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「中カツ!通信」は中華圏歴20年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
前回は100年の歴史についてでしたが、
中カツ!通信 第197号 100周年で感じた共産党へのリスペクト
今回は1億2500万年のお話し。
中国の四川省古蔺県 原林村で発見されていた恐竜の足跡は新種の恐竜だということがわかり、中国地質大学(北京)の研究チームは
野比氏 実雷竜(Eubrontes nobitai)と命名しました。
そう! あのドラえもんののび太です!
この化石が発見されたのは一年前の2020年7月。四川省を襲った集中豪雨の後に、ひっくり返った板状の岩石の上に4つの足跡が刻まれているのが見つかり邢立達准教授らが詳しく調査した結果、肉食の恐竜エウブロンテス類の新種であることがわかり、国際的な学術誌で認められたことで今回の命名に至りました。
邢准教授は、自身のSNS(微博)で命名した理由をドラえもんの一場面の画像もつけて説明しています。。


野比氏 実雷竜(Eubrontes nobitai)と命名したのは1980年の「のび太の恐竜」、2020年の「のび太の新恐竜」が優れた恐竜映画であり、多くの子供たちを恐竜好きにしたからです。
画像の解説には「のび太と獣脚類の恐竜の足跡、夢が現実になった…」
他にもコメント欄には

邢准教授から
”たしか、のび太が「いつか、自分の名前がついた恐竜がでてきたらいいなぁ」と言っていた。恐竜は両国の友好の懸け橋であり、四川の博物館の恐竜も何度も日本で展示されて大人気だった。のび太の新恐竜にも、多くの中国の恐竜が登場しているよ”
とのコメントが。
様々な事象について意見が交わされるSNS知乎でも多くのコメントが投稿されています。
https://www.zhihu.com/question/470470078
「私も小さい頃からドラえもんが好きで、想像力をかきたてられました」
といった肯定的な反応が多くみられるものの、中には日本の漫画の人物の名前が使われたことに否定的なコメントもあります。
「発掘地の地名でなく、日本の漫画から命名するなんて現地の人の気持ちを考えたのか?自分の知り合いが発掘地の地元にいてプロジェクトにも関わっていたが、地元の人はこの「のび太」という命名についてよく思っていなかった。」
とか、
「大学の研究チームは政府の経費をもらっているはずだから、成果が出た後に日本人の名前をつけるのはふさわしくない。各種の報告会で名前の由来を発表する時に社会的に死亡するぞ」
など。
もっとふさわしい名前を提案しているものもありました(笑)
「みんな分かっているだろう。のび太の物はジャイアンの物だから、ジャイアン竜と呼ぶべきだ」
意見の多様性が有るのは当然ですし、否定派の言いたいことも理解はできます。私個人としてはドラえもんという優れたコンテンツを通じて、時代と場所を超えて繋がっていることが嬉しいです。
実は邢准教授は、研究だけでなく恐竜の知識を皆に広めようという活動に積極的でネット上でも人気者です。
抖音(TikTok)上では4.9万人のフォロワーがおり

動画サイトbilibiliでも「恐竜ハンター」というチャンネルに1.1万人のファンがいます。

邢准教授自身も別のインタビューで
「ドラえもんは好奇心、想像力に溢れた作品で、自身にとってもかけがえのない楽しい子供時代の思い出です」
と話しており、今回についてもドラえもんの作品や日本に対するリスペクトというよりも、
「もっと多くの子供に、恐竜に興味を持ってほしい」
という願いを込めて命名されたのだと思います。
世界中で多くの子供が知っている「のび太」という名前を付けたからこそ、ここまでのニュースになり、これを機に四川省古蔺県 原林村の知名度も一気に上がったはず。
そして『のび太の恐竜』の足跡を見に来る観光客も増えるかもしれません。
古代生物学者という悠久の時代を扱う仕事だからこその未来につながる命名だなぁと。
次に私が期待しているのは、新種の青みのある太っちょタヌキが見つかった時に「ドラえもん」と命名されること!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
上海の有名観光地外滩(Bund)では6月30日から7月4日まで毎晩7回のライトショーが行われています。

