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「中カツ!通信」は中華圏歴20年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。
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北京オリンピックが終わりましたね。
今まで、冬のオリンピックにそんなに興味がなかったものの、中国開催ということで、いくつかは観ちゃいました。
そんな 競技の一つが「氷壺」
日本語で言うと、日本チームが銀メダルを獲得したカーリングですね!
初めて競技を観た人は「ストーン」が氷製だと勘違いしてしまいそうですよね。ちなみにカーリングの語源は髪の毛の「カール」と同じで曲げることねじることです。
そしてメダル獲得に一喜一憂していたのは選手とファンだけではありません。
多くの企業も、自分達の予想が当たるかどうかをドキドキしながら観ていました。
中カツ!通信 第229号 帰化した美少女2人の天国と地獄。オリンピックは先進国の仲を悪化させる?
上記の谷爱凌選手のようにオリンピックでメダルをとった瞬間から、その選手の広告が一気に増えます。
もちろんオリンピック中に広告を撮っているわけでなく、オリンピック前から
「〇〇選手は金メダルをとって一気にスターになるから、今のうちに契約して、広告もとっておこう。メダル獲ったらCMバンバン流すぜ!」
と準備しているわけです。
ただ、もちろん試合が行われるまでは、何が起こるか分からないオリンピック。
広告契約をした選手が目立たなかったり、ファンを失望させるような結果になってしまえば、広告の放映自体を中止せざるえないようなリスクもあります。
2枚の金メダルと1枚の銀メダルを取得した谷爱凌選手は、元々金メダル候補として呼び声が高かったために、オリンピック前からルイヴィトン、Tiffany、中国銀行、Luckin coffee、元気森林など有名メーカーと広告契約をしておりました。

2021年のワールドカップでの金メダル獲得後の広告契約料は1社250万米ドルになるとも言われており、2021年でも数十億円の収入。
自分専用のスキーの山を何個も買えるくらいのお金が18歳の少女に入ったわけです。
そして中国は谷爱凌に中国国籍を付与したことにより2枚の金メダルと同時に多額の税金もゲットしたことになります(笑)
もちろん企業が金メダル候補にこれだけの広告料を支払うのは、それだけの金銭的な見返りが期待できるからです。
2021年秋に谷爱凌と広告契約をしたLuckin coffeeは、
店頭には等身大のパネルを設置し

紙袋、ホルダーにとどまらずストローにつけるホルダーまで作り

谷爱凌とコラボのメニューは一時期は売切れ続出でした。



オリンピックも終わり、在庫も補充されたようで試しに頼んでみると、実物はコンディションの悪いゲレンデどころか温暖化末期の流氷みたいな感じでした…

評価は好みによるものの、私は、まぁ一回飲めばよいかなぁという感想です。
このコラボ商品の売れ行きが好調だっただけでなく、Lucikin coffeeのCEOが2月15日に発表した社内文章によると昨年の同時期と比べ売上が3倍になったそうです!
もの凄い効果ですね!
ただ谷爱凌が最初の金メダルを獲得した時には、お祝いで4.8折(52%OFF)のクーポンを配ったのですが、普段から同じくらいの割引券を乱発しているLucikin coffeeなので
「金メダル獲ったのに、ケチすぎる」
と逆にSNS上でバズってしまいます(笑)
このケチでバズったのも含めて谷爱凌選手を広告に起用して得た宣伝効果や売上は非常に大きく、まさにLuckyだったと言えそうですね!
金メダルで金銭的にも売上が伸びていそうな2社目の企業は元気森林。

