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中カツ!通信

「中カツ!通信」は中華圏歴20年を超え、湖南省出身の妻と娘と上海で暮らす野村が「中国で勝ちたい人」のために、「日々ちょっと活力を得られる情報」を、お届けするブログです。

第104回 上海FASHION WEEKからみる中国のオシャレ市場の行方

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第104回 上海FASHION WEEKからみる中国のオシャレ市場の行方

みなさん、こんにちは。

日々、変化していると言われる中国。

目に見える変化だけ取り上げても、次々と建設される高層ビル、いつの間にか爆発的に増えたシェアサイクルや監視カメラなど挙げればきりがないですね。

そして久しぶりに中国に来た人からよく言われるのが

「中国もオシャレになったよね~」

ということ。

女性が多いオシャレなカフェをみていると、東京も上海も見分けがつかないし、日本に来ている中国人旅行客も特に女性は言葉を話すまで日本人かと思っていたという事もよく聞きます。

そんな中国オシャレの発信源の一つである、上海FASHION WEEKについて毎日着てしまうくらい服が好きな、私が紹介していきます!

上海FASHION WEEKの中でも10月14日まで上海マートで開催されているMODEという展示会に日曜に行ってみました。

入り口からそのオシャレ?なたたずまいと、ユニクロでは売っていなさそうな服を着ている女性の多さに自分が場違いな感じがして、入る前から少し挫けそうになります。
  


上海マートでの展示会は何度も来たことがありますが、他の展示会とかなりイメージが違います。

今まで参加した食品や養老介護産業の展示会との違いに、上京したての学生のようにキョロキョロしながら知り合いの方が出展しているコーナーをさがします。

会場のあちこちで来場者がポーズをきめて写真を撮っているわけで、これも養老介護の展示会では、なかなかお目にかかれない光景です。

私もせっかく来たのだから何か写真を撮らなければと使命感を感じるものの、近くで無許可で撮影したり、女性の方に声をかけるのも気が引けるわけでして…

やっとのことで私が撮りたい被写体から許可を得ることができました。



オシャレなだけでなく、動きやすく、涼しいパンツを着こなしているのに意外とシャイボーイです。


 オシャレの構成要素には大衆からの差別化も含まれていると思うのですが、誰も着てない服装であれば何でも良いわけでなく、「それは良い方向への差別化だよね」と認めてくれるグループが必要なわけです。

そういう意味で裸の王様は、ある意味究極のオシャレですよね。

何も着ていないのに、差別化を認めさせるなんて(笑)全員に分かってしまったら、それはオシャレでなくなってしまうので、子供が「服を着ていない」と指摘しても、

「だから、なんだ?着ていないことも含めてオシャレじゃん~」

と言うファッションリーダーがいてもおかしくありません。


ダイヤモンドの記事の中でユニクロの柳井さんが

ユニクロの『LifeWear』というコンセプトは今、世界のファッションの最先端にあると思っています

「『LifeWear』の価値観が今、世界中に支持を得ている背景には、過去の常識だった資源大量消費型の社会に対する人々の疑問と漠然とした不安感があります。アパレルの領域でも使い捨ての服に対する問題意識が生まれ、シンプルかつ高品質で、機能性に優れた、日常生活のための服が求められていると思います」

と発言しております。

ファッションは見た目の差別化だけではなくなってきているということなのですかね?それにしても、気がつけば私も「世界のファッションの最先端」の仲間入りをしていたようです(笑)

今回のMODEには多くの中国企業に混ざり日本からも商品を展示されている企業が数十社ございました。

 実は世界のラグジュアリーブランドの売上における中国人消費が占める割合は約3分の1に達します。しかし、その殆どは海外での購入で中国大陸内での消費は25%だと言われております。

 日本にとっても中国人はとても大事なお客様でして某百貨店の婦人服では売上の40%が訪日インバウンドのお客様とのことです。

ただ関税率の緩和等で今後はこれらのラグジュアリーブランドも中国国内での消費率が半分近くまでは上がってくるという予測もあり、アパレル業界としても日本に来て買いに来てくれる商品を、どうやって中国で買ってもらうかは売上を伸ばすための大事な要素です。

中国自体のデザイン力、生産品質もどんどん向上しておりますのでMADE IN JAPANというだけで売れる時代は終わっており差別化の要素がなければ売れないのは日本と同じです。

今回、ご出展されている企業の中には照手株式会社のように畳のふちを使って作った色合いも可愛い小物入れなどデザイン、素材に特徴があるものから


株式会社ディープサンクスのモバイルバッテリーと繋げて、実際に発熱をするベストなど機能の差別化がされているものもありました。



この差別化の方向について、MODEの会場で配られていた雑誌にも示唆がありました。中国ファッション関係の人への様々なインタビューの中に以下のようなやり取りがありました。

記者:小売環境が変化する中で、今後はどのようなタイプの服やブランドが流行りそうですか?