私は向かいのオフィス高層階に行ける機会があったので自分のスマホで下の写真を撮ってみました。
うーん、、、かなり残念な感じですね。

ただ友人から頂いた一枚目の写真があったので、自分のいたところがどれくらい綺麗だったかはイメージが付きました。やはり高層ビルは登るより観ているほうがいいのかな。
ちなみに、この時期でライトショーが行われたのは上海だけではありません。
北京、天津、上海、武漢、長沙、寧波、合肥、広州、深セン、などなど全国で行われております。

北京の長城のライトアップは幻想的!
この時期に中国の全国各地で、このようなイベントが行われた理由は以下のドローンショーを見ればわかります。

そう!2021年7月1日中国共産党 建党100周年をお祝いするイベントが中国全土で開催されているのです。
観光スポットだけでなく、近所のショッピングセンターや家具センターまで祝100年の特別照明です。

ただ家具センターの駐車場スペースで多くのおばちゃん、おじちゃんが手を取り合ってダンスをしているのは、建党100周年でなくても行われている夜の日課です。

もちろん、夜でもこれだけ溢れているのですから昼間はいたるところで、共産党100年のお祝いの言葉を見かけることができました。

首都、北京では7月1日、天安門にて盛大なイベントが行われ、その列席者の数は7万人!

東京オリンピックの会場の入場上限1万人の7倍です!

重要人物が数多く出席するイベントでマスクもしていませんし、これくらいの近い距離感で大きな発声があります。
もうコロナは終わったことを世界に示すような壮大な演出です。
そして「祝100周年は」オフラインだけでなく、オンライン上も席巻します。
SNS微博のホットトレンドでは25位までのランキング全てが関連の話題になり、私のWechatのモーメンツ上も7月1日の午前中は中国の友人たちの真っ赤な投稿で埋め尽くされておりました。
建国記念ではなく、建党記念です。
この国全体をあげたムードに中国人の全員が共産党員のような錯覚におちいりますが、実際は一体どれくらいの人数がいるんでしょうか?
人民日報の微博によると

共産党員は9500万人強と書かれていました。
2021年3月の朝日新聞の報道によると日本の自由民主党の党員が113万人ですので9500万人というのは、ものすごい数ですね!
ただ9500万人を14.1億人の人口で割ると6.7%ですから、意外と少ないなぁと感じられるかもしれません。
そもそも党員は党費を払えばすぐになれるものではなく、申請書、推薦書などきちんと準備をした後に人格などについても厳しい数年に渡る審査がある狭き門なのです。
もちろん共産党員でなくても共産党を支持している人は多くおります。
このように書いていると結局、中国とは中国共産党とイコールなのか、そうでないのか、こんがらがってきてしまいます。
ちょうど、そんな時に日中関係に詳しい方から中国の捉え方と今後の付き合い方に関するヒントとなるお話を聞きました。
「因数分解」
皆さんが中国人と聞いて、まず思い浮かべるのは誰でしょうか?
主席でしょうか?
それとも報道官でしょうか?
爆買いと言われた訪日インバウンドの恩恵を受けていた人は、買い物に来てくれていた若い女性を思い出すかもしれません。