2021年に今回のオリンピックに出場する3人のアスリートと契約して、その3人ともが金メダルをとりました。
この3/3で金メダリストを当てたということ自体が明るみになると
「元気森林は、すごい運を持っている!」
「元気森林の飲料を買って金運にあやかろう!」
という話題がバズり、元気森林の飲料をもった写真が多くSNSに投稿されました。
0カロリーの炭酸飲料で若者に人気の元気森林。
元気だけでなく金運まで上がるなんていうジンクスが定着すれば、今後も売上が伸びていきそうです。
そして3社目は咪咕视频(Migu Video)
中国三大通信会社、中国移動の子会社であるMigu Videoは、CCTV(中央テレビ)からインターネットでの放映権を獲得し、全試合を生放送で中継することができました。
谷爱凌選手が最初の金メダルを獲得した翌日の2月9日には親会社の中国移動の株価も上昇し、同日の時価総額が1300億元も増加しました。
まさにオリンピックで金が動いているのを実感できる事例ですねー
そして、まだ分からないものの相当の金を儲けているであろう企業が冰墩墩(ビンドゥエンドウェン)グッズの製造販売権を持っている会社。

ヌイグルミなどの製造販売を手掛けているのは3社とのことで、どれだけ売れているのか楽しみですね。
ライセンスは今年9月30日までとのことですので、まだ半年以上あるもののここから先は売れ残りリスクもあるしなぁ。
2か月後くらいに不良在庫の山なんていうニュースをみかけなければいいのですが…
このように金メダルによって、お金も動いた北京オリンピックが終わり、ロシア軍ウクライナへ侵攻が始まりました。
自国選手の金メダル獲得に一喜一憂していた雰囲気も吹っ飛び、
・天然資源は通常の値段で獲得できるのか?
・株価は大丈夫か?
と憂い事ばかりになったかに見えるものの
金(ゴールド)を持っている人の中には、1900ドルまで値段が上がり喜んでいる人もいるかもしれませんね。
ただ、金だけでなく、銀、銅そして「うまい棒」までが値上がりするインフレが加速すれば社会に与える影響は甚大です。
オリンピックの5つの輪よりも密接につながっている現在の世界での争いは世界全体に影響を与えます。
英雄はスポーツの戦いでのみ出現する世の中が続きますように!
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2月20日時点で中国は9種目で勝利し金メダルを獲得、SNSでもにわかに盛上っているのを感じます。
上の雪容融(シュエロンロン)は北京パラリンピックのマスコットです。
この正月飾りの提灯をモチーフにした紅白は中国っぽくて、個人的にはジャイアントパンダがモチーフの冰墩墩より好きです。
人気は冰墩墩に大きく差を開けられていますが、3月4日からのパラリンピックに向けて、こちらもにわかに盛上ってくるかもしれませんね。
今日の中カツ!通信の話題は北京オリンピック、パラリンピックのスポンサーでもあり同じく赤白が印象的な、あのジャイアントについて

上海にお住まいの方は、というより、この記事を読まれている人で知らない人はいないであろうKFC。
中国語では肯德基と書きます。チキンだから同じ発音の肯德“鸡”の方がしっくりきますけど、もし見かけたら、それは偽物です(笑)
このKFCは、百勝中国(Yum China)が展開するブランドで、KFC以外には
・Pizza Hut(必胜客)
・Taco Bell(塔可贝尔)
といった本家ヤムブランズの中国でのフランチャイズ権を持っているだけでなく、
・小肥羊(火鍋)
・東方既白(中華ファストフード)
・黄记煌(焖鍋)
・COFFii & JOY(ドリップコーヒー)
・Lavazza(コーヒー)
を展開しています。
中国大陸での2021年12月31日時点での店舗数は11,788店
KFCだけで8,168店とマクドナルドよりも多く、
中国の飲食業としてはトップの売上です。
2月9日に発表された百勝中国の決算報告書によると、