HCH創始者 胡春晖:
今後は皆誰もが爆買いするような服が出てくることはないと思う。今のお客は個性の表現とスタイルの自由さを求めている。皆が同じ店の美味しいコーヒーを飲みたいとは思うかもしれないが、かっこいい同じ服をみんなで一緒に着たいとは思わない。大衆のトレンドにあわせすぎない、オリジナルデザインをもつブランドだけが、より多くの人気を得られると思う。

いやぁ、ビジネスとしてはより多くの人に同じ服を着てほしいわけですが、それを目指した時点で売れなくなってしまうと言うのはファッションは本当に難しいですね。確かに中国で人民服を超える爆発ヒット商品は出てこないと思います。

共産主義で皆が同じデザインの服を着ていた国が、今では自己の個別化を表現する手段としてファッションの最大の消費国であるというのは面白いですね。

「中国人に買ってもらう」ではなく、
「○○な中国人に買ってもらう」というように差別化したい消費者心理を今まで以上に考えていく必要がありますね。

今回も最後までお読み頂きありがとうございます。

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第103回 70周年記念軍事パレードと1000社記念のサイボウズ

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第103回 70周年記念軍事パレードと1000社記念のサイボウズ

みなさん、こんにちは。
中国で勤務のかたは国慶節7連休も終わり今日から出勤の方も多いのではないでしょうか。

今日の中カツ!通信は

1、今週の中国のエンタメ
  「70周年国慶節閲兵式(軍事パレード)」

2、中カツ!(中国で活躍する)日系企業インタビュー
  「サイボウズ中国 増田副総経理」

  無料情報交流会の詳細情報↓ 住所、時間、内容など
  https://cybozush-garoon-201910.qloba.com/

でお届けします。

1、今週の中国のエンタメ「70周年国慶節閲兵式(軍事パレード)」

10月1日に建国70周年となる国慶節に北京で行われた閲兵式(軍事パレード)は、日本でも注目が高かったようですね。まだ見てない方のために日本と中国1つずつリンクを以下に貼り付けておきます。

(Youtube) テレ東NEWS 軍事パレード ノーカット放送

(优酷)阅兵式全程回顾

動画にも、いろいろなコメントがついておりますが、周囲の中国の方に感想を聞いてみると

「一糸乱れぬ行進に鳥肌が立った」
「自国への感謝と同時に誇らしく思う。」

と評価する声ばかりでした。

パレードに動員した人や物資といった直接費用だけに留まらず、天安門近隣のホテルも宿泊禁止、北京でも一部地下鉄が封鎖など多くの機会損失が発生しています。

ただ、その費用を考慮に入れても自国の国威発揚という目的に対して閲兵式というのは効率が良いのではないでしょうか。

民主主義では選挙という必要コストが発生しますが、日本のように投票率が上がらない、国に関心がないという状況も起きていますからね。

私も行進の姿に感心をしていたのですが、気になったのが、その動作だけでなく背格好の近似性。遠くから見た画面だとCGで作ったのかと思うほど。



調べてみるとそもそも閲兵式に参加するための募集要項には身長の項目があります。
・男性が184~190cm
・女性が163~175cm

ちなみに兵馬俑もほぼ身長が統一されておりますが平均177cmらしいので現在の閲兵式には身長制限で引っかかりますね(笑)


もちろん体格が適してれば良いだけでなく経歴、思想背景など総合的に審査され選抜されます。そして合格してからの毎日の厳しい訓練を経て1歩は75cm、1分間に112歩など正確な隊列を組めるようになるのですね。

同じ基準に沿って選りすぐられた人が、
更に訓練して同一の動作をする

これに美しさを感じるのは集団行動で生き残ってきた人間としての本能なのかも。会社へ誇りを感じてもらうために忘年会で選抜メンバーのウォーキングを見せるのも良いかもしれませんね。

2、中カツ!(中国で活躍する)日系企業インタビュー
  「サイボウズ中国 増田副総経理」

 身長だけなら閲兵式への参加資格がある?増田さんに

「中カツ(中国で活躍する)企業(人)の特長」
「中カツ(中国で活躍する)ために気をつけていること」

をお伺いしてきました。


【経歴】(※野村が簡略)
・中国暦25年、名古屋出身、男性(既婚)
・伊勢丹での文具販売をへて中国版アスクルのようなカタログ通販事業起業をして中国ビジネスの様々な試練を経験。
・2007年にサイボウズ中国を立上げ、2018年にはアクティブ企業数が1000社を突破
・中国での多くの日系企業、日本人の栄枯盛衰の証人


野村:
 お休み中にインタビューご協力頂きありがとうございます。早速なんですがサイボウズ中国で12年間多くの日系企業を見てきた中で「中カツ(中国で活躍する)企業(人)の特徴」があれば教えて頂けますか?