つまり、普段接しているメディアや人によってイメージする人は変わってくるのだから、いつでも「中国人」という主語を使うのではなく、もっと場合によって分解して粒度をあげて、捉えていきましょうということ。これは私も普段から、心がけているので、すぐに理解できました。
次に関係の捉え方、付き合い方について。
もちろん日中両国間に安全保障を始め問題がないとは思いません。
ただ日中両国には安全保障以外の関係もたくさんあるのも事実です。
その方が仰ってた2つ目のキーワードが
「市場志向の交流」
日中友好というと政治家同士の握手、共同宣言などを思い浮かべてしまいがちですが、実際に中国の多くの方が日本を知る機会というのは商品やサービスの購入を通じての方が多いわけです。
上海では日本の商品と合わせて音楽、漫画、アニメなど文化ともいえるコンテンツも多く消費されておりファンも年々、増加しているのも感じます。
逆に日本側では中国の商品全般に対して
「安いけど品質はイマイチ、パクリ物が多い」
というイメージをお持ちの方が多くいると思います。
ただ、上海で暮らしていると、しっかりと作られていて理念に共感できる商品やサービスが続々と出てきています。
今後は日本の消費者でも「このブランドいいんだよなぁ」と思って使ってたら実は中国のブランドだったということが分かって、中国に対する認識が変わってくるということが増えてくるのではないでしょうか。
そして3つ目のキーワード
「好きになるでなく、リスペクト(認める)」
私には中国籍の妻との間に2人の娘がおり、娘達が将来どちらの国に行っても暖かく迎えてもらいたいと考えています。
世論調査で「好き」「嫌い」という言葉が使われるのにひきずられていたのか、どうしても「日中友好」という言葉に続けて「互いが、もっと好きになってもらいたい」という言葉を使ってしまいがちです。
ただ、先にも書いたように、他の国の人をまるごと「好き」になるって粒度も粗いしかなり困難ですよね。
ここで使っているリスペクトは、
「あの先輩、ほんとイイ人で、マジでリスペクトだわー」
という感じの尊敬の意味ではなく、相手を価値があるものだと認めて尊重する、敬意をはらう、失礼に扱わないという意味の方のRespectです。
このリスペクトという言葉が私には、しっくりきました。
今後の日中友好における自分の役割は「日中双方の国民が互いに認め敬意を持てる」点、人を増やしていくことだと改めて定義しなおしました。
ちなみに、一緒にライトショーを見ていた中国の方に共産党についてどう思っているかを聞いてみたところ以下のような答えが返ってきました。
「中国の国土は広大だ。何度も分裂をしてきた歴史がある。この数十年で食べるのも困る貧しい状態から、このような高層ビルがたちならぶまでの経済発展をとげてきたのは、間違いなく中国共産党の貢献があったからだ」
その発言と表情には確かに共産党に対するリスペクトが感じられました。
隣国の国民同士だからこそ、薄っぺらい「好き」「嫌い」といった表現で終わらせずに互いにリスペクトできるようになっていきたいですね。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
週末にとうとうワクチンを受けてきました。