2021年の総収入は1兆円を超えており(98.5億米ドル)で、前年から約20%増加、日本の飲食業で売上げトップのゼンショーホールディングの約2倍です。
純利益は1,100億円を超えて(9.9億米ドル)、こちらは26%増加です。
しかし、2021年第4四半期だけをみると、調整後当期純利益は93%減少とコロナが繰り返し発生した影響を受けています。
このコロナの影響がある中で2021年は開店が加速し、過去最高の1,806店(純増1,282店)を出店。
一日に約5店舗を開いていることになります。
最近では中国の各地でもオミクロン株での感染が増えてきており、上海のお隣の蘇州市でも19日13時時点で50か所の中リスク地域が指定されています。
それに伴いKFCやピザハットも出店しているショッピングセンター自体が一時閉店となったりしております。
こんな状況を踏まえても、今年2022年もKFCをメインに1,000‐1,200店舗を増加させると発表されています。
でも、そんなに多くの店を、どこで開くというのでしょう?
中国広しと言えどもKFCで既に8,168店舗もあります。
実際、上海、北京などの大都市では、そこら中にあります。
フライドチキン好きの需要が増えているとも思えません。また地方部は所得格差もあり、KFCが儲かるような立地が多くあるかも疑問です。
でも、よく思い出してみるとKFCって、もうフライドチキンの店じゃないんですよね…
入り口の写真を見てみましょう。
左上にはお粥と野菜マン。
右上は野菜マン
実は昨年、杭州の小籠包老舗の「知味观」の親会社に16億元の出資をしKFCで小籠包も売り出しております。一度食べたことありますが、味と言うよりも雰囲気が合わなかったのを覚えております…

写真左下はデリバリーやテイクアウトのステーキ冷凍食品など。
右にやっと鶏を使った北京風ラップ、小酥肉(本来は豚肉唐揚げだがKFCはチキンを使用)、鶏卵のエッグタルトが出てきます。
私が小さい頃のKFCといったらフライドチキンの強烈なイメージでしたが、今のKFCは、当時のドムドムくらいの雑多感があります。
都市部でのKFCは店頭商品だけでなくコーヒーから冷凍商品のデリバリーもしてくれる便利な存在であり、もうフライドチキンの需要に直接的に売上が左右されたりしない体制なんですね。
むしろ需要がありそうなものは積極的に取り組んでいくので、近くの店内の一番目立つところの壁面はコーヒーのアピールでした。
もう香ばしいフライドチキンの雰囲気は感じられません。

ただ最近KFCのパーティーバレルが売切れ続出になりニュースになりました。

POPMARTの人気キャラとのコラボ企画。
中カツ!通信 第219号 悪用禁止?!の盲盒商法とクリスマス
猫も杓子も盲盒(Blind Box)...
そうなるのは、やはり効果があるからなんです。
店舗によっては売切れているため、人形欲しさに、まだ売り切れていない店で買って食べてもらう代行が出たりしています。

「5日で48人分の二人用セットを食べることを頼まれている」とか

106セットを購入して1万元を超える(約19万円)伝票があったりと、子供のころの「お金持ちになったら100個買う!」を叶えたかった人がいたんでしょうね。
しかも持ち帰りじゃなくて「堂食(イートイン)」ってことは、友達100人集めて誕生パーティーだったのかもしれません(笑)
そして、中古売買サイトでは人形が600‐800元で取引されるなど過熱しすぎていき、1月12日には中国消費者協会から
「"ブラインドボックス "を使って過剰な食品摂取を誘導している。買うな!」
と名指しで批判されるという状況に。
中国でのKFCのイメージはフライドチキンの専門店より
「売れそうなものなら何でも売る」
というイメージが近い気がします。
そうなると都市部においても特定の需要があるところにピンポイントで出店していくというよりも、どこに出しても、そこそこの需要を取り込める業態に変化し続けているんですね。
しかもコロナの影響で撤退する店が出て家賃が下がったタイミングで、テイクアウト、デリバリーも強いKFCはコロナ前よりも有利な条件で出店することができます。
一店舗当たりの出店コストも2016年に比べると約半分になっているだけでなく、店舗でのの省人力化も進んでおり、実際オーダーは基本的にスマホやタッチパネルで行うように催促してきてます。