増田さん:
 成功している日系企業は過去(日本など)の成功体験に固執せず、常に中国マーケットに目を向けて新しいことに挑戦してる会社が多いですね。ただ挑戦するには変化に強い組織体制が必要ですし、人材が挑戦できるよう人に投資している会社ということになると思います。

野村:
 企業という観点では新たに挑戦が大事で、挑戦ができる組織と人が大事ということですね。でも、ほぼ全ての日系企業が毎年、「今年は挑戦だ!」って活動している気もするのですが、挑戦って具体的に何ですか?例えばサイボウズ中国だと、今まで何を挑戦してきて、今は何を挑戦しているのですか?

増田さん:
 2007年当時に日本のサイボウズに中国でサイボウズを販売させてくれと掛け合ったときは、中国で、そもそもグループウェアと言う概念は弱かったけどサイボウズの知名度があれば少なくとも日系企業は購入してくれると考えていました。ところが、蓋を開けてみたら、ほぼ誰も知らない(笑)広告だしても問い合わせが来ない。かなり焦りました…

 当時、日本サイボウズが代理店を通じてパッケージ商品を売るのがメインだったのに対して、中国は市場状況(知名度がないとか)を見た上で日本の成功事例に固執せずに直接営業でクラウド版を販売するという挑戦をしました。
 
 自分で投資もし、給与も取れてない状況ですし、日本サイボウズと約束もしています。当てが外れたからとあきらめるわけにはいきません。そこからは覚悟を持ってテレアポ、飛び込み、交流会参加など泥臭い営業メインで、単月黒字までもっていきました。

 2018年には継続契約数1000社という目標を掲げたのも挑戦の一つですね。この時には組織も出来上がっていますので、大目標は経営陣で決めたものの、具体的な達成方法については各部の意見を取り入れトライ&エラーを繰り返しながらギリギリ年末に達成できました。皆が目標を自分のものとし、挑戦を繰り返してくれた結果であり、各メンバーがサイボウズのチームとして一体感を持ってゴールできたよい挑戦でした。


野村:
 確かに現在の御社の営業の方はテレアポも訪問もパワフルですし、チャレンジングな姿勢に溢れていますよね(笑)中国で活躍している企業の多くが組織として過去にとらわれず挑戦していることは理解できたのですが、中国で活躍している人となるとどのような特徴がありますか?

増田さん:
 覚悟があるという共通点はあると思います。

野村:
 覚悟ですか…。覚悟についてもう少し教えて頂けますか?

増田さん:
 成功するという覚悟ですね!

野村:
 成功するという覚悟ですね! すいません、やっぱり、よく分かりません…では覚悟がある人と覚悟がない人の行動や発言などを教えて頂けますか?


増田さん:
 覚悟がある人は自分がチャイナドリームの主人公であり「中国で勝ちたい!」と思い続けられる人です。ビジネスの場で想定通りに行くことなんて、まずないわけで、それを日本本社に理解してもらうのは本当に難しいことだと思います。その時に「大丈夫です!なんとかします!まかせてください!」と最後に言い切る覚悟があるかどうかだと思います。

 闇雲に計画をたてるとか、現状把握をしないとか、そういうレベルで「大丈夫です!任せてください!」と言えというのではありません。調べて、考えて、試してみて、細心の経営をしていても100%の成功はありません。日本側に「リスクはありますので、やるべきかどうか判断つきませんが、やってもよいかと思います」と言っていたら日本側だって挑戦させようと思いません。

 「嫌だけど会社命令で中国来たんだ、早く帰りたい」と公言してしまう人がいます。心の中で思うのは自由ですが、「せっかく来たのだから、成果をあげてやろう!」と覚悟を決めていかないと、周りの同僚や部下にも迷惑をかけることになってしまいます。

 私自身、通信販売の企業をたたんだ後にイギリスに一年行くのですが、やはり中国に戻ってきます。それから未だに日本に帰らないのは「チャイニーズドリームを掴んでやる」という覚悟があるからです。

野村:
 客観的に見たら、ご成功されていらっしゃると思うのですが、チャイニーズドリームは、まだ到達していないのですか?