4月下旬の記事でも書いたように
中カツ!通信 第187号 一緒にニャンニャン?アメとムチのワクチン大作戦
外国人向けの接種ができるという知らせがあった時に、すぐに申し込みをしていたにもかかわらず、連絡は一切なく後から確認してみたら
「もう、あの申込システムは使われてないから新しい別のシステムで申し込むように」
とのこと…
新しいシステムでは自宅か会社の住所を入力すると、その区で外国人が接種可能な病院が表示され、その病院の1つを選んで接種可能な日時から予約をするという順序になっていました。
ところが私の自宅と会社がある上海市普陀区では2つの病院が表示されるものの予約可能な日時の枠が非常に少なく、全て満員でとれません。

そんななか幼稚園や居住委員会から妻へのプレッシャーが増してきます。
毎回、上記の
「だって予約取れないんだもん」
を口実にしていたのですが、居住委員会のおばさんから
「外国人でも登記(予約の一歩手前)までしていれば予約なしでも99%大丈夫。あそこの病院のワクチン接種は、今はヒマなはずだから」
とのアドバイスがあり、そこまでいうならと思い、ある朝病院に行ってみました。

確かに人も多くなく2人しか並んでおりませんでした。

私の受付の番がきて自然にパスポートと携帯の画面を見せたのですが、
受付:「今日は外国人の日じゃないでしょ?日時予約はいつ?」
野村:「えっ?、予約しなくても打てるようになったから早く行けって居委会に言われたんですけど…」
受付:「日時予約してないのに打てるわけないでしょ」
野村:「でも居委会が99%大丈夫だから、早くいけと言うので…」
受付:「それはデマだ。そんな理由を聞いてきた外国人は一人もいないわw」
と、情弱の外国人が来たよw みたいな対応でした。
野村:「でも、普陀区は全然予約取れないじゃないですか!」(笑われた気恥ずかしさから、少し語気は強め)
受付:「毎週の木曜か金曜の夜に日時枠を少し出すから、それをチェックして」
野村:「次回の枠は多いですか?今回6月1日の30分しか枠がなかったですよ」
受付:「いや、今後も多くない。だったら長寧区で申し込めば?」
野村:「会社、自宅とも普陀区なんで選択できないですよ」
受付:「会社と自宅の住所じゃなくても、長寧区を選べばいい」
野村:「選んでいいんですか?」
受付:「没问题!」
ということでアポなしワクチン接種はあえなく撃沈したものの地区は別に関係ないという確認がとれました。
病院を出てすぐに妻に電話し居委会のおばさんに「軽々しく99%とか言うな!恥かいた」と文句をいうようにお願いをしたのは言うまでもありません。
今回はゆかりのない別の区ではあるものの、きちんと日時予約の申し込みをして病院にやってきたのです。
他の日本人からも大丈夫だという情報を得ていたものの、心の奥底では今回も
「なんで別の区から来ているんだ?デマ信じちゃダメでしょw」
と苦笑いされることに怯えながらのチャレンジです。
並んだ時間が無駄骨にならぬよう直接受付の人に聞こうとしたら、
ルールが分かっていない外国人だと思われたのでしょう中国語で聞いたのに
「あちらの列に並べ」
と英語でいわれます。

やっと自分の番が来て若い看護婦と通訳ボランティアに確認すると、

”システム日時予約がとれている時点で、問題ないとのこと”
受付の雰囲気はとても和やかで、日本のパスポートを見せて日本語の書類を記入している間も

私の中国語に台湾訛りがあるため
看護師「台湾人ですか?」
英語通訳「私も、そうかと思ったw」
などと、前回の鼻で笑われたのに比べるとかなりフレンドリーです。
その後は受付で100元のお金を支払いワクチン接種までは非常にスムースで、一部屋で7人くらいの接種者がいて次々と外国人に針が打ち込まれていきます。

次回のワクチンが同じもの打たれるように、写真を撮っておきます。

注意事項を確認され全部で2分くらいの時間で終わります。

24時間以内はお酒、お風呂がダメ。一週間以内は海鮮や辛いものなど刺激物は控えるようにとのこと。
改めて、なぜお風呂がダメなのか理由を聞いてみると、
「注射した傷口から感染する可能性があるから。傷口に触れなければ顔や頭を洗うのはOK」
とのこと。理論的には半身浴も大丈夫なんですね!
終わると下のようなステッカーを身体の目立つところに貼られます。接種した日時と経過観察終了時間が記入されております。

接種後は別スペースで30分待機。室内と室外が用意されております。この日は暑かったため殆どが室内待機。


上海の現状では感染リスクも低いので、マスクをつけない赤ちゃん帯同なんていう方もいらっしゃいました。

別に30分待たなくても帰れるんじゃないかと思っていたら、ちゃんと出口のところに警備員と白衣の方がいて、30分経過したかを先ほどのステッカーでチェックしたり(しなかったり)しています。

この白衣の方にお話を聞いてみると、
現在はこの病院で1日に1500人弱の外国人が接種しているとのこと、最初は2000人くらいだったから少し余裕がでてきているそうです。
ただ宝山区では第二回目接種を優先すべく第一回目接種は停止となり他の区もそうなるかもしれないので、受けていない外国人は早めに受けたほうがいいよとも言っておりました。
「各区でKPIがあると聞いていますけど大丈夫なんですか?」という質問には
「長寧区は、もう目標達成しているから大丈夫。固定の施設以外に移動式の接種バスを土日もだしている区もあるけど、長寧区は土日はバス休みでも大丈夫。この病院では接種した人への景品も配らないしね」
と余裕な感じでした。

