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「中カツ!通信」は中華圏歴20年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。
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こんにちは!中カツ!通信の野村です。
今年も輸入博と双11(ダブルイレブン)が終わりました!

11月12日0時の時点で
天猫の双11の総売上額(GMV)は5403億元(約9.6兆円)と、8%以上の成長を見せ、またもや歴代の最高記録を塗り替えました。
2011年が52億元(約925億円)ですから、10年で100倍以上になっています。

ただ、統計のルールは変わってきており、今では対象となる期間が11月11日の1日ではなくなっておりますのでご注意を。
イベント期間の延長については昨年の双11(ダブルイレブン)について書いた以下の記事をご参考下さい。
中カツ!通信 第164号 双11 本当に、そんなにスゴイのか?
このルール変更により2019年から2020年は1.85倍以上になりましたので、同じ記録として比較するのもどうかと思うのですが‥‥
またEC2番手の京東については3491億元と昨年から約27%伸び、こちらも最高記録を出しました。
京東では双11期間中に31のブランドが10億元(約178億円)以上の売上を達成し、Appleにいたっては100億元(約1780億円)を超えたとのことで有名ブランドの躍進が目立ちました。
これは今年4月の、あの事件が影響しています
中カツ!通信 第185号 アリババに独禁法違反で3000億円の制裁金
「オレ(アリババ)のところで商売したけりゃ、あいつ(京東)には店出すな!」
で、今まで京東のキャンペーンには参加できなかった企業が、今年は参加できるようになったので、消費者の中にTMALL(アリババ)でなく、京東で購入する人が増えたのでしょう。
ECが次々と最高記録を更新する一方で、前日10日まで行われていた輸入博の契約意向額は、707.2億米ドル(約4531億元、約8兆円)と昨年から2.6%ダウンしました。
「コロナ等の影響で」と説明がされており、肌感覚として入場者数も昨年より少なかったので、「契約意向額が下がるのも当然だよね」と思う一方で、
「国家級のイベントで最も注目が集まる契約意向額(後から言い訳がしやすい数値)であっても下がるんだなぁ」
と、少し驚きました。
中カツ!通信では過去数年の11月11日の売上額について紹介してきており、売上額については、毎年その正当性に疑問を持つ人が少なくありません。
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2018年11月11日
TMALL1日で約3.5兆円の売上!何故シングルデーなのにダブル11?
2018年11月19日
2019年 11月18日
第109回 ジャックマーは詐欺師?売上記録は捏造か?W11と輸入博、オンラインとオフラインの2大イベント(後編)
2020年11月16日
中カツ!通信 第164号 双11 本当に、そんなにスゴイのか?
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数年前まで
「双11(ダブルイレブン)のアリババは一年で一番安い日、半額の日」
というイメージがありました。
ただ今では多くの人が、
「双11のアリババは一年で一番安い日とは限らない」
という認識に変化しています。
今回の双11でも注目を集めたライブコマース。
最も有名なライバーの2人は今回、双11の1回のライブコマースで
李佳琦 106億元(約1887億円)
薇娅 82億元(約1460億円)
もの、売上を記録しています。

彼らは一年中「一番安い!」をスローガンに、ここまでは成長してきており、双11が終わった後も、「一番安い!」は出現してくるでしょう。
京東、拼多多といったアリババ系列以外の大手のECチャネルも増え、抖音(TikTok)、小红书(RED)といったところでもECが始まり、ネット人口の伸びが鈍化している市場の中で限られたパイの奪い合いが始まっております。
毎日の生活の中で、
「こんな商品が売れていますよ!」
「あなたもこんな商品欲しくないですか?」
「あなたの興味持っている商品がキャンペーン中ですよ!」
という各種広告をこれでもかと注入されているわけです。
フォアグラの原料になるカモは強制的に餌付けされていて残酷だといわれますが我々の脳も日々の餌付けで
「せっかくの双11だったら、あの商品が欲しいカモ」
と思わされているのカモしれないですね…