増田さん:
 まだ全然ですね。残念ながら日本企業の中に、マイクロソフトのようなグローバルなソフトウェア企業はありません。サイボウズは日本の大手ソフトウェア企業として、世界規模の会社になることを目指しています。

 中国市場でもアリババ、テンセントなど高い技術をもつ企業は多くありますが、我々サイボウズ中国も時代の流れ的にチャンスはあると考えております。

野村:
 どんなチャンスがあるんですか??

増田さん:
 中国でも今までは上司はより多くの知識(人脈、相場、ノウハウ等)を持っていることによりマネジメントをしていました。なので名刺の共有はおろかスケジュールの共有さえしないという会社も多くありました。

 ただネットが高度に発達した現在において必要な知識は膨大かつ絶えず変化し続けるようになった一方で、SNSにより以前に比べ間単に人と知り合いになれるようになりました。

 このような状況では、いくら優秀な上司と言えども全ての情報を囲い込むことは不可能です。だからこそ弊社の商品であるGaroon、Kintoneのように如何に効率よく情報が共有され、効果に結びつけるのかという思想のソフトにチャンスがあると考えております。

野村:
 共有の大事さは、日本企業だけで、中国企業には理解されにくいと感じているのですが如何でしょうか?

増田さん:
 今、多くの日系企業に導入頂いていますが、実際に使われている方のほとんどは中国人の方です。実際に慣れてしまえば共有することのメリットをよく体感してもらっており、Kintoneユーザーであった中国人の方が転職されて、そこから紹介されて導入が決まるという例もありますよ。

 その「中国人はどうせ導入したって活用しないよ~」という考え自体が中国で活躍できない残念な人の特徴ですね。日本人管理者だけでなく、中国人管理者の方も上記のような発言をする方がいらっしゃるのですが、今後はこういった決めつけをすることの弊害は益々、大きくなっていくと思います。

野村:
 カリスマ経営者の独断と偏見で経営判断をしていくというのはダメなんですか?中国もそういうイメージありますが。

増田さん:
 確かにそういうイメージがありますが、独断をするためにはそれなりの現場の情報が必要ですよね?今までは、一度情報を入手して理解したら判断できたのが、現在では変化の激しさから、その情報の鮮度が短くなってきています。そうなると、情報を常にアップデートする必要があります。

 マーケットと組織の最新の情報を効率よく共有させることができる管理者が価値がでるというのは中国企業だろうが、日本企業だろうが変わらないと思います。

 自分とは違う視点、違う能力を持つ人を集めて力を発揮させてこそ変化の激しい環境で勝ち抜いていけるのだと思います。

野村:
 ホウレンソウの徹底というのは日系企業が得意な分野でしょうかね?

増田さん:
 はい、ホウレンソウというのは日本企業の文化としてあると思いますが、現場に近いメンバーがもっと自由に発想して、挑戦していけるようなコミュニケーション体制が必要だと思います。

 挑戦の結果としての失敗を許容できる体制もそうですが、成功の確率をできるだけ上げるためには、組織の各メンバーの成功や失敗の事例を学び活用できるプラットフォームが必要だと思っております。

 我々は、それをサイボウズ中国社内だけではなく、Kintoneを使って頂いているお客様も巻き込んで課題やアイデアを共有していくプラットフォームになりたいと考えております。具体的な試みとして定期的にKintoneに関する勉強会を開いているのですが、我々だけでなくユーザー企業からも活用法について積極的に情報共有を頂いております。

 ソフトウェアを売る人、使う人という枠を超えて商品を通じた繋がりからアイデアや経験を共有でき価値が創造されるようにしていきたいのです。

野村:
 なるほど。そのようなコミュニティが発展していけば企業単体、日系か中華系か、将来的には活動拠点が中国という枠自体も超えていってしまうのでしょうかね?

増田さん:
 そうですね。将来的には日本サイボウズにも「サイボウズ中国が面白いことをやっているから、取り入れよう」というムーブメントにしたいと思っています。

野村:
 先ほど増田さんが仰っていたチャイナドリームが少し理解できた気がします。

増田さん:
 チャイナドリームを実現するために自社で研修制度、評価制度などを見直しメンバーがより自立できるようにしていますが、まだまだ課題が山積みです。是非、中国で頑張る皆様とも交流させて頂き共に成長していければと思います。


定期的に開催している交流会が次回は10月25日にあります。
「ざんねんな情報共有を変えよう」というテーマなのですが、ハウスさん、セコムさん、象印さんなどの事例を紹介させて頂きながら、ありがちな残念を改善するヒントを提供できればと考えております。

野村:
 イラスト面白いですね(笑)私もファイル名につい「最終」ってつける時あるので笑ってられないですが…

 これは契約していない人でも参加してよいのですが?
 