百度で調べると確かに5月から移動式接種バスが運用されております。https://baike.baidu.com/item/%E7%A7%BB%E5%8A%A8%E7%96%AB%E8%8B%97%E6%8E%A5%E7%A7%8D%E8%BD%A6/56993815?fr=aladdin
このバスは最新設備が搭載されており、紫外線の消毒灯、5G通信、高性能カメラで顔認識、体温測定をしており異常があればアラームが出るようになっているとのこと。1000本のワクチンが2-8度で管理できる冷蔵庫付きのEV車であります。
白衣のお兄さんとの話に戻すと、
「でも、上海はもう感染者もでていないし安全ですよねー」
と気軽に聞いてみると
「いや、さっき接種したビルの4階に11人陽性者が入院しているよ」
と衝撃の回答が!
マスクを付け直して、どういうことか聞いてみると
「抗体陽性で隔離されている人がいる」
とのことでした。最近、一部の地域ではPCR検査だけでなく抗体検査も含めたダブル陰性証明を求められております。接種後になんらかの必要性で抗体検査を受けた人が反応がでてしまうい隔離されているようです。
「でも他の方法も加えて検査すれば隔離は必要ないんじゃない?」
「11人の国籍は?中国国内でワクチン接種した人?」
など、気になることはあるものの、相手の表情からも、なんとなくこれ以上、この話題は聞かないほうがお互いのためという雰囲気がでてきましたのでやめておきました。
最後に
「今後、半年ごとにワクチンを打ちに来るのが続くとしたらお仕事も大変ですね」
という私のことばに
「そのうち吸入式のワクチンが始まるから、そしたらワクチン接種もだいぶ楽になるよ」
というコメント。
調べてみると6月3日の2021浦江创新论坛全体大会にて中国工程院院士、軍事科学院研究员 陈薇さんから現在、吸入式のコロナワクチンを申請中という発言がありました。
注射に比べて5分の1の用量で粘膜免疫を形成できるとのことでワクチンの生産圧力も緩和されます。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1701594767410388459&wfr=spider&for=pc
日本でも北里大学で研究されていることが2020年7月24日のNHKニュースで紹介されており、注射によって血液中で抗体を作るよりも効果が高いとされております。
注射が必要無くなれば、現在日本で課題とされている接種する人の医療資格問題も緩和されそうです。接種は息を止めて数秒まてば良いだけとのことで、時間当たりの接種数も増加しワクチン接種が常態となりそうな今後にとっては大きな期待がされます。
コロナだけでなくいろんなワクチンを霧状にして混ぜて一回で何種類のワクチンを同時接種とかできたらすごく便利ですよね!
またワクチン接種が常態化するなかで詐欺も増えているそうです。
中にはワクチンを接種した後にショートメッセージで
「あなたにワクチン注射をしたナースです。あなたが初恋の人にすごく似てて、今度ちょっと会いませんか?」
というのもあるとのこと。詐欺注意を促す文章には
“好事为啥会轮到你?”(なぜ自分にラッキーなことが回ってくるのか?)
“你配不配拥有网恋?”(オンライン恋愛ってガラか?)
“自己的身材值不值得美女和你坦诚相见?”(自分の外見が美女から会いたいと言われるほどのものか?)
という現実を突きつける注射以上に痛い忠告が書かれていました。
非日常であるワクチン接種で
「注射と一緒にキューピッドの矢が刺さっちゃったかも?」
と異常な副反応で騙される恋愛免疫がない被害者が増えるのを防ぐためにも吸入式など効果的なワクチンが日常的に短時間で接種できるようになってほしいですね。
私は今のところ体調に副反応はないのですが、今回の中カツ!通信の文字数が増えたのはワクチンで精神的に高ぶっていたからかもしれません。
本日も最後まで長文にお付き合い頂きありがとうございます。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
今年の東京オリンピックは、どのような大会になるのでしょうか。
ワクチン接種が順調に進展していけば7月下旬の時には、コロナも今とは違う状況になっているとは思います。
観客が入る前提で進めて、近づいてきた時に状況が改善していなければ無観客に切り替えるでよいのではないかと思う今日この頃です。
さて、そんなモヤモヤした状況で中国上海では一足早く
「中国花界のオリンピック」といわれる花博が開かれております。
この「××界のオリンピック」って、いろいろなところで聞きますが、どういう基準なんでしょう?
・世界から参加している?
・世界各地で開催される?
・金メダルなど何か順位を決めるものがある?
・たまに(4年)しか開かれない?
今回の花博は名称は
第10回中国花卉(China Flower Expo)です。