これらの成果が投資回収期間はKFCで2年、ピザハットでも2‐3年との改善であり、大量出店攻勢への自信にもつながっているのでしょう。
この投資回収期間が短くなったことにより、3級都市、4級都市でも勝負できる体制になり、KFC で昨年は160都市に新規進出したとのこと。
都市部では新店と既存店とで売上を取り合ってしまいますが、地方一号店であればそういうこともありません。
しかも、最初は
「とうとう自分たちの街にもKFCがきた!」
と、人気がでます。
また競合が多い1級都市、2級都市と違って定番メニューへの絞り込みをしてコスト効率を良くし、超级劲辣充电鸡腿堡(激辛充電チキンバーガー)など現地の好みに合わせたオリジナルメニューをだしているとのことです。
この3、4級都市向けは小镇模式(小都市モデル)として3年間で1,000店を開店していくとのこと。
妻の実家は辛い食文化なのでKFCができたら超级劲辣充电鸡腿堡(激辛充電チキンバーガー)は、どれくらいの辛さなのか、ちょっと食べてみたい。
このように様々な業態で、様々な市場で勝負を仕掛ける百勝集団。
社名のように百戦百勝となるのか?
勝ちすぎて社名を万勝と変えるほど発展するのか?
万勝となったときには、更なる業態の拡大でとんかつチェーンも始めていそうなので、その時は是非、激辛充電カツ丼を食べてみます(笑)
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは!中カツ!通信の野村です。
寒くなってきて、鍋が美味しい季節になってきました。
火鍋といっても辛いものだけでなく、豚モツと鶏の白い鍋や

最近では、すき焼きも火鍋の1つにカウントされています。
すき焼きは人気で、上海では、あのPRONTOでも出されていました。

Cafe & Barのプロントですき焼き、しかも2時間の食べ放題コースで1110元って安すぎないか…
「本当に日本の、あのPRONTOか?」
「よく見たら店名がBRONDO(ブロンド)とか、TRONTO(トロント)になっている偽物業態じゃないのか?」
と中国に長い人なら思ってしまうわけです。
第159回 偽物天国から、もう海賊版は無くなってしまったのか?
https://mailchi.mp/fba6691e07a4/21-1584675?e=[UNIQID]
以前の、この記事で紹介したように红牛を模倣したと思われる红午なんてのもありましたので(笑)

こんなこともあるので、類似品(パクリ品)対策として似たような名前も含めて取得することがあるわけです。
アリババ阿里巴巴もババの部分が父親を表す爸爸と同音であるために、他社による関連商標をとられないように
“阿里妈妈”(アリママ)
“阿里爷爷”(アリジジイ)
“阿里弟弟”(アリオトウト)
などを自社取得しています。
“阿里妈妈”(アリママ)はネット広告取引プラットフォームの名前としてアリババグループ自身で実際に使っています。
携帯でアップルを抜いたこともある、小米(Xiaomi)も
“绿米”、“藍米”、“橙米”、
“玉米”(トウモロコシ)
“小麦”、“大麦”
などの商標を保有しています。
そして、火鍋のお伴として有名な凉茶のブランド王老吉も過去から、たくさんの類似品に悩まされてきました。
王老吉のブランド名は清の時代の発明者である王吉さんが由来とされています。中国では王という苗字は一般的で、メジャーな百姓のうちの一つです。
この王老吉が昨年2021年2月に、
「代表的な苗字」+「老吉」で100個以上の商標を申請いたしました。
毛老吉
林老吉
朱老吉
などといった具合ですね。
天眼査で商標の申請数を見ると2021年が475と突出しているのがわかりますね。

ただ、これは防御的商標取得による偽物対策だけのためではありませんでした。
2021年に自社ECにて、あなたの名字で作りますというサービスを開始したのです。

今では、アリババのECでも販売が始まっており、月間で10万+個以上売れる人気商品になっています。
現在では口味(味の数)は208にもなっております。

まぁパッケージが208種類なだけで、味は1種類なんですけどね(笑)

植物飲料ランキングでも1位になっております。
自分の名字バージョンを買うだけでなく、その名字の人への贈り物としても人気のようです。
確かに有名ブランドの商品に自分の名字が入っているなんて面白いですよね。SNSの写真ばえもしますし。
評価をみていても、好意的なものが多いですね。