増田さん:

 はい。弊社のセミナースペースでやるので20名限定にはなってしまうので事前の申し込みが必要なのですが無料ですのでお気軽にお越し頂き情報交換させて頂ければと思います。

住所、時間、内容の詳細情報↓ 
https://cybozush-garoon-201910.qloba.com/

野村:
 当日は増田さんもいるんだったら私も行ってみようかな。

増田さん:
 セミナー自体は弊社メンバーが行いますが、私も会場におりますのでお会いしたことない人も、お会いしたことある人も是非お越し下さい。

野村:
 はい!今回はインタビューへのご協力どうもありがとうございます。今後も中カツ企業のご紹介どうぞ、よろしくお願いします!最後に中カツ!通信をお読み頂いている皆様に一言お願いできますか?

増田さん:

 「走りながら考える!」

覚悟も挑戦もすべては行動を伴ってこそです。変化の激しい中国でチャンスをつかむためにも行動力が大事だと思います。皆さん、一緒に走っていきましょう!

野村:
 ありがとうございます!今後とも是非、いろいろと相談させてください。改めて中カツ!通信一回目のインタビューにご協力ありがとうございます。

そういえば、増田さん身長いくつですか?

増田さん:

 183cmですけど。

野村:
 惜しい!あと1cmでしたね。

増田さん:
 ??何がですか??

(終了)

 ということで、あと1cmあれば、別のチャイナドリームの可能性が広がったかもしれない増田さんに中国で活躍する企業と人について自社の例も交えてお話し頂きました。

 閲兵式が統一することを追及しているのに対して、サイボウズの増田さんが型にはまった人材を採用、育成するのではなく個々の違いが競争力になるように体制を作っていくという思考をされているのが対照的でした。

 今回書いたこと以外にも、過去の失敗談や他企業の成功事例を始め面白いお話をお伺いしたのですが書ききれませんでした。ご興味のある方は是非、直接増田さんに会いに行ってみてください。
 
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
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第102回 来年以降、外国語を勉強する必要はない?!

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第102回 来年以降は外国語を勉強する必要はない?!

みなさん、こんにちは。

前回のアンケートにお答え頂いた
皆様ありがとうございます!

現時点で数十名の方に
ご回答頂き

売上や所得が10年で
2.3倍以上になるような情報

について、多くのヒントを頂きました。

早速、
「日系企業の成功事例を知りたい」
「識者を招いての勉強会(交流会)希望」

という、ご回答に応える形で
オフラインイベントを10月23日に
開催いたします!

申し込みは下記のQRコードから

詳しくは一番下のお知らせを
ご覧下さい!

このように頂いた、ご回答は
中カツ!通信にどんどん反映して
いきますので、前回は時間がなくて
まだお答え頂いていない方
より皆様のお役に立てる
中カツ!通信のために
2分ほどご協力下さい!

アンケート回答ページ

さて本題ですが
毎回、中カツ!通信を書く時に
中国のネット上の情報を調べるのですが
どのように原文の意味を翻訳するかは
いつも悩みどころです。

今回、紹介するのは
もう外国語を勉強する必要なくなるかも?
と思わせてくれる商品群について紹介します。

AIが実際に活用されている場面といって
何を思い浮かべますか?

顔認証、腫瘍の発見など画像識別AIと
ならんでニュースの読上げ、AIスピーカーなど
音声識別、合成AIを思い出される方も
多いのではないでしょうか。

この数年で劇的な進歩を遂げているのが
翻訳分野でのAI活用です。

以前からWEB上で辞書のように
単語だけを一対一で対応させる
翻訳はありましたが、
文章としてみるとちぐはぐで
意味不明ということが頻繁にありました。

ところがここ数年の
DNN(ディープ ニューラル ネットワーク)を
活用したNMT(ニューラル機械翻訳)の
開発により、単語単位ではなく
文章単位で翻訳をすることにより
より正確かつ文として流暢な
翻訳を実現することが可能となりました。

言語間によって精度の差があるものの
2018年には意味は問題なく伝わり
文章としても自然といれるレベルに達し
2020年には平均的な人間を超える
レベルになると言われています。

そして、この翻訳能力の向上に

・音声識別の向上
・ネットの速度の向上

が、加わり翻訳機自体が、
現実的な外国人との会話に
使えるレベルになりました。

日本でもポケトークを始めとして
多くの翻訳機が旅行用、学習用として
販売されておりますが、
中国でも数十種類の翻訳機が
販売されております。


中国音声AI業界のトップ企業 科大讯飞(iFLYTEK)、
同じくAIの最先端企業の一つ百度(Baidu)、
他には小米(シャオミー)なんかも
翻訳機の販売をしております。