今までのオリンピックと同じ4年に一度開催され世界の珍しい花や植物が展示されており、国内展示館では順位を決める品評会があります。ここまではオリンピック的な要素を備えていますが、開催場所は過去10回とも中国。中国国内イベントなので、今後とも開催地は中国です…
ちなみに数学オリンピックは正式名称に「オリンピック」といれるだけあり4年に一度ではない(毎年開催)点を除ければかなりオリンピック要素を備えています。今回の東京オリンピックも4年に一度から外れましたので、開催頻度は絶対要素ではないのかもしれません。
もう一つ気になっている日本各地(世界各地?)にある「××銀座」を名乗れる必要条件についてご存知の方がいたら是非、ご教示下さい!
さて今回、上海で行われた花博は規模でいうと、まさにオリンピック級!


https://flowerexpo2021.shcm.gov.cn/html/open.shtml
世界に誇る経済都市 上海のどこに、こんな広い土地を確保したのかと不思議に思われるかもしれません。
そう、今回の花博は上海は上海でも崇明島で開催されているのです。
なので屋外庭園180か所、屋内展示64か所といった大規模なイベントで、一日で回るのは、ほぼ無理な広さです。
巨大なチョウの形の世紀館は花博の北に位置しボタン形の花畑にある博覧会常設会場、復興館に向かって飛んでいるようにデザインされています。
デザインのこだわりとしては今年、結党100年を迎える中国共産党にかけて
「Blossom with the Chinese Dream(中国の夢と共に花開く)」
がテーマとして反映されているそうです。
普段は花より団子ではありますが、今年の東京オリンピックには行けそうにもないので、せめてもということで上海の花博に行ってきました!

案の定、すごい人だかりで、やはり花柄の人が多いです。

花博とはいうものの、珍しい植物もたくさんあり

日本語名では酒樽という名のついたビール腹のような木や、

昔は狩りの際の矢じりにも塗られいてた猛毒の木

50種類以上の食虫植物など、花には特に興味がない男性が観覧しても面白い植物がたくさんあります。
特にこの食虫植物は、虫だけでなく多くの人も引き寄せておりました。
ここだけ植物の周りが水のお堀りように囲まており、近寄って写真を撮ろうとするおばちゃんが次々と水の中に足を突っ込んでいきます(笑)

虫だけでなく人までも魅了する食虫植物すごいですねー
このような世界の珍しい植物だけでなく復興館では中国の多くの省がそれぞれブースを出しています。


上海は市の花である白モクレンの大きいオブジェを展示していました。

いくつかのブースをみて気づいたのが、どこの地方も盆栽と胡蝶蘭が飾られているということ。

聞いてみると、この札がついているのは花卉の品評会に出展しているもので、「盆栽」「蘭」のように各種目で全国の花卉業者が賞を取るべく自分たちの自慢の一品をだしているんですね。
どれもかなり高価なものとのことで、中には最初は公開していたものの写真をとるために枝を掴んで盆栽を壊してしまう人が出たためブースの中に入れないようにしている省もありました。

上の盆栽は、おばちゃんが座って壊したわけではありません。これで数十万元もする高価な一品とのこと…
分かりやすい親しみやすいものもあります。
リンゴの木ですが八百屋のようにうっかりと手を伸ばしてはいけません。

「リンゴは本物です。
もぎとったら罰金500元」
その分、禁止されていないところでは、お花畑の中でポーズを決める乙女がたくさんいらっしゃいました。

花博の中では食べ物まで花がテーマ。上海の市花である白モクレンと崇明島の花である水仙の形をしたアイスが売られています。

ちなみに、この光明は 上海では牛乳で有名なブランドで、今回の花博のスポンサーでもあります。
花と牛乳にどういう関係が?と思って調べてみると、光明は崇明島全体の約6分の1にあたる200キロ平方メートル近くの土地を所有しており牛乳の生産だけでなくデベロッパーとして別荘の販売なども手掛けております。
花博というより崇明島のスポンサーと言っても過言ではありません。

もちろん1社だけでスポンサードされているわけでなく、他にも多くの会社が協賛しており、夜のパレードではそれらの企業名をみることができます。


花を観賞する場所なのに夜になっても人がいるの?と思われるかもしれませんが一部の人は夜にしか見れないイベントを待っているのです。
夕暮れになると本格的な機材をもった人たちが集まってきます。