でも、これだけの種類を需要予測して揃えるのって大変ですよね。
各名字の人口統計はあっても、参考にしかならないですし、缶のパッケージのロットも大きいでしょうから、下手に人気のない名字をたくさん生産したら、不良在庫を抱えることになってしまいます。
自分の名字だけ安売りされているのって、あまり気分良くないので、特価セールで在庫処理というのもやりにくそうですよね…
実際に、EC店舗上でも人気の名字は欠品状態になっております。

この機会損失と不良在庫のリスクの問題を改善するために、開発されたと思われるのが新パッケージ。

缶の本体の部分に、もう一層プリントされた様なパッケージになっています。確かに写真で見ても2か所の質感が違うのが分かりますね。

これにより名字ごとに缶を含めて生産をするのではなく、ベースの缶は統一して、名字の部分のプリントだけを需給を見ながら細かく生産ロット調整ができるようになったのではないでしょうか。
ベースの商品の在庫があれば、ある名字の欠品が起こっても生産までにかかるリードタイムも短くなりそうですよね。
いいアイデアだと思うのですが、消費者の中には、この新パッケージに対して不満の声も。

「印刷の質も悪く、偽物みたいだ」
なんて、元々のパクリ商品対策から考えたら、致命的な問題まで指摘されちゃっています(笑)
まぁ商標の大量登録から含めて注目を集めるための手段で、商品名だけでなく、
あえて質が悪くみえるパッケージで偽物っぽさを演出するのも、話題作りのマーケティングの一環なのかもしれませんね(笑)
中カツ!通信は、良いことか、寂しいことか偽物が出てくる気配はないのですが名前だけは、よく「串カツ!通信」と間違えられます。
そもそも「中国」というくくりも大きすぎるかつ、私が取り上げるテーマも分散的なので、逆に王老吉のように、もっと細分化してもいいかもしれません。
(中国の)という前提で、
・日カツ!通信 活躍する日系企業を紹介する
・終カツ!通信 養老産業を紹介
・裁カツ!通信 中国で裁判に勝つための情報を紹介
・愛はカツ!通信 漢(KAN)の時代からの恋愛事情を解説
・婚カツ!通信 結婚後のカツカツの生活を紹介
等、要望があればニッチなニーズに応えるシリーズ。
普段、中国関連で気になっている、あなたが読みたい
「〇カツ!通信」
があれば是非、教えてくださいね!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは!中カツ!通信の野村です。
先週の記事で紹介した2021年の10大流行語にも含まれていた元宇宙(メタバース)
中カツ!通信 第220号 あなたは何個知っている?2021年中国10大流行語
私と同じように分かるような、分からないようなモヤモヤ感がある人も少なくないはず。
そんな私同様の初心者を対象に、来年2022年は、もっと盛り上がるであろうメタバースの話題に、ついていけるよう調べてみたことを紹介していきます!
とりあえずグーグルで「バース」で検索してみるとトップには懐かしい元・阪神のランディ・バースが出てきました。

私の周辺では、こっちの「バース」で話が盛り上がる人の方が、まだ多そうですよね(笑)
メタバースの「メタ(meta)」は超越、高次のという意味です。
「超越・高次のバース?」
たくさんのホームランを、かっ飛ばしそうですが、バースは「ユニバース(宇宙・巨大な空間)」 の略でメタと組み合わせた造語です。
このメタバースという造語はSF作家のニール・スティーヴンスンが1992年に発表した小説『スノウ・クラッシュ』に出てくる仮想空間サービスの名称でした。
その後、テクノロジーの進化によって実際にさまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称や仮想空間自体の名称として主に英語圏で用いられるようになったとのこと。
昨年、日本で大流行した「集まれどうぶつの森」、
以前、流行した「アメーバピグ」、「マトリックス」などを思い出してもらうとイメージが付きやすいと思います。
メタバースは、ざっくりと3つの要素に分けられると思います。
①仮想世界のプラットフォーム(空間自体の提供)
②仮想世界内のコンテンツ(ゲーム、イベントなど)
③仮想世界を楽しむためのハード(ゲーム機、グラス、コントローラー等)
①仮想世界のプラットフォーム
あつ森、アメーバピグ、フォートナイト、ファイナルファンタジー14など、皆が集まれる仮想空間自体です。
②仮想世界内のコンテンツ
ゲームが一番分かりやすいと思います。目的やゴールがあるものだけ伝なく、ゲームクリアという概念がなく、ずっと続くものも増えてきています。
他には、コンサートや展示会、会議、ライブコマースなどもコンテンツにあたると思います。
③仮想世界を楽しむためのハード

