケーション)のような現象も、お金持ちの間では起きています。

コロナの特効薬が普及したわけでもないなかで、ゼロコロナからWithコロナになるというのは、社会として相応のリスクを伴います。

一度、陽性になって抗体ができたからといって数か月後に別の変異株に感染する可能性だって十分あります。

2023年の今年は兎年です。

イソップ寓話の「ウサギとカメ」は、最後にカメが勝つので有名な話ですよね。

ただ、今年の中国は、今までの、亀のように甲羅に守られて一歩一歩、恐る恐る様子をうかがっていた状態から、

ウサギのようにピョンピョンと走れる人から速く進んでいって、油断して感染して、半年に一回くらいは寝込む時があるという状態に変わっていく年なのかもしれません。

私、個人としては、もちろんウサギ派。
中国が因幡の白兎になることなく、Withコロナを渡り切っていけるのか?


今年も中カツ!通信で発信していきたいと思います!

新年も、最後までお読み頂きありがとうございます。

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中カツ!通信 第275回 あなたは何個、知っている?流行語で振り返る2022年

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こんにちは。中カツ!通信の野村です。

今年も、残すところ半日あまり。

2022年も中カツ!通信を、ご愛読頂きありがとうございます。週次配信なので52回を発表してきました。
 

一番読まれた記事は、4月ロックダウンが始まったばかりの下記の記事

中カツ!通信 第236号 上海ロックダウンでもロックンロール
 

一番少なかったのは、この記事でした(なんでだろう?)

中カツ!通信 第231号 北京オリンピック選手の活躍の裏で”金”を稼いだ企業とは?
 

そして一番反響が多かったのは… 文末に!
 

ということで、今年の最終号は、恒例の「咬文嚼字」発表の十大流行語で振り返りたいと思います。

あなたは何個、知っていますか?

知らなくても大丈夫!

今回、一緒に学んで、2023年の新年挨拶には使ってみましょう!

ちなみに2021年より前の流行語は、以下をご参考ください。

中カツ!通信 第220号 あなたは何個知っている?2021年中国10大流行語

それでは、早速2022年の流行語を見ていきましょう。

1、踔厉奋发(chuō lì fèn fā)、勇毅前行(yǒng yì  qián xíng)

中国共産党第二十次全国代表大会のテーマにも入った言葉。

「精神的に奮い立たせて、勇敢毅然に進む」という意味。現代社会主義国家建設において、党の指導のもとで各民族の人々が団結し、中華民族の偉大な若返りを促進するために奮闘する精神を表しています。

2、中国式现代化

習総書記が、中国共産党創立100周年記念大会の演説で、「中国式現代化」つまり中国の特色ある社会主義を堅持・発展させると宣言。
「中国式現代化」は中国共産党が主導する社会主義的近代化であり、中国の特色と中国の現実に即した近代化であり、中華民族の偉大なる復興に向けた道であるとしています。
確かに14億人という巨大な人口を抱える大国の現代化は、直接、参考にできる過去例はないため、共同富裕も含めて中国の実情に合わせた舵取りが求められます。
3、新赛道
”赛道”の元々の意味は、競争のトラックのこと。経済分野における「新赛道」といえば、新しい技術や、新しい産業等の競争分野を指します。
第二十次全国代表大会の報告では、「新分野と新領域を開拓し、発展のために新しい優位性を絶えず形成する」と指摘しました。
メタバース、Web3など、来年は、どんな「新赛道」に更なる注目が集まるのでしょうか?

4、大白

白い防護服を着て「コロナ戦線」の最前線に立つ医療スタッフやボランティアのこと。コロナ管理対策の実施者として、医療施設の中だけでなく、居住区内でもPCR検査のサポート、荷物の運搬等、多方面において生活を支えてくれました。

上海ロックダウン時は、彼らの存在なしに生活を維持することは不可能でした。

ただ昨今のゼロコロナ政策の転換により、街中で見かける機会は減少してきています。

「大白」の皆様には、心から感謝するとともに、もう流行語になるような事態が起きないことを願います。

5、烟火气

古文に由来し、その原義は「食べ物を、調理するときの匂い」を指します。2022年の大学入試の作文問題の一節に、「煙火気」は、国の温もりや平和、国民の生活の象徴であり、党や政府が守るべき大事なモノとされて注目を集めました。

個人的には、日本の神話にある仁徳天皇の「夕方だというのに、国中に、かまどの煙が立っていない。民はみな貧しいのであろう。これから三年の間は、人民の税と使役をすべて免除して、国を富ませなくてはなるまい」という「民のかまど」の話を思い出しました。

6、天花板

天井の意味。物理的な天井という意味から、「最高点、上限、トップの人」の比喩として使われるようになった。

「颜值高的天花板」といえば、「イケてる顔の最高値」、

「メッシはサッカー選手の天花板(天井)だ」

みたいな使い方をします。

7、拿捏

 上手くとらえていること、掌握していること。対象は人であったり、タイミングであったり、物事であったり広く使える。

日本語で言うと「バッチリ」みたいなイメージ?