自宅のマンションでは双11で購入された荷物が受取ロッカーの近くに不法投棄されたのかと思うほど雑多に並べられています。

別の荷物の山から配達をしていた、お兄ちゃんに1日の配達量を聞いてみると、
「ここ数日の一日に届ける量は600から700個くらいっすね。昨晩も12時過ぎまで働いてました…」
と、さすがに疲れ気味でした。
今年の双11は炭素排出削減というテーマもあり、緑色(エコ)商品の特別ページが作られ50万点以上が出品され、1億元(約17.8億円)の補助金がアリババから出されています。
1年分もしくは、もう一つのECキャンペーン618(6月18日)を併用して、半年分が、まとめ買いされるなら配送のエネルギー効率もあがってエコかもしれませんが、双11の熱気と雰囲気に浮かれて買ったものは返品率も高いので双11の開催自体が、それほどエコでない気もします。
輸入博も双11も中国の市場の大きさと成長率を象徴するイベントです。
特にTMALLの双11はネット人口が増え続けるEC先進国の中国市場の成長の象徴でありましたが、今後は期待される役割が変わってくるのかもしれませんね。
現在でも企業にとって双11は大きな売上のためのイベントであることは間違いないものの、
大きく利益を稼ぐ場所ではなく、知名度を上げるための広告効果、新規の顧客接点を持つためのイベントとして位置づけられています。
双11で買ってもらった初めてのお客様に対して、企業Wechatを使って関係構築をし、1対1やチャットグループでコミュニケーションを続け、再購入の時はアリババや京東ではなく自身のEC店舗に誘導するケースも、どんどん増えてきています。
インフレがどんどん進み、物価高で売上記録が伸び続けるのでなければ双11の売り上げ記録更新も止まるはずです。そして、それは来年かもしれません。
個人的には輸入博には来年も行こうと思っております。なぜなら普段は関心がなかったものに偶然出会えるセレンディピティが溢れているので。


(今年のJETROのブースも面白かったです)
ただ双11は今年でも食傷気味でクーポン券をゲットするためのゲームも途中でやめてしまい、自身では過去最低の1つの商品しか買いませんでした。来年からは、更に興味が薄れていく気がしています。
今年、唯一自分自身で買ったものはというと、元々の勤め先のカゴメの

「野菜一日これ一本」
・あれこれ考えなくてもいい安心感
・なんでかんでも欲張って欲しがらない感じ
・緑色(エコ)な感じ
が、今年の自分の双11に対するスタンスを象徴しているなぁと思っています(笑)
私が年をとって物欲が減ってきただけなのか、それとも中国市場の風潮の変わり目なのかは分かりませんが、ダイナミックに変化し続けていることだけは間違いありません。(中国国内で11月11日を「独身の日」なんていう紹介をしているメディアは見かけないですし…)
今後ともその変化の一端を中カツ!通信で紹介していきたいと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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中カツ!通信 第215号 国際輸入博の真の価値とは?
こんにちは!中カツ!通信の野村です。
今年も上海に、この季節がやってきました。
大きな中国でも最大級の展示会である中国国際輸入博覧会。

第4回となる今年は総展示面積は東京ドーム約7.7個分の36万平方mを超えています。
出展企業のリピート率は80%を上回り、海外中小企業グループの出展企業数も30%増加したそうです。
過去2回行ったときが、とても面白かったので今年も申し込みました。
2019年
第108回 W11と中国輸入博覧会、オンラインとオフラインの2大イベント
https://mailchi.mp/308d7309a463/21-1331743?e=[UNIQID]
2020年
中カツ!通信 第163号 进博会で注目を集めた日本の商品とは?
コロナの規制は今年も緩和されておらず、
海外から中国に入国した場合に、14日間の指定ホテルでの完全隔離+7日の在宅管理ですので、6日の展示会ためにも21日の隔離をかけて来るとは、なかなかの覚悟が必要です。
厳しいのは海外からの入場だけではありません。
前回も入場者には事前のPCR検査が義務付けられていました、そして今年は更に強化されて
1)健康コードが緑(直近14日間に中リスク以上の地域に訪れていない)
2)14日前までにワクチン2回の接種済み
3)入場前48時間以内のPCR検査の陰性証明
となりました。
友人は出展側なので準備も含めて全期間中会場に行くため、3回も鼻グリグリPCR検査を受ける必要があると…
ただし輸入博の会場の中に、従業員や出展者用のPCR検査施設が設置されており、外の病院に行かなくても検査ができるという利便性はあるとのこと。
実は先週31日のハロウィンの夜に、
「もしかしたら、多くの人が輸入博に参加できなくなるかも?」
と、ヒヤッとするニュースがありました。
31日(日)の夜に上海ディズニーが突如、入園を停止して、中にいた人は全員PCR検査を受け結果が出るまで帰れないということが起きたのです。
前日30日に杭州で見つかった感染者が来園していたということが分かった後の事前通知なしの突如の対応。
たまたまオンラインサロンのメンバーの方が、ご家族で行かれていてリアルタイムで写真を送って頂きました。

ネット上には
「上海ディズニーで一番ならぶのは、アトラクションでなくPCR検査…」
などと書き込みがされました。ハロウィンで仮装した人も、たくさんいたそうですけど、下の白い防護服の皆様はもちろん正装です。こういった突発に対応して頂ける医療関係者には、本当に頭がさがります。感謝、感謝です!