ゲーム機、PC、スマホの他にも更なる仮想世界への没入感を得るためにVRグラスがありますね。
マトリックスであれば、あの体全体が入っているカプセルがハードです。

さて、なんとなく阪神タイガースとは関係ないことが分かってきたところで中国の状況を見ていきましょう。
元宇宙(メタバース)が流行語になるくらいなので、政府としてもデジタル経済の重点産業としてVR、ARを挙げています。
今年2021年3月に発表された
「中华人民共和国国民经济和社会发展第十四个五年规划和2035年远景目标纲要」(国家経済社会発展 第14次5カ年計画及び2035年ビジョンの概要)
に、おいてもクラウドコンピューティングやブロックチェーンとならんで虚拟现实(VRバーチャルリアリティ)、增强现实(ARオーギュメンテッドリアリティー)が入っております。

ちなみに、このVRグラスの市場規模では、既に中国が世界トップになっております。
各ショッピングセンターにはVRゲームを体験できる店舗がいくつもあります。




IT大手各社も積極的に投資、買収をしております。
TikTokで有名なバイトダンスは今年8月にVR機器大手picoを90億元(約1620億円)で買収しました。この買収にはテンセントも名乗りを上げていたと言われています。

美股研究社の記事にあった上記の表によると(https://blog.csdn.net/weixin_43963826/article/details/120603402)
今年の第三四半期まででも、かなりの投資額が動ていることが分かります。
また百度はメタバースのプラットフォーム「希壌」を27日の開発者向けイベントで発表すると明らかにしました。
希壌(xi1rang3)は中国の文化を取り入れた仮想都市になっていて、27日のイベントも、この仮想都市のなかに最大10万人を収容して開催するということです。
https://vr.baidu.com/product/xirang

https://vr.baidu.com/product/xirang
上記のURLの中に効果を体験できるパートがあります。
現在は誰もいない寂しい空間ですが、27日当日の仮想都市は人に溢れているんでしょうね。

ページの下の方にはVRの応用シーンとして

・VR教育
・VR営業
・VR展示会
・VR実習
・VR産業パーク
が挙げられています。
それぞれについているイメージビデオを観ていると確かに平面のスマホで見るよりもリアルに近く効果がありそうです。


メタバースになると、こういったコンテンツを大人数で同時に交流しながら楽しめるようになるのは、確かに面白そうです!
メタバースという概念は昔からあったものの、ここ最近で特に注目されてきたのは様々な技術の進歩が要因です。
2010年代以降、PCやゲーム機の性能が向上し、表現できる世界感がより大規模かつ精緻になってきました。
合わせてネットの高速化やサーバー能力の強化で同時接続可能人数が増えてもスムースに体験できるようになってきました。
百度の希壌のように同時に10万人が実現できるようになってくると会社や小さい自治体のメンバー全員が入るなんてことも可能になってきます。
ハードもVRグラス、ヘッドマウントディスプレイの量産化により価格が下がり普及しやすくなったことも大事な要素です。
そのうち、今のスマホのように1人1台ヘッドマウントディスプレイを所有する時代が来るかもしれませんね。
さらに最近注目されているNFTを活用することにより、各仮想世界のプラットフォームを跨いで自身が購入したデジタルグッズを使えるようになることも予想されております。
購入したスニーカーのデジタルデータを、どこのプラットフォームでも自分のアバターにはかせられるとなると、デジタルグッズの所有にも更に火が付きそうですよね!
実は最近、上海で仮想デジタル世界?っぽいもので没入体験をしてきました。