8、雪糕刺客

アイスの刺客。

中カツ!通信でも取り上げましたね!

中カツ!通信 第250号 要注意!紛れ込む、冷たい〇〇の刺客

値段表示がされていなくレジに持っていったら想像以上に高かったけど、戻すのも恥ずかしいので渋々、買うことになったというようなことから、この言葉が流行りました。

この後、各種売場で値段表示が、きちんとされるようになり、現在、刺客にやられることは少なくなってきています。

9、精神内耗

精神的摩耗。この激動の時代、生きていくのは楽ではありません。時には精神がすり減ってしまうこともあります。

そんな中、

「回村三天,二舅治好了我的精神内耗」(村に3日帰省したら、叔父が私の精神的摩耗を癒してくれた)という動画がバズりました。

様々な、不運にあいながらも、素朴に前向きに生き続けていく叔父さんの姿が、精神すり減り気味の多くの若者の癒しになりました。

10、沉浸式

沈み浸かるという文字通り没入している状態のこと。
「沉浸式読書」といえば、「勉強に没頭している」ということ。
ヘッドマウントディスプレイなどのVR設備を使って、視覚的、聴覚的にのめり込んでいる状態を指す時などにも使われます。
さて、10個みてきましたが、皆さんの周りでは、流行っていた言葉は、ありましたか?
私は、毎年、流行語の記事を書きながら、流行と関係ない生活を送っていることに気づかされます(笑)
今回、流行語の発表の補足として、流行ったのだけれど選定から漏れた3つの言葉が紹介されていました。
その3つとは
 
落選① 摆烂  
投げやりになる、やけくそになる、自暴自棄になる。躺平が「寝そべって、何もしない」なら、摆烂は更に一歩深い、あきらめの態度。
落選② 退退退

駐車場所を探していた男性が、路上で果物を売っていた、おばちゃんに場所を空けるよう注意したところ、逆に、おばちゃんから魔法のようなしぐさと掛け声で

「退退退」

と退けられた、動画がバズりました。

落選③ 冤种
元々は東北地方の方言で、自分が不当な扱いを受けたために、すねている人のこと。
これらの落選した理由は、①と③はネガティブな使われ方だから…
②そのものはネガティブな利用シーンではないものの、ネガティブな連想をさせる字のならびだから…
こういう理由も、流行語の選定基準の一つなんですね…
ちなみに国家語言資源研究センター他で組織する汉语盘点が発表した、
今年の世界を表す漢字は「戦」、言葉としては「俄乌冲突(ロシア・ウクライナ衝突)」

国内を表す漢字は「穏」、言葉としては「党的二十大(党の第二十回大会)」


皆さんの2022年は「戦」と「穏」の、どちらが近いですか?
日本の今年の漢字も「戦」が選ばれました。
自身の今年を振り返ってみると、やはり「穏」ではなく、それなりに、現実と「戦」ってきた一年だったと思います。
 
さて、冒頭で前振りしておいた2022年、一番反響が多かった中カツ!通信の記事は、
 
中カツ!通信 第237号 上海のコロナ魔封波の前に自分が封じるべきものとは?
 
でした。たしかに、今読み返しても精神内耗状態で、戦っていたことが分かります(笑)

来年も、どんな予想外のことが起きるか分かりませんが、
今年よりも良い年にするために、皆で頑張って「戦」っていきましょう!
本年も、最後までお読み頂きありがとうございます。

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中カツ!通信 第274回 ゼロコロナ解禁の個人への影響は?天に選ばれていますか?

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こんにちは。中カツ!通信の野村です。

今年も、あっという間に年末ですね。
そして、
今週は、あっという間に陽性になりました。
最初の2日は高熱と全身の痛みで、ほぼ起き上がることもできず、かなり辛い時間でした。妻に聞くと40.2度まで上がったらしく
「自分の体内にも、まだ、そんな熱さが残っていたのか…」
と、妙に感心。高熱でバリバリ働いてくれた、免疫システムのおかげで、3日目以降は熱も下がりだし、通常の風邪レベルまで回復します。
3日ぶりに、計ってみると体重が3.5キロも落ちていました。
お腹も下すなか、お湯以外は、野菜ジュース1本と、果物1切れだけのプチ断食状態だったとはいえ驚きです。
ちなみに果物は、先週の記事の流れから買っておいてもらった桃です。
中カツ!通信 第273回 ゼロコロナ解禁の実際の影響は?