その後、上海ディズニーは翌日11月1日、2日は休園をしました。
直接ディズニーに行ってなくても、30日に遊びに行った人と接触した人もPCR検査を受けるように通知が出て、31日の夜には幼稚園と会社から緊急連絡網で確認が入りました。
結果、2日の8時までに累計66,460人のPCR検査が行われ、全て陰性だったとの報道があり、やっと一安心できたのです。
1)の健康コードも厳格に運営されており
自分の地域が中リスク以上の地域になってしまえば、自身が陰性であっても入場することはできません。というより、上海に入ることもできません。
対象者には下記のように携帯のショートメッセージで、
「あなたの通行証は使えなくなりましたので、上海に参加しに来ないでくださいね」

と配信されるようです。
この人は
「楽しみにしていた今年の輸入博は、始まる前に終わってしまった…」
と、写真に添えてコメントをしていました。
ちなみに48時間以内の健康コードやPCRの陰性証明も当日持参してチェックではなく、入場の12時間前までに専用のHPかAPP上で写真をアップロードしておく必要があります。

なので、会場についてからは顔認識で1秒も待たずに入場チェックがされます。
なので6日(土)朝9時前の入場時は、下のように長蛇の列でしたが荷物チェックもスムーズで15分ほどで入ることができました。

中に入ると、人気ブランドのブースには例年通り、行列ができております。


コーセーも、ブースがぐるっと行列に囲まれていて、交通整理の人がいないと、どこから入っていいのか分かりません。この囲んでいる人たちは、トップメーカーの化粧品サンプルやノベルティをもらうのが目的です。
SNSには、自身の戦果を誇る投稿がならび

どのように並ぶと効率的に、よい物がゲットできるかの攻略法までも投稿されています。確かにサンプルといっても、通常商品の量そのままであったり、限定品など魅力的なものが多いです。
「200元(約3,600円)の入場料に加えてPCR検査で60元(約1,080円)に交通費などもかけても、いろいろゲットできて元が取れる!」
との書き込みもチラホラ見かけますので、皆さん、それぞれ来る目的が違いますよね。
大きな豪華なブースだけでなく、今が伸び盛りの企業もたくさん出店しています。以前、紹介したことのある、
中カツ!通信 第206回 (プレゼント有り)中国のコロナ対策グッズの現状と挑戦
Kaltechさんも出展されていました。

光触媒で空気を奇麗にできるライトや、空気清浄機も金持ちが好きそうな?柄のタイプが増えていました。

山崎さんにお話を聞いてみると、輸入博中にも買われていく方が多く、会社のギフト用に50台を買われたなど、盛上ってきているみたいです。
もちろん化粧品展示会でも、ライフスタイル展でもなく、「国際輸入博」ですので、東京ドーム7.7個分の敷地には、思いつく業界の商品は大体展示されています。
BtoB用の商品展示も多く、最先端の手術機器や

トヨタのMIRAI(ミライ)の中に搭載されている水素ボンベ(一台に、この3本とも入っているそうですよー)

半導体のテキサスインスツルメンツの大きな大きなブースもありました。

BtoBの企業にとっては、直接、代理店を募集するということ以外にも、この輸入博という全国から人が集まる機会を利用して、PRの場所として活用しております。
大事な契約の調印式を行ったり

新しい技術の発表の場にしています。
物流大手のDHLでノベルティを配布しているのは、奇麗な女性ではなく、可愛らしいロボット犬でした。

ブースの敷地内から走り出してきたときは、エラーかと思いましたが、人を認識したら、商品を取りやすいように体を前かがみにしてくれます。

このように業界とエリアを超えて人材があつまるので、この輸入博中に会場の内や外でも、たくさんの会議も開かれております。


オンラインが発達した時代に、エリアや業界を超えて各界の一流の人材がオフラインで集まれるということが、この輸入博というプラットフォームの一番の価値なのかもしれませんね。
さて毎回、たくさんの展示品がある中で、普段は見れなくて楽しみにしているのが、宝石館。
輸入博に入る時に荷物も含めてセキュリティチェックをしているのに、この館に入る時は再度、チェックが必要になっています。

そこには、壊したら一生借金を負うことになるようなものがゴロゴロしています。
ポルシェにベテランの匠が数か月かけて40万個もの宝石を張り付けたもの…


テーマは
「宝石は人類の友達、生活の各シーンに輝く宝石をお伴に」
私も早く宝石と友達になれるような人類になりたいもんです…
キラキラのポルシェだけではありません。
先週紹介した、あの超高級携帯VERTUも出展されていました。
中カツ!通信 214回 共同富裕とイカゲームと富豪ランキング

そして、あの幻の携帯というより通話機能がついた宝石ともいえるアレを見つけました!