チームラボ(TEAMLAB)の無界(ボーダレス)美術館
常に変化し続けて、自分が起こした行動によって映像や音が変わっていく様子は、現実なのか仮想なのか、よく分からなくなってくる、まさにボーダレスの不思議な感覚でした。
家族や他の来場者の反応も見ながら自然と感想を共有したりしならが、ハードが発展していったメタバースの中も、こんな感じなのかなぁと思いました。



同時に自分で作ったアバターを仮想空間に投入することもできます。

この「中カツ!福フグ」は子供たちが書いた可愛らしい絵に交ざって元気に泳いでました。

Zombie Zooみたいに高額で買ってくれる人が現れたりしないかなぁ~
きっと福はあっても、フグのような毒はないはずなので
「中カツ!福フグ」の画像データが、ほしい人は是非お声がけ下さい(笑)
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こんにちは!中カツ!通信の野村です。
12月になり街中にはクリスマスの飾りつけが出始めました。
まだ幼い娘たちも、どこから聞きつけたのか
「クリスマスはサンタさんからプレゼントをもらえる日」
という噂を、認識しはじめています。
そもそも、なんでサンタさんは子供にプレゼントを配るんですかね?
由来は諸説あるものの、代表的なのは
東ローマ帝国のニコラウス司教が、貧しさの為に身売りをしなければならなくなった三人の娘がいる家族に、真夜中に、窓から金貨を投げ入れた。
その金貨が靴下に入ったことから始まった。
と、言われていいます。
つまり子供が欲しがるオモチャをあげる筋合いはなく、むしろ、そのお金で恵まれない子達に募金をしてあげる方が由来に沿っているわけです!
と、理屈をこねてみても、可愛い娘たちにせがまれるとね…
「パパ大好き!」
なんて言われると、もうダメなわけですよ(笑)
アニメキャラのヌイグルミ、シール、人形などでなく、知育玩具、勉強用の文具だったら、もっと前向きに買ってあげられるのになぁ、なんて小さな葛藤をしています。
ところが、最近のニュースを見て
「勉強用の文具だから買って!」といわれても気を付けなければと、思い直しました。
上海市消费者権益保護委員会が発表した報告書によると、
ある小学生が24本セットのペンを20セット、2000元(約3.4万円)も買ってしまったりする例があるとのとこと。
決して、猛勉強するためにペンを大量に買い込んでおきたかったわけではありません。
そうなると、子供向けの新たな詐欺??
いいえ、そうではありません。
昨年2020年8月30日の下記の中カツ!通信の記事を覚えていらっしゃいますか?
そう!あの盲盒(blind box)商法が、子供用の文具にまで拡大しているのです。
盲盒(blind box)の主流は、手のひらに乗るような可愛らしい人形で、1000円を超える、そこそこの値段というものです。
上の記事を書いた後に、妻も流行りにのって一時期買っていました。

人形どころか、それを入れるケースも買っていました。
ちなみにLEDのライトアップ機能までついていることは、先ほど初めて知りました。

狭い家が幸いし、ケースから溢れ出し置き場所がなくなってきてからは衝動がおさまったようで安心しております。
もちろん子供にも人気です。うちの子も、たまに、まだ、ねだっているようですが、母親の興味がなくなれば、そう簡単に財布は開きません。
子供用の文具盲盒(blind box)は、この人気キャラをペンのデザインにして、どのキャラが出るかは開けてみるまで分からないという設定にしてあります。
もちろん、レアもの隠れキャラ設定もあり!