早めに、食べておけば陽性から逃げられたのだろうか‥‥

私は、結局、薬を飲まずに、通常の風邪レベルまで回復できました。

ただ、世の中では、引き続き布洛芬(イブプロフェン)を手に入れられないという不満が相次いでおります。
浙江省温州市では、便乗値上げで、仕入れ値の107倍で販売した薬局に査察が入っています。
布洛芬(イブプロフェン)は、中国でも多くの会社で販売されており、
ネット上では
「どのポーズの布洛芬(イブプロフェン)が、よく効きますか?」

なんて質問がされていますが、当然、効果は同じです。ちなみに我が家のは、全身が痛そうなタイプ(笑)
日本でイブプロフェンが含まれた有名な薬というと、EVEやバファリンです。

既に東京の薬局でも、中国に送るように大量購入する人がでてきており、Wechat内でも、薬の代理購入の申し込み用紙が回っているそうです。



「日本に一時帰国中の皆さん、今回のお土産は風邪薬が、非常に喜ばれそうですよ!」

前回も、紹介した感染者の予測値ミニプログラムによると 

上海の12月23日の新規感染者数は、まだ100万人を超えているものの、1日あたりの感染者数ピークの山は越えたようです。

ただ累計数の人口比33.2%という数値は、自分の感覚に比べると、かなり少ないですね。私の周りだけみると倍は感染してる気が…



そして上海だけでなく、全国各地で同じような状況が起きていますので、

多くの人にとっての関心事は羊(Yang)から豚(zhu)に。※羊は陽(Yang)と、ブタは株(zhu)とそれぞれ同音です。

つまり今までの

「羊(コロナ陽(Yang)性)になるか、ならないか?」ではなく、

「いつ感染するか?どのような変異株(zhu)に感染するか?」

になってきています。
「陽性のみんな、あなたは何株?」という画像がネット上で広がっています。(ブタの絵文字は「株」を表す。)

上の表には11種類の株が紹介されており、
1、大食い株(症状軽症、食欲増大)
2、カミソリ株(症状重め、刃物を飲み込んでいるような痛さ)
3、幸運株(症状軽め、熱無し、軽い風邪)
など、想像がつきそうな株の他にも
11、勉強株(突然、勉強に対して興味が芽生える、理解不能だが、本当にある)
という謎の株まであげられております。
もちろん、こちらの変異株は、科学的な分類ではありません。
陽性になった人が自分のSNS上で、
「私は刀片株だった。辛いー」
というように、あくまでも自身の感想を伝えるのに使っているだけです。
科学的な分類の変異株も、BQ.1.1はケルベロス、XBBはグリフォンなんて呼ばれているそうですが、
自分がかかったのが”地獄の番犬ケルベロス”なんて強すぎる名前だと、
「もしかしたら負けてしまうかも…」
と精神的によくないので、上記のようなブタ占いくらいの軽さの方が、よいかもしれませんね。
このように陽性者が次々と増えていく中でも、いまだに陰性を守り続けている人達がいます。
多くの同僚、取引先が次々と陽性で寝込んでいく中、働き続ける彼らは、

「天选打工人」(天に選ばれし、労働者)
と敬意をこめて呼ばれています。(ただ自称で使う時は、少し自嘲気味)

また、一家で陽性になった家族の面倒をみる母親や父親等は、

「天选牧羊人」(天に選ばれし、羊(陽性者)のお世話をする人)

など呼ばれています。

私も、最初の2日に妻の看病がなければ、桃すら口にできなかっでしょうし、とても感謝しています。
また、そんな各地で苦しみ、迷える子羊たちに、食べ物、生活用品を提供し続けてくれる天选打工人の皆様にも、心より感謝です。
キリスト教では、以下のような特徴から羊を人の比喩として使われます。
・群れで動く
・臆病ストレスに弱い
・方向がわからない間違ったことに気づかない
・インフレンサーなどリーダーについていく
そして羊飼いがイエス・キリストですので、羊たちは信じてついていけば救われると。
2022年4、5月にロックダウンという囲いの中で保護されている時は、羊飼いに対してメーメー?ブーブー?いっていた上海の迷える私達が、
いざ囲いが外された2022年のクリスマスの時には、多くの人が羊になって、ブーブーいう気力もなく「メーメー クルシミマス」となっているとは思いもしませんでした。
4、5月の時に開放していたら、どうなっていたんだろうなぁ…
羊を率いるのって中々、難しいですね…
今年も、残り1週間。
悩みも、迷いも、仕事も尽きません。
今は、この爆発的な感染が約一か月で、落ち着くという予測を信じて、心安らかに過ごしたいと思います。
皆さんも、心身のご健康にお気をつけてお過ごしください!
Happy Holidays!