彼らが撮影しようと待ち構えているのが下の写真です。

花火?UFO?ではありません。
1500台のドローンが音楽に合わせて空中に様々な模様を描いていくショーが行われているのです。

私も初めて肉眼でドローンショーを見てみて、刻々と形と色が変わる光景は圧巻で思わず引き込まれました。

朝から晩まで、花に興味がある人も、そこまででない人も楽しめる、この上海花博の入場料は120元、2日券で180元と意外とリーズナブル。
7月2日まで開催しているそうなので、上海近くの方は家族や乙女心を持ったお友達を連れて一度行かれてみては如何でしょうか。
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SNSへの書き込みを見ているとムカムカしてくることがあります。
ヘイトスピーチです。
Wikipediaによると
ヘイトスピーチ(英: hate speech、憎悪表現)は、人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)、といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%83%81)
中国で暮らす日本人として日中の両方からヘイトスピーチまでいかなくても、偏見に触れる機会は多くあります。
「日本人って××だよね~」
「中国人って××なんでしょ?」
よく考えてみてください…
前回、紹介した国勢調査
中カツ!通信 第190号 10年ぶりの国勢調査から見えてくる中国の未來
でも書いたように中国の人口は14.1億人です。
当然、多種多様な人がいるわけで、
それを「中国人は」という主語でまとめることが如何に大雑把すぎるかと。
世界人口78億人のうち約5人に1人(18%)は中国人、その5人の中のもう1人はインド人ですから、宇宙人から見たら

「地球人って中国系とインド系で味の好みが分かれます」
なんて日本の関東と関西でダシの味の好みを分けるみたいに言われてたら違和感ありますよね?(宇宙人がでてくることに対する違和感は置いておいて…)
また問題なのが、このような偏見はネガティブなものが多いこと。
昨年、話題になった本に「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」があります。
その中で、「ネガティブ本能」という言葉がでてきます。
簡単に説明すると人はネガティブな情報ほど刺激を受けるし、より悪く受け取り、広まりやすいということです。
人類の進化の過程でリスクを避けるためにネガティブな情報をより重視する種族が生き残ってきたのは理解できます。
またニーズがあるのですからメディアがよりネガティブなものを報道する傾向になるのも同様に理解できます。
現在では技術が発達したことにより一日中、好きな時にネガティブなニュースを浴びることができ、自分自身にも悪い影響を与えます。
こういった「ネガティブ本能」で自身に過度なストレスをかけないためには情報の取捨選択、つまりネガティブなニュースに触れすぎないと同時にポジティブなニュースにも多く接するのが良いと思います。
そこで今日お薦めなのが
「天天正能量」
https://now.taobao.com/now/fp.htm
”天天”とは毎日
”正能量”とはポジティブなエネルギー
という意味で、中国内で溢れる人助け等の良い出来事を中国各地のメディアとネットの力を活用して社会に発信し、社会のポジティブなエネルギーを更に盛り上げていこうという公益プロジェクトです。
さて、どんなニュースが紹介されているのでしょうか
まずは元々、私がこの「天天正能量」を知ったきっかけとなったニュース
「小学生が犬の散歩中に26万元の現金を発見」
5月1日に上海崇明で5年生の女の子と弟が 犬を散歩させていました。犬が廃棄され長い時間を経ているだろう棚にぶつかったところ音がしたため、好奇心から2人で開けてみると中には一束、一束包まれた現金が!
母親に急いで伝えたところ、「オモチャのお札でしょ」と相手にされず、おばあちゃんにも信じてもらえず…
しかたなく、お姉ちゃんは棚を見守りながら、一つの札束を弟にもっていかせました。現金を見た母親はようやく本物だということに気づき警察に連絡します。
母親が冗談で「このお金は自分たちでもらっちゃおうか?」と娘にいったところ
「ダメよ!私たちのお金は私たちの。他人のお金は他人のものでしょ。必ず返さないと!」
と言ったとのこと。
後からオンラインサロンの弁護士の方に教えて頂いたのですが、中国では拾得したものを警察に届けて落とし主が見つかったとしても1割の御礼金をもらう権利はありません。
日本では3か月落とし主が現れないと見つけた人が所有権を取得できるものの中国では1年たって落とし主が現れなければ国の所有となります。
昔話、花咲じいさんの「ここ掘れワンワン」の現代版ともいえるこの話、見つけた犬や姉弟も、もちろん立派ですが、正直に警察に報告した親も偉いと思います。
この立派な行為に対して天天正能量からは、1万元の奨金が送られました。
そうです、ただ表彰されるだけでなく内容によって報奨金が当事者に送られるのです。
今朝みつけたものだと、
https://story.now.taobao.com/show_story.htm?spm=a21dy.158084.1074370.20.2b84685dxetaMo&id=39559
河南省のある貧しい地区の先生2人、生徒6人という小さい学校での話。
女の先生が生徒の一人が
「今日は誕生日で、私の夢は誕生日ケーキを食べることだ」
と他の生徒に話しているのを耳にします。
この女の子の家庭は、父親は車の事故で障害が残り、兄は白血病、まだ幼稚園の妹がいるという経済的に厳しい状況なのを先生は知っていました。
喜ばせてあげようと、旦那さんに頼んでケーキを買ってきてもらうのですが、別のことで悩みます。
この女生徒は勉強ができる反面、プライドが高いことも理解していたので、「憐れんでケーキをもらったと逆に傷つくのでは」と考えたのです。
そこで、
「うちの息子も誕生日だから皆で一緒にケーキを食べよう!」
と嘘をついたのです。
みなでハッピバースデーを歌い、食べたケーキにこの女生徒はとても喜んだとのこと。