左の7点セットだと、下記のような内容で確かに1セット買ってあげることに抵抗はありません。

ただ、14種類あるから全部を揃えたいと言われたら、
「そんなに使わないでしょ!」
と突っ込みたくなるはずです

販売する方も、したたかで箱買い(13個)をすれば、隠れキャラが1つは入っていることを約束しています。 13セットも、買ってもね…

レアもの隠れキャラを引き当てたら翌日、学校に持っていって自慢するんでしょうね。
隠れキャラのペンを持っているというだけで、しばらくは人気者になれたり、人気のペンを友達と交換してあげたりといった光景が目に浮かびます。
確かに人形だと、学校に持っていって見せびらかしていると先生に没収されるリスクがありますが、文具であれば、その心配もないので学校で心置きなく見せびらかすことができます。
実は上海市消费者権益保護委員会が問題視しているのも、この点なのです。
大人のように射幸心を刺激されて、コレクション欲を満たし、SNSで自慢するだけでなく、子供の世界ではこれらのペンが社交上のステータスを示すツールとなってしまう、持つ者と、持たざる者での格差が生まれてしまうことに懸念を示しています。
ネット上の記事から上海市消费者権益保護委員会の意見を以下に抜粋します。
https://m.gmw.cn/baijia/2021-11/30/35349642.html
未成年の盲盒(blind box)をもとにした社交行為は、未成年の競争意識を刺激し、未成年の健康な成長に不利である。 盲盒(blind box)は普通のゲームではなく、盲盒(blind box)商法はクセ(中毒)になるリスクがある。
また、未成年は消費判断力に欠けており、あるメーカーが盲盒(blind box)商法により過分な利益を得ることは同業者にとっても不公平な競争環境である。
未成年への盲盒(blind box)商法は制限と規範化が必要である。
クセ(中毒)に関しては60代の男性が1年で70万元(約1240万円)というニュースもありましたので、子供だけの問題ではありませんね。
私の子供時代ですと、ビックリマンチョコのヘッドのキラキラしたシールを持っていると勉強や運動のできとは関係なく、一目おかれたのと同じですね。
また第何弾のシールを揃えたいがために重複した天使のシールを交換したりもしていました。
結局どこかに貼ることは、何枚も重複した悪魔以外にはなく、タンスや冷蔵庫に貼っても親に怒られるだけだなので別にシールでなくてもよかった気もします。
誕生日かクリスマスにビックリマンチョコを箱買いをしてもらった時は、先にシールだけ全部取り出して、お菓子の部分は湿気てしまうので冷凍庫に入れていました。あれだけ集めたシールは、どこにいったんだろう…
文具も、シャープペンシルの芯を買うと「かみつきばあちゃん」という消しゴムがもらえるというのもあり、シャープペンシルなんて、普段使わないのに買っている友人もいました(笑)
今、メルカリで見たら結構な数が出品されていました。なんで、これを持っている友達を、うらやましく思ったのだろう…

この盲盒(blind box)商法、他にどんなのがあるかECの拼多多で検索してみました。
そうすると全種類を集めたくなるというよりも、何が当たるかわからない福袋のようなコンセプトの商品が多く見つかりました。

一つ当たりの値段は3.7元(約60円)で、量を多く買うと割引がされるというものです。写真にはモバイル充電器、卓上扇風機、ヘッドフォンなど最低500円くらいはしそうなものが並んでいます。確かにお得!
他にも時計の福袋は300種類の中から何かが当たるらしいです。子供用のものは6.8元と100円ちょっとですが、ちゃんと動くのかなぁ…

そして、もう福袋というより、ゴミ袋みたいなものもありました(笑)

とりあえず、この200円ちょっとで、15個の何か(90%の確率で電気製品が含まれる)が当たるのを2セット買ってみました。

さて、30個のどんなものが来るのか、楽しみでしかたありません(笑)
一体、何が届いたのかは、いつかの中カツ!通信で報告したいと思います。
また、上海市消费者権益保護委員会が指摘した社交のツールとして盲盒(blind box)はリスクを含んでいるのかを実験したいと思います。
2週間あれば、商品が揃うと思うのでクリスマス前後にお会いする方には、中カツ!サンタからのプレゼントということで、1つずつお配りしていきたいと思います。
くつ下を用意して待っていてくださいね!
これでアポが増えたり、面談の良いアイスブレイクになって商談が進むのか?
それとも提案内容までゴミみたいなものだと思われて商談がダメになるのか?
ダメになった場合は、娘がいるのに恵まれない家庭の私に、きっとサンタクロースのように金貨を投げ込んでくれる人がいるに違いないと信じております!
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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