価格は前回のネット上のよりも更に高くなっており、289万元。
もう日本円で5,000万円を超えています。

昭和の時代に、買ってもらえないオモチャをショーウインドウ越しに覗く小学生のように、息で曇るくらいの近距離でガラスに張り付いて、写真撮ったり、じろじろ見ていると奇跡が起こります。
マネージャーのような素敵な女性が、
「実際に手に取って見てみますか?」
と声掛けしてくれたのです。黒い手袋をつけた係の人が出してくれたものを、せめて顔の脂がつかないような距離まで近づけてみます。

想像してた以上に滑らかで軽くていい感じです。「耳にあてたら痛そう」とか書いて本当に申し訳ありません(笑)

間違いなく、今まで生きてきて、手のひらにのせた一番高額なモノですね…
写真まで撮ってくれて、非常に嬉しかったのですが、若干、笑顔がこわばっているのは
「もし落としたら2割引きにしてあげるから弁償してね(笑)」
という言葉のせいです。2割引きでも4,000万を超えますからね…
妻がいたら絶対、止められていただろうなぁ…
本当は、まだまだ紹介したいブースがたくさんあるのですが、今回はだいぶ長くなってしまったので、来週のオンラインの国際的ブランドも注目する双11(ダブルイレブン)と比較しながら改めて紹介してい行きたいと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
中国は10月1日から7日まで国慶節の長期休暇でした。
今回は子供の幼稚園からも特に市外への移動に関しての規制がなかったため、1年8か月ぶりに妻の実家に帰省してきました。
妻のいとこが今月に結婚式をあげるものの、日程があわないため前祝いかつ先月内装が終わった新居のお祝いをするのが目的です。
前回の帰省は2020年1月末の春節(旧正月)休み。
コロナの規制が次々と出る中で、帰省したものの正月の挨拶回りも禁止されていたので多くの親戚とも会うことができませんでしたので久しぶりの家族団らんとなります。
10月1日の早朝の上海虹橋駅は朝8時でも大混雑。

もちろん、駅構内に入る時に健康コードやマスクの着用などは、きちんとチェックされます。
前回の記事を見てみると、すでにコロナが出始めていた2020年1月21日の上海虹橋駅でのマスク着用率が構内で約15%、列車内でも25%。
それが今では、上海での発生が0であっても着用率はほぼ100%、すっかりマスクが習慣化されたことを感じます。
健康コードは、各地方で管理しており、今回は湖南省の健康コードも事前にスマホ内で取得して見せる準備をしておきます。

ただワクチン接種情報は共有されていないのか、右上に赤字で「早くワクチンを接種してください」との表示が出てしまっております。
今回の国慶節では私たち家族以外にも多くの人が上海から飛び出て国内旅行に行ったようで、Wechatのモーメンツ上では、中国各地の風光明媚な景色や、地方の特色ある料理の写真が飛び交っていました。

子供たちも久々に祖父母に会えるということで気分も高揚しており新幹線の中でも流れる景色を見ながら大はしゃぎ。
新幹線から降りた後は、迎えに来てくれた親戚の車で更に数時間の道のり。途中の小さいサービスエリアでも、健康コードとマスクのチェックがあり、管理体制は地方にいっても緩んでないことを感じさせます。

久々に帰省すると、そこには以前とかわらない風景と鶏たちがお出迎えをしてくれます。

もちろん、変化している部分もあります。
少し坂を上がって公道にでてみると、習近平主席?が微笑する大きな看板。

商品数が限られていた雑貨屋では、最近10月8日に約600億円近くの罰金を言い渡された美団の張り紙が張られておりました。


この村からスーパーがある町までは車で30分近くかかります。バスも1日2便ほどしかないので、毎日生鮮品や食品の買い物に行くのは難しかったのですが、美団を通じて頼めば翌日には、この雑貨屋まで届けてくれるので、非常に便利になりました。
さすが独禁法にひっかかる美団です。このような農村までサービス範囲を広げているのですね。
買い物にいけないと普段はどのように食料を調達しているのかというと、豚肉や牛肉は大きな冷蔵庫に買いだめしてあります。
鶏やカモは育てているのを、頃合いをみて自分たちでシメます。
「鶏モモ大好き!」
と、はしゃいでいた娘たちも、いざ、その場面になると神妙な顔で
「おじいちゃん、可哀そうだから鶏を殺さないで」
と頼んでいました。
その数時間後に、食卓に並んだ時には、何事もなかったかのように笑顔で鶏モモをほおばっていましたが…
また野菜やコメは基本的に自分達で育てたものが中心です。
今回は庭にある枯草のようなものを義父が長いヌンチャク?で叩いていたので、ひとまず体験させてもらいます。思った以上に力仕事です。

しゃがみこんで、よく見てみると大豆でした。


この形をみると、枝豆って大豆なんだということが改めてよくわかります。
この乾燥した豆は、節分に鬼を追い払うのに使うわけでなく、ここからすり潰してきな粉にします。それをこのようにお餅の具にして食べたりするんですね。

他にも川沿いには家庭菜園と呼ぶにはダイナミックなカボチャがあったり、畑に行けば更に豊富な季節の野菜を収穫することができます。

カボチャも子供たちにとっては、ゴロゴロ回す遊び道具です。私が同じことをやればれますが、孫には、あまい祖父母。目を細めて笑顔で眺めています。

このように妻方の実家の農村生活は今でも基本的には自給自足。
加熱調理もガスが通っていないので自分で山から調達してきた薪でおこないます。

ちなみに、お風呂は大きなガスボンベから湯沸かし器にガスを通して熱いお湯を出しています。
ただ街に出ると、生活スタイルは都市部と大きな違いはなく、親戚の新居も奇麗なマンションでした。