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こんにちは。中カツ!通信の野村です。


その日は、唐突にやってきました。

ゼロコロナ政策の下、公共交通機関、オフィス、コンビニ、道端のコーヒースタンドですらQRコードをスキャンさせられていた日々。

スキャンをしないで入ろうとした人を、ガードマンが注意、大声での口論になっている光景も珍しくありませんでした。

上海の多くの人にとってPCR検査は、毎日の歯磨きくらい当たり前のことで、綿棒は耳かきをするものというより、口に入れられるものでした。

ロックダウン後、上海在住の知合いに陽性者がでることもなく、

「陽性だったら、どうしよう?!」

なんていう緊張感もなく、結果が出る時間に、わざわざ確認もしません。

「まだ48時間中だから、今夜PCR検査受ければ間に合うわ」

と、学生時代に終電時間を確認するくらいの気持ちで、オフィスビルに入るたびに自分の定期券(緑色の健康コード)をピッと機械に読み込ませていました。たまに定期券の期限(陰性証明期限)が切れていると入れないんですけどね…


それが12月5日、12月8日と立て続けに規制が緩和され、

・上海市では公共交通機関の利用時に48時間以内のPCR陰性証明の提示不要
・市外から上海に入った5日以内は商店、レストラン立入り禁止の解除
・陽性が判明しても無症状、軽症者は自宅隔離でOK

と、劇的に変わりました。

それまでは外出範囲が決められ、門限があり、いったん怪しいと思われたら交友関係まで、根ほり葉ほり調べられていたのが、
大学生になったとたん、行く場所も、遊ぶ相手も好きにしなさい。

ただし、
「もう守ってあげられないから自己責任ね!」
と、一気に解放されてしまったかのよう。

そうなると、こんな結果になってしまうわけです。

A:「もう!
ちゃんとマスクつけてって、言ったじゃん!」
B:「いや、1回くらいは、大丈夫かなぁと思って…」
A:「どうすんのよ!親や先生にも説明しないと、絶対怒られるわ(泣)」
B:「早めに、病院行って、どうにかならないかなぁ」
A「その時点でバレバレだわ。噂好きの、おばさん達に、『あそこの子は、夜遊びしてたからね。』なんて陰口叩かれるのよ!」

なんていう会話が、上海のあちこちで起こっていたのではと妄想しています。

でも、それもつかの間。


全国各市のコロナ感染ピーク時期を予想するミニプログラムを見ていると、


12月14日時点で上海の感染ピーク率は9.5%だったのが、翌日15日には14%



17日には27%



18日21時頃には39%と急上昇中で、第一次ピーク時期の到来予測も日を追うごとに早くなってきています。


ミニプログラムのデータだけでなく、実際に私の周りでも取引先、友人、同僚まで、続々と陽性になりましたという報告が続いております。
一般の日常生活において、大人はPCRの陰性証明が不要になったものの、病院や学校で引き続きPCR検査が行われていました。

14日からは娘の小学校でも、陽性者が複数でたということで、オンライン授業に切り替わり、17日の朝には緊急のオンライン父母会議が開かれ、

19日以降は市全体で中三、高三以外の幼稚園から高校生まで、全員オンライン授業に切り替わることとなりました。


来年の春節休みは1月21日からなので、春節明けるまで通学が無くなるかも知れませんね…

上海市では今年の4、5月とロックダウンを経験しているので、オンライン授業、オンライン勤務自体は経験があります。

ただ前回は、感染者が、ほとんどいなかったのに対して、今回は感染者が多いので、

「今夜のオンライン授業は、先生が感染して体調が悪いのでお休みです」

なんていうことも続出しています。

もちろん先生だけではありません。
ステイホームのライフラインである配達のかたも陽性になります。

本日受け取ったSMSは、以下のようなメッセージ。
「あたなの荷物は、業務員が陽性になったので配達が困難なため、直近の荷物はロッカーに入れておきます。ご了承ください」



娘たちの通うチェーンのバレェ教室では、上海の生徒を集めて数百人は入る大きなホールで25日に発表会の予定でした。

その演目用の衣装や小道具も買い、半年以上にわたって専用のレッスンをしてきました。

今週も最終追い込みのレッスンがあるはずで、
「各生徒は48時間以内のPCR検査陰性証明をもって、授業に参加してください」
なんて言われてたのに教える側の先生がダウン‥.