この群雄割拠の翻訳機戦争の中の一つに
我が上海市普陀区の企業があります。

卓球の縁で最近知り合いになった
この社長の顧さんは
上海市普陀区の役所に置かれている
コミュニティAIロボットの
総設計士かつ人工知能協会の
理事長でもあります。

彼らの主要プロダクトは
翻訳機能付WIFI機
現在の法人は設立半年も
経っていないのに
すでに旅行サイトを通じたレンタルで

日本向けだけで
月間1.2万人に利用されています。
(来年オリンピック前には
 10万人/月まで増加するとのこと…)

言語対応は、日⇔中に限らず

40種類以上の言語体系
188カ国分をカバー


確かに何語かすらわからない
言語が沢山ならんでいます。

その他にさすが中国企業とおもったのが
中国語も6分類(標準、広東、四川
河南、上海、福建)されております。

確かに同じ中国語でも
広東語、上海語などは全くの別物
これは標準語を普段使わない
生活をしている方(大多数)には
とても便利ですよね~

そして中国語だけでなく
英語も6分類

・アメリカ英語
・イギリス英語
・カナダ英語
・オーストラリア英語
の他に
・インド英語
・中国英語(笑)

中国英語って、そのまま中国語を
話せばいいじゃんと思いましたが、
シンガポールなどを
想定しているのかもしれません。

会話をする時には翻訳する2つの言語
日⇔中、中⇔英などを設定し
ボタンを押しながらしゃべると
同時に文字が翻訳され
話し終わって0.5秒くらいで
翻訳した音声が読上げられます。


確かに何度も試してみましたが
固有名詞などを除けばかなり正確です。

文字が逆さに表示されるのは
相手に見せる時のみやすさを
考慮しての設計です。

顧社長曰く、
彼らはiFLYTEK、百度(Baidu)とも
互いにリソースを交換しながら
いい所取りでデータベースを構築し
アルゴリズムは自社で調整しているため
他社製品よりも翻訳精度、スピードが
優れているとのことでした。

確かに競合がひしめき合う市場ですから
それなりの差別化の自信がないと
参入してきませんよね。

他にも文字自体を撮影して
翻訳する機能もついており

メニューや説明書など、
そもそもなんて書いてあるか
分からない時にも便利です。


現在の画面は中国語設定ですが
日本語画面にも設定できます。

日本でホテル、レストランなど
世界各地からの訪日外国人対応の
言語対応にお困りの方、
ぜひ検討してみてください!

他にも来年には月間10万人の
中国人がこの端末を持って
日本各地にやってきます。

この画面を使って、
自分の店舗の近くに来た方など
条件設定をして広告を
表示することもできます。

訪日中国人を取り込みたいという
企業様がございましたら
ご連絡頂ければ取次ぎいたします!

中カツ!通信も
同時に40以上の言語、188カ国の人に
読んでもらうことも可能と考えると
ワクワクしますね。

ただダジャレなどは、
今のところ上手に解釈解説するのは
無理のようなので
しばらくは日本語わかる人
限定で続けていきますね(笑)

お知らせです!

アンケートにご協力頂いた
メルマガ、ブログ以外の中カツとして
要望の多かった識者を囲んでの勉強会を
開催したいと思います!

「中国で勝つための活動」

をするためには

「勝っている人(企業)に学ぼう」

ということで
年々、増収増益を続けている
ダイキン工業の田中部長に

「中国で勝ち続ける経営」

というテーマで講演+
実際の販売展示場を紹介して頂きます。
申し込みは以下のQRコードから
(画像が表示されない方は、
 お手数ですがメールでご連絡下さい)

星の王子様は言いました。

「大切なものはね、目に見えないんだよ」

ダイキンの商品はまさに空気という
見えないけど大切なもの。

でもお客様に

「だから心でみなくちゃ」

と言っていたのでは、
今のダイキン中国の成功はなかったw

「じゃあ、見えるようにしよう!」

と企画、生産、販売、人事管理まで
あらゆるところに可視化された
成功の仕組みが今のダイキン中国を
築きました。

「空調のベンツ!」

「100元でできることを200元で売る」

「代理店、社員のやる気を引き出す
 面子の管理法」

など今回お話頂く内容は
メーカーの方はもちろん
他の業界の皆様にも
是非お聞き頂きたいです。

講演だけではなく、

「見えない空気を見せる」とは
どういう売り場が必要なのか?

を実際に展示場で説明も頂きます。

そして田中様からのインプットの後は
参加者同士で所得倍増計画に向けての
ディスカッションの時間も
設けますので奮ってご参加下さい!