以前、紹介した新居を祝うラッキーアイテムもちゃんとありました。

美団や饿了吗(Elema)のバイクが走り回り、上場間近と噂されるミルクティーのチェーン店 蜜雪冰城には行列ができております。

スーパーもキレイになりました。
ただ品ぞろえは、その地方の個性がでており、さすが湖南省、唐辛子の売り場面積が多いです(笑)

また私が帰省時にスーパーで、いつもチェックしているのが日系企業の商品があるかどうか。
3年前までは見かけたことがなかったのですが、今回とうとうグリコのpejoyと不二家のキャンディーを発見しました!!すごく嬉しい。

また、なんちゃって日本語の商品も明らかに増えています。

おもちボール
「甘いはめ込み」が少し気になりますね。
お酒コーナーには
カラフルな「ジュリア」がみつかりました。

ジュリアって、日本のカタカナで書かれていますが、そもそもヨーロッパ系の女性の名前ですよね…
テレビでスナックの名前かなんかを見かけて気に入ってしまったのでしょうか?
他にも「鮨屋」というお酒も

鮨屋の下の段は「大人の味」と書かれていますがヨーグルト味のリキュールです。
また上の段のゆず味のほうは火山瓶とかかれており、オシャレな底上げがされております。しかも鮨屋の横に居酒屋って書いてあるし(笑)

透明でないことから分かるように、どれもリキュール系で、日本酒でも焼酎ベースでもありません。
やはり先週の中カツ!通信でとりあげたように、カラフルでないとアピール力が足りないのかもしれません。
自然に囲まれた農村と、不自然な日本語商品が増えだした小さな町は今後とも注目していきたいと思います。
そして休みの後半は、友人たちと2回目となるモーターホームのキャンプに行ってきました。

上海市の湖畔にある、このキャンプ場はヨットやサバイバルゲームも楽しめ、家族グループ客で満員。


そこでは、蚊に刺されながら自分たちで料理をつくり、




お酒を飲み、夜になれば星空を眺めながら、そこに今しかない時間と自然な空間をたのしんでいきます。


初めてお会いする人、今まであまり話したことない人であっても、共同作業をして、一緒にテーブルを囲んで同じものを食べていると一気に心の距離感が縮まり、帰属感、安心感もあり精神的にリラックスしていきます。


また普段の生活と違って、自分の時間をコントロールできているように感じますし、料理を作ることによる達成感もあります。
普段の生活では、食事もコミュニケーションも効率的に、ほとんど待つことなく欲しい結果が得られます。携帯でボタンを何回か押すだけで届くコーヒーも、キャンプだと一杯飲むのにコンロでゆっくりと沸かさなければいけません。
キャンプにいくと”ゆっくりできる”といいますが、実際には普段より体を動かしています。ただ、一つ一つの過程にある間(ま)を、しっかりと感じることができるというのが、キャンプのだいご味かもしれませんね。
児童書のモモ~ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語~
の話を思い出しました。
普段は効率至上主義の物差しで生活しているからこそ、時間的にも空間的にも本来の自然な流れを五感で感じられるキャンプが心に”ゆっくりできた”と感じさせるのでしょう。
妻の実家の農村とキャンプで、それぞれ自然に触れてきて思うことは、同じ自然であっても感じ方が全然違うということ。
農村にとっての自然は日常的であり生活の必需品であるのに対して、
キャンプに行く人にとっての自然は非日常的であり嗜好品です。
農村では生活していくために自然に対して労働(薪割り、農作業、養鶏等)をしますが、キャンプでは労働で得たお金を払って自然を消費しに行きます。
農村の義父母からしたら、何が楽しいんだか分からないですよね(笑)
我々の都市部の生活が”不自然”なのかもしれません。
ロボットとAIが発達し、肉体労働だけでなく、デスクワークからも人間が解放されていく未来では、お金を払ってデスクワークを消費しにいく時代が来るかも知れません。
「1泊2日で鉛筆とそろばんを使った経費精算の旅行に行くんだ!」
「週末は平成キッザニアでカセットテープから議事録を起こしてきたよ~。あのストレスがたまらなく心地いいよね」
なんて会話がされる、労働はお金をもらうものでなく、お金を払うものである”不自然”な日がやって来るのでしょうか?
「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのとおなじに、人間には時間を感じとるために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じ取らないようなときには、その時間はないもおなじだ。」
~ミヒャエル・エンデ『モモ』より~
2021年も、残すところ2か月弱。しっかりと心で時間を感じて仕事も遊びも充実させていきましょう!
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
米中摩擦のニュースが報道されない日はありません。
劇的な電力使用制限により、工場が週休3日になっても、
「これは環境保護というよりも米国貿易戦争のために必要なんだ」
という論調があったりします。
9月25日にはカナダで拘束されていたHUAWEIの創始者の娘、孟晩舟が1028日ぶりに解放され中国に専用機で帰国する様子がライブ配信されました。
到着後のインタビューで
「もし信念に色があるとしたら、それは中国紅(国旗の色)に違いない」
という言葉は、愛国心を刺激しWechatのモーメンツでも多くの友人の投稿を見かけました。
アメリカは中国語では美国とかきます。
アメリカ帝国主義(アメリカ資本主義)など批判するときの呼称は略して「美帝」、
「美帝に騙されるな!」
なんて使いますが、この字だけみると、どこかのNo1ホステスにつぎ込んじゃった人のセリフにも見えますね(笑)
実は上海にも、アメリカを象徴するような王国に関連する特別な場所があります。既に設立から5年にもなり、中国人である妻と、中国人の身分証も保持している長女は何度か訪れていました。
私は立場上、今まで距離を置いていました。今回は意を決して1泊2日で潜入してきましたので紹介していきたいと思います。
それは上海市内から車で約1時間も離れた郊外にあります。
今回、なるべく人目を避けるため朝の7時前には近くの関連ホテルに着き、そこからは専用バスで近づいていきます。