レストランでも、オフィスでも陰性証明なしで自由に出入りできるようになったのに、サービスを提供する側が不足してしまうという現象が起きています。

もう学校や、バレェの発表会といった娘たちの陰性証明を気にする必要もなくなったので、今日は開き直って、予約を延ばし延ばしにしていた家族の記念日の写真を撮りに行ってきました。

2週間前までなら大勢の人でにぎわっていた日曜の昼間のショッピングセンターも、ほとんど人影がありません。


メルセデスベンツのAMGのイベントもスタッフしか見当たりません…


今まで、手厚く守られてた上海市民。

コロナの威力が弱まったはいえ、心配まで一緒に弱まったわけではありませんので、ショッピングセンターが、このような状況になるのも理解できます。

そしてゼロコロナ政策の緩和により、自己対策が必要になった時に、多くの人が我先に買い求めたのは風邪薬や解熱剤。

あっという間に薬局から消えました。
会社の近くの薬局に行ってみると、入った瞬間に店員さんから
「風邪薬、解熱剤は全部売り切れだよ!」
と、不機嫌そうに声をかけられます。
まだ何も聞いていないのに…

「本当ですか…」とか言いながら風邪薬コーナーをのぞいてみると、確かに、ほぼ空っぽ


かろうじて残っている箱を手に取り

「これは風邪薬じゃないんですか?」

と聞いてみると、

「それは、ノドの薬で、高熱には意味ないよ!」

と、またもや不機嫌そうな対応。

「明日とか、明後日とか直近の入荷される予定はいつですか?」

と聞いてみると

「(チェーン店の)倉庫にも在庫がないから、私だって、いつになるか分からないよ!」

とのこと。

売り切れになっているのは風邪薬、解熱剤だけではありません。


自分で検査できる抗原検査キットも品不足で、以前に買い占めた人?による通常価格より高い値段での二次流通が起きたりしています。

その他にも
「電解質水がコロナの不活性化に効果がある」


なんていうニュースが流れると、ネットやスーパーで一気に爆買いが起きます。

元気森林グループは、その流れにのって自社商品を
「特殊な時期、電解質水があなたを守ります」
というコロナを連想させる広告で展開したり

インフルエンサーに「コロナ対策グッズ」の中に、薬と一緒に自社の商品をSNSにアップする依頼をしおり


SNSで批判的にとりあげられます。

結局、コロナの発熱からは守れるかもしれませんが、SNSの炎上からは守りきれず、「特殊な時期…」の広告は取り下げることとなります。


ちなみに、日本を代表する電解質を含む飲料である、
ポカリスエットも大人気でコンビニでも、早々に売り切れでした!


薬や電解質水以外でも、この注目が集まるタイミングを商機と捉えて、宣伝を工夫する商人がでてきます。



逃过疫情(コロナから逃れる)の逃げるを”桃”の字に変えるダジャレは、家族に桃を渡す時のオヤジギャクとしても使えそうです。

また次の表の薬と、桃の比較表もコロナの治療効果はないけど、

”美味しい、楽しい、水分補給、電解質補給は薬より勝っている”

と比較軸をずらして、

なんとなく

「どうせ薬は買えないから、桃でも買っておくか」

と果物を買う時に、桃を選ぶ人が増えていそうですね(笑)

つい2週間前まで行列ができていた、家の近くのPCR検査のブースも今は閑散としています。




一方で、朝9時前から、数百人の高齢者の行列ができているのは、

ワクチンの接種場所でした。


室外とはいえ、こんなに密な行列だと、ワクチンの効果が出る前に感染してしまうのではと少し心配です…

このように急激な変化で、まだ我々も戸惑っている状態ですが、すぐに適応できるようになると思います。

下記は、不動産仲介の人がシェアしていた会話のやりとり。


お客さん:
「最近の上海の状況だと、物件見学って大丈夫ですかね?」
不動産屋:

「全く問題ありません。あなたの状況に合わせて、あなたが陽性なら、陽性の仲介者と陽性のオーナーを、もし陰性なら、陰性の仲介者と陰性のオーナーをアレンジしますよ!」
お客さん:
 「おぉーっ、そんな対応もできるんですね。スゴイなぁ」

本格的なWithコロナは始まったばかりでも、もの凄い勢いでキャッチアップ中です(笑)
どうせ変化を止めることはできません。

ならば心身の健康に気を付けつつ、楽しむくらいの気持ちで変化を受け入れ、乗りこなしていきましょう!

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