この話がネットで話題になると、この女の子に寄付をしたい、毎年のケーキを買ってあげたいという申し込みがいくつも寄せられました。
おせっかいなご近所さんが女生徒に
「先生の息子の誕生日というのは嘘だった」
「ネットで募金が寄せられている」
と伝えたところ、女生徒は感動し泣きじゃくりながらも、知らない他人からも関心を寄せられていることが特別にうれしいと語ったそうです。
この女教師の思いやりと行為に対しても栄誉と5000元の奨金が送られました。

賞金は1000元から10万元までの幅があり、各メディアの編集者だけでなく清華大学の教授等の学者からなる審査員や閲覧者の投票によって決められます。
そして、このプロジェクト 既に8202万元(約14億円)もの奨金が支払われています。

でも、この奨金の原資はどこから出てきているでしょうか?
先ほどの証書の印章のマークとURLでお気づきになられましたか?
そう!
この天天正能量はアリババと各地方のメディアによるプロジェクトなのです。

たくさんの地方メディア(新聞社)が協力して各地から心温まるニュースが数万件と収録されています。

中には日本の観光地を旅行中だった中国人看護師が、癲癇の発作で倒れた日本人の女子中学生を助け、多くの人たちから感謝の声が届いたといった話もあります。
中国にも、このように多くの善い人がいます。
善い人の絶対数は日本人以上に多いはずです。
(善い人の定義は曖昧ですが、人口が10倍以上いるのでまず間違いない)
この天天正能量プロジェクトのキャッチコピー
「你怎样、世界就怎样」
「あなたがどうあるかで、世界もそうなる」
を見て、最近教えてもらった最澄の以下の言葉を思い出しました。
一燈照隅万燈照国(いっとうしょうぐうばんとうしょうこく)
一人一人の灯かりは小さい隅しか照らせないが、万人になれば国を明るくすることができる。
まずは我々、一人一人が善行を行うことによって、世界はより良くなっていくということですね。
コロナ、国際関係の悪化、油断しているとネガティブなニュースに溺れてしまいそうになる毎日。
それらの情報に過度に侵蝕されることないように、自身から積極的にポジティブなニュースに触れ、一人一人がポジティブな行動をし、それを発信していけば世界は今以上に確実に良くなっていくはず!
いっそのことメディアで放映する内容もクオータ制を導入して、一定以上のポジティブニュースを流せばいいんじゃないでしょうか?
中カツ!通信でもポジティブを意識しながら中国の今を発信していくよう頑張ってまいります!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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