入り口では健康コードだけでなく、ホテルの宿泊カードの確認、荷物のセキュリティチェック、顔写真の撮影という厳しい管理体制がしかれております。

やっと中に入ると、そこはゴミ一つない石畳が整然と続いております。
と、おもいきや謎の海苔巻きおかきが!

これには、どういう深いメッセージが含まれているのでしょうか…
キョロキョロしながら、恐る恐る進んでいくと、この地域の統治の象徴であるお城が見えてきます。

ここは政府の力が及んでいないのか、海賊の拠点まであるようです…

そして毎日、定時には、この場所で崇められる者たちのパレードが行われます。

そう、もうお分かりになりましたね!
上海ディズニーランドです(笑)
2021年時点で一番新しく、東京のよりも少し大きいです。
値段は同じ1日券でも曜日や、季節によってかなりの価格差が設定されており、通常月の平日と一番高い時では倍近くになります。確かに資本主義というか市場のニーズに合わせた価格の弾力性ですね…

日本との物価差を考えると、より高く感じます。
ただ年間パスになると、お得になり日曜日だけ使えるものが1300元で買えていたので、(今は、発売停止)
「3回行けば元が取れる!」
と家族で購入されて、日曜日のお散歩代わりにと使っている日本人家族の方も複数いらっしゃいました。
もちろん、ディズニーの魅力(魔力)にかかればチケット費用以外にも、いろいろとお金を使ってしまうので高い散歩になってしまう可能性も大です。
東京と比べると各アトラクションの待ち時間が少なく、今回見かけた一番長かったものでも50分だったので、効率よく多くのアトラクションを体験することができそうですね。
どんな人が来ているのかというと、東京と同様に家族連れや、カップルが多いです。



制服姿の修学旅行生は東京ディズニーランドでも、よく見かけますよね。ただ上海でこのような制服はないので全部、私服です。コスプレというよりJK制服が最近ではファッションの一つのジャンルになっています。(トレンドウォッチであり、趣味で写真を撮っているわけではありませんよ。ほんとに!)
他にも、ディズニーランドの世界観の中で、更に深い世界観をスマホに向かって語りかける少女や


つまらなそうにしていたのに、パレードが始まると何のキャラクターかも分からず「アレは誰?!」と大声で聞きながら、ハイテンションではしゃぐ角刈りの青年。

確かに上海ディズニーにも、人を変えてしまう魔力と魅力があるようです。
早朝に乗り合わせた男性はガムを食べているのを注意された後に、恥ずかしさを隠すためか話しかけてきました。
「あなたも一人で来られたのですか?(身長制限がある乗り物だったので、私は一人で並んでいた)」
「上海ディズニーランドに来るのが夢だったんですよ。これで人生の夢が一つかないました」
私は、突然の展開に少し驚きながらも、遠いところから来たのかと思って質問すると
紹興市とそれほど遠くない場所でした。
「他にはどんな夢があるの?」
と、聞く前にクルクルと回り始めてしまい会話のチャンスはありませんでした。

その後は、
「楽しい一日になるといいね!」
と、声をかけあい彼は次のアトラクションへ颯爽と去っていきました。

上海ディズニーも多くの人に、かけがえのない思い出を提供しているんですね…
もちろん思い出を深くするための魔法の小道具も周到に用意されています。

100元(約1700円)の風船は写真力とウキウキ感が3ポイント上昇
48元(約820円)のミッキーの形のアイスは写真力と体力が2ポイント上昇
199元(約3400円)の頭の飾りは写真力は上昇するものの、爽快感は低下します。
80元(約1360円)のターキーは、体力、気力ともに回復した気がします。