日時:10月23日(水)19時ー21時(開場18時半)
場所:ダイキン上海オフィス2F階展示場
   静安区南京西路1468号中欣大厦2階
   ※1階の上が1P(ピロティ階)となっており、
   「2F階」は通常ビルでいう3階に当たります

料金:250元以内(当日の食事代を参加者で割り勘)
   ※領収書は発行できませんのでご了承下さい。

申込QRコード↓



アンケートも引続き募集中!
2分間ご協力下さい!

アンケート回答ページ


今回も最後までお読み頂き
ありがとうございます。
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101回目のプロポーズの準備と108種類の日本酒

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101回目のプロポーズの準備と108種類の日本酒

みなさん、こんにちは。

前回100回の際に
お祝いのメッセージを頂いた皆様、
改めてありがとうございます!

本題に入る前に
少しに気になっていることがあります。

前回の中カツ!通信

「1960回目指して頑張ります!」

というのは自身の
影響の輪の範囲であり

「巨人軍は永久に不滅です」という
自分だけで責任が取れないたぐいの
発言ではないのでよいのですが

1960年の所得倍増計画にかけて
勢いで書いてしまった

売上や所得が10年で
2.3倍以上になるような情報

について、改めて

「それってどんな情報だ?」

自問自答しております…

中カツ!通信のスピンオフとして

育活…ベビー、教育産業関連情報
終活…介護養老産業関連情報

や、いつものダジャレ系で

分活…シェアエコノミー関連情報
日活…日系企業のロマンのある成功事例
アイ(AI)は勝つ…AI関連ビジネス最新情報

など、
お酒の入った勢いでメモっていたものの
シラフな今となっては
どれも独りよがりな感じがしてます。

というより、今までも
独りよがりに書いてきたので
本当に

売上や所得が10年で
2.3倍以上になるような情報

を提供できるようになるべく
皆様に約2分のアンケートに
ご協力頂けないでしょうか?

アンケート回答ページ

頂いた回答を元に
よりお役に立てる
中カツ!通信として
改善していきますので
何卒どうぞ、よろしくお願いします。

ということで、
本日はアンケート結果も
まだ、分からないので
徒然なるままに書いていきます(笑)

敢えて分類するなら
”日活+酒(しゅう)活”でしょうか。

去る9月20日の夜に
日本の20県、40酒造メーカーによる
108種類の日本酒が体験できる
限定200名の

2019 SAKE-China Experience Night!体验之夜

というイベントが上海の
オークラガーデンホテルで行われました。

主催者の人から
「中国人の人に声かけてね~」と言われ
自身も行ってみたのですが
少し遅れて到着してみると
ものすごい人の数。
 
それもそのはず、後から聞いたら
申し込みが殺到し、定員を結局倍以上にしたとのこと。

日本酒人気のほどが伺えます。

 
会場には所狭しと日本酒がならび、
 
実際に飲み比べることができ、
気に入ったものについては
当日、購入することもできます。
 

この加藤吉平商店の梵ゴールドは、
この日に持ち込んだ分が全て完売。
 
(写真は12代目となる加藤副社長)

完売したのは
加藤さんのイケメンだけが理由ではありません。

梵ゴールドは会場の一角で
女性に最も好まれたお酒として
紹介されておりました。
 

加藤さんにお話を聞くと、
実際に日本の酒蔵までレンタカーで
購入しに来る中国の方も
いらっしゃるとのこと。

また主催者の方にお伺いすると
上半期の日本酒売上は
昨年対比で150%ともの凄い成長率で
加藤吉平商店だけでなく
全体的に中国での売上が伸びているとのこと

でも、何故にそんなに伸びているのでしょう?
答えの一つは、会場に来ていた
中国人から聞けました。

50歳前後の上海人夫婦は
もともと中国でも日本料理好き。
ただ日本酒はあまり分からず
なんとなく熱燗を飲んでいました。

ただ日本に旅行に行った際に
料理ごとに色々な日本酒を飲んで
その美味しさと奥深さに
一気に好きになってしまい
中国に帰ってきてからは
日本料理屋だけでなく、
家でも日本酒を
飲むようになったとのこと。

昔は友人も外国のお酒と言えば
ワインばっかりだったけど
最近は日本酒を飲む人も
増えてきているとのことです。

訪日時の体験が帰国後の
消費を促進するという
典型的な例でしたが、

日本酒においては確かに

「日本酒が好き」という段階から
「○○な日本酒が好き」という段階に

入りつつあるのを感じます。

今でこそ上海では、中国の方も
すし屋、うなぎ屋、なべ屋、沖縄料理屋など
専門店を選んで食べに行きますが
一昔前までは全部ひっくるめて

「日本料理屋」

でしたからね。

会場では中国の方に美味しいと思われる
日本酒を選出すべく実際にブラインドで
試飲した投票も行われており皆真剣でした。
 
試飲の特設会場にも長蛇の列。

 
そして、この暖簾の字を書いたのは
中国で超有名人の蒼井そら先生(笑)