他にもポップコーン、ドーナツ、ドナルドのアイスなど、
「ここでしか買えない」
という魔法にかかり次々と人民元が吸い取られていきます。
もう、いっそのことパーク内ではミッキーゴールドしか通貨として使えず入園するときに両替するとかどうでしょう。
そうすれば
「このアイス、外だったら6個買えるな」
とか、考えられなくなり非日常に、もう少し没入できるかも。
仮想通貨にして、今、いくらなのか直ぐに換算できなくなったら、もっといいかもしれないですね。
「7人の小人がマイニングする、ミッキーコイン」
なんだか、人気でそうな気がしません?
小道具だけでなく物語のキャラクター達との触れ合いも、貴重な思い出です。
ミッキーだけでなく、いろんな物語のお姫様とも写真をとることができます。ただコロナの影響もありソーシャルディスタンスを保つように線が引かれています。

そして少し意外だったのが、マーベルのキャラクターもディズニーランド内にいること。買収されているので当然なものの、なんとなく違和感を感じてしまいます。
ただホスピタリティの高いキャプテンアメリカが、子供の目線まで下りてきて英語で話しかけてきてくれると、娘も気に入った様子。

まさに、こうやってアメリカのファンを着々と増やしていくための活動が行われているのです。
ホテルで食事をするとミッキー、ミニーと写真撮り放題ということで行ってみると更にサービス精神旺盛でした。

指定の場所で撮れるだけでなく、子供の順番待ちがなくなると積極的にアピールしてくるので、子供たちが落ち着いて席に座って食べる時間がありません。


親も子供につられて写真を撮りにくいので、ミッキーたちはビュッフェの原価低減にもかなり貢献しています(笑)
このように行き届いたサービスと、目の前でくりひろげられる色とりどりの演出で、上海でも多くの人をトリコにしているのですね。
大人が観ても圧巻だったのは、お城を舞台にしたプロジェクションマッピングと花火のイベント。

楽しみにしている人も多く、20時半からの演出に2時間前には場所取りの人でギッシリ。割り込みなどができないように、1時間半前にはロープで仕切られ、トイレなどで場所を離れる場合にはチケットを渡され、それがないと途中の検問で止められ中に戻ってくることができません。
総じて、当初心配していたようなマナーが悪い客もおらず楽しく過ごすことができました。
ホテル内では21時を過ぎても、グリーティングをしてくれます。お風呂に入った後の、どこかの子供まで、話す犬とミッキーのペットの話さない犬との写真を撮りにロビーに降りてきていました。

ホテル内のアメニティも素晴らしく快適でした。

ミッキーは中国語では米奇と表記するので、部屋に備え付けの湯沸かしポットは小米のものを使い”米”で韻を踏んでいるというこだわりぶり?

この小米のロゴも、なんだか隠れミッキーに見えてきました。

家族との1泊2日はあっという間に過ぎ去りましたが、多くの思い出は、かつての東京ディズニーのと同様に色あせなく私の心にも残っていきそうです。
美帝と言えば、孟晚舟が中国に戻った翌日の9月26日、上海にウォルマート系の高級会員制スーパー サムズクラブの世界最大店舗がオープンしました。
コストコのオープン時も入店まで数時間待ちの大行列となったようにサムズクラブも大賑わいだったようです。友人と買い物に行くという妻に
「何か人気商品で面白そうなもの買ってきて」
と頼んだところ、世界で初販売、限定1000袋という全長145cm、約1.5kgのポテトチップス&エビセンの詰め合わせを買ってきました

ワサビ、コーンポタージュ、バナナヨーグルト、トリュフ味などバラエティに富んだ全部で75袋の詰め合わせ。
「これだけの見栄えで、たったの298元(5000円以上)!」
と言われたものの体験を共有できていないので安さにピンときません…
このドーナツも典型的なアメリカのイメージでカラフルですよね

迷ったけど買わなかったと言われたものの中には、小さいスイカくらいの桃がありました。

こういった大きくて、カラフルなものに魅せられてしまうのはアメリカ的というより豊かさの象徴だからかもしれませんね。
だからこそ、日本でも、中国でも、ヨーロッパでも支持する層を捕まえることができる。
ディズニーのように行き届いたサービスはすぐにできなくても、分かりやすくカラフルに大きくすることによって、いつものビジネスでも、もしかしたら、いつも以上に効果を上げられるかもしれませんね。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます。
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こんにちは、中カツ!通信の野村です。
草食系、肉食系?
9月末は異動の季節。送別会に参加すると、いつも暴飲暴食系です。
「植物肉」
この一年、この言葉を上海の街角でも見かけることが、とても多くなりました。
マクドナルドのモーニングセット

ラッキンコーヒーのサンドウィッチのハム

ファミリーマートでは「植物市場」というキャンペーンで

お弁当のお肉から、肉まんの餡にまで植物肉の商品が並んでいます。

中国の植物肉マーケットは2019年で5年前の2倍にあたる70億元(約1190億円)に達し、2025年には倍以上の150億元(約2350億円)に達すると予想されています。
こんなビジネスチャンスを企業が見逃すわけありません。
ファミリーマートやラッキンコーヒーとのキャンペーンをしている星期零(starfield)は2017年に深センで設立された会社で、

2020年に公表した情報によると3回で数十億円の資金調達を行っています。

星期零に限らず植物肉のスタートアップは決して草食系ではなく貪欲に融資を集めています。
アメリカのBeyond Meatの上場で、14億人の胃袋を抱える中国市場を攻略できれば中国スタートアップからも上場企業が出るのではと期待されています。
また中国は市場としてだけでなく、生産地としても非常に大事な役割をもっています。
山東省にある双塔食品はハルサメ(粉丝)で有名な企業でHPのトップにも
世界ハルサメ業界のナビゲーターと書かれています。

http://ja.shuangtafood.com/
この双塔食品はエンドウ豆から作られるタンパク質の製造では業界最大規模で生産能力は世界シェアの約30%~40%を占めるといわれています。
上場したBeyond Meatや中国の植物肉メーカーである珍肉の直接サプライヤーである上に、KFCの間接サプライヤーでもあります。売上高、利益とも大きく伸ばしており今後も世界の大手食品企業への商品提供を強化しようとしております。
このように市場としても、生産地としても期待が集まる中国ですが、実は中国は植物による「肉もどき」って以前から親しみがあるものなんです。
日本では豆腐で作った「がんもどき」や精進料理が有名ですよね。
中国では「素」と書いてあれば肉が入ってないという意味になりベジタリアンは素食主義者なんて表現します。
でも、その素肉(肉もどき)は質素どころか、豪華なレパートリーがありベジタリアン料理で有名な功德林のメニューなんて一見したらお肉だらけです。

こういったきちんとしたレストランだけでなく、おつまみになりそうなも肉もどきが街中にあふれています。

この肉の串焼きも下に大豆たんぱく類製品と書いてありますよね。
ローソンのソーセージのようなものも肉ではありません。

地場の食料品店では、この様々な種類の肉もどきだけで、これだけの商品数が並べられていますので、どれだけ日常的に食べられているかが想像つくと思います。

別にベジタリアンが食べているわけでなく、この味や食感が好きとか、本物の肉に比べて安いという理由で食べている人が多いように感じます。
イメージとしては蟹の代用品として出てきたカニカマが、今はカニカマ自体もファンを獲得しているという感覚に近いかもしれませんね。
私も、この伝統的な肉もどきは何度も食べたことあるものの現在、注目を集めている植物肉というものは、まだ食べたことがありません。
せっかくの機会なので体験してみようとファミリーマートに行ってみると植物肉の商品は売り切れ


店員さんに聞いたら、
「そもそも、仕入れを少なめにしている」
とのことで、超人気というわけでもなさそうです。
「弁当はないけど、あっちの棚に日本の植物肉みたいな商品があるよ」
と紹介されたのは、吉野物語

日本語では豆腐スティックと書かれており、下に中国語で
「鶏胸豆腐棒」(麻婆豆腐味)
と書かれています。
麻婆豆腐味にした、鶏むね肉もどきの、豆腐スティックって、なんだかややこしいですね(笑)
上海でも筋トレをする人が増えて、たんぱく質をとれるサラダチキン(むね肉)は、コンビニやスーパーでよく見かけるようになりました。

この豆腐スティックの横には、同じく吉野物語の串にささったソーセージのような商品があります。こちらの方が見た目は肉に近いなぁと思い手に取ってみると

成分表にはしっかりと「鶏肉、豚肉」とかかれており、思いっきり肉のソーセージでした(笑)
奈良吉野の静けさがただよう山奥で清流を使って仏僧が丹精込めて作る精進料理のような物語を勝手に想像していた自分が恥ずかしくなります。

先ほどの星期零は植物肉の社会的貢献が期待される、
「健康的な生活、環境にやさしい持続的な未来」
というブランドメッセージを掲げていますが、この中国企業が考える「吉野物語」は、麻婆豆腐くらいピリピリしているのか聞いてみたいものです…
中国では、肉もどき自体は普及しているものの、そこに欧米先進国のような
「健康的、環境にやさしい」
という意識で消費してきたわけでなく、
「添加物たっぷりで健康には微妙そうだけど、肉より安いよね!」
だったので、現状の肉よりも高い、より本物の肉に味や食感が近い植物肉は、あまりヒット商品が出ていないというのが現状です。
これから大量生産でコストが下がり、肉よりも「安くて、おいしくて、健康的」となれば一気に広がっていくのではないでしょうか。
その時には双塔食品も春雨でなく植物肉がブランドの一押しになっているはず!
更に利益があがっているはずですから、このHPの日本語もどきの品質もあがっていることでしょう(笑)

本日も最後まで、お読み頂きありがとうございます。
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