日本政府関連団体も関連するイベントで
このコラボは中国ならではですね~

2019年9月の
Costcoのオープンを書いた際に

白酒の有名ブランド茅台酒が
転売目的で買われていることを
紹介しました。

メーカー小売希望価格1499元に対して
2019年初めには店頭では1700元
その後も1900元、2200元と上昇し
3000元と倍近くでないと
買えないというところまで来ました。

その理由はメーカー側が生産制限を
しているのではなく、

「流通が値上がりを待って
 大量に溜め込んでいるから」

メーカーがいくら増産しようにも
(商品上、増産にも限界があります)
市中に出回らないということで
Costcoのような定価で売るところに
行列が殺到する現象が起きたのです。

ところが9月4日に茅台酒の本拠地である
貴州の市場監督局から通知が出ます。

「買い溜めして値上げ販売禁止」
「値上げして転売行為は違法」
「偽物販売禁止」

偽物販売が違法なのは当然として
この通知で茅台酒の価格は
一気に下落します。
(下落というより正常に戻りつつある。)

中国は白酒以外にも多くの
コレクターや転売屋がいます。

日本酒も賞味期限が
もっと長くなる仕組みができれば
投機商品としての価値も
出て来るかも?!

これで中カツ!通信の読者の
所得倍増計画もうまくいく?

ただ、そうなったら
私のような庶民は美味しい日本酒を
リーズナブルに買えなくなってしまう…

酒は飲んでも、飲まれるな。

ということで日本酒買い込んで
一発一儲けという酔いからは
醒めたいと思います。

もしかして
「本当は飲みながら
  書いているのか?」

「もっと、目が醒める情報が
 読みたいんだけど…」

と思われた、皆様!

より皆様のお役に立てる
中カツ!通信のために
2分ほどご協力下さい!

アンケート回答ページ

アンケートへのご協力ならびに
今回も最後まで
お読み頂きありがとうございます。

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第100回 目標はジャックマー馬雲の102ではなく1960!

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第100回 目標はジャックマー馬雲の102ではなく1960!

みなさん、こんにちは。

「中国で勝ちたい人」のために
「日々、ちょっと活力を得られる情報」を

というテーマで始めた
中カツ!通信ですが、
とうとう100回目を迎えました!

ご購読、ご返信頂いている皆様
改めていつもありがとうございます。

百は日本でも中国でも
100という定量の意味意外に
「多い」という意味を持ちますよね。

百貨店、百科事典などは
今のネット社会となっては
少ない例えになってしまいそうですが。

そして中国のネットで百といえば
まっさきに思いつくのが百度(Baidu)
ではないでしょうか?

検索エンジンからスタートした
百度の名前の由来ですが

「広告ばかりで百回探さないと
 目当てのHPがみつからない」

というわけではなく
南宋時代の詩人 辛棄疾が
元宵節(正月15日の節句)のお祭りの時に

「人ごみの中を何度も一生懸命さがし(衆里尋他千百度
 ふと振り返ると、弱い灯りの下にその人がいた」

 という『青玉案・元夕』の一節が由来とのことです。

あれ?
もしかして冗談で書いたつもりの
なかなか見つからない
の意味であってるのか?

そこで、詩の教えどおり
もう少し一生懸命調べてみると

Quoraでの百度副社長の回答(日本語)

がありました。
以下、引用です。

”人生における数々の困難に遭遇しながらも
 自分の夢を探すことを対比させています。”

百度(バイドゥ)の文字の意味は「何百回もの」
 という意味で、理想を追い求めて
 粘り強く探し続けることを表しています。”

なるほど!検索体験のことではなく
企業として理想を追い求めて何度でも
チャレンジするという思いを込めていたのですね。

追及する顧客体験を社名にするなら
「一度」で百ではなくなりますもんね。

そして最近話題になっている
「100ではない」人と言えば
アリババの会長を引退した
ジャック・マー馬雲。

昨年、発表された時に
中カツ!通信でも取り上げましたが

苦渋(9.10)の決断?!アリババ、ジャックマー引退発表①

苦渋(9.10)の決断?!アリババ、ジャックマー引退発表②


警察官、ケンタッキーなど
ほぼ皆が受かる就職試験におち
アリババ成功までに40社は失敗しているという
正に百度の企業名由来を地で
示しているようなジャックマーですが、

企業に関しては102という目標を
あげております。

 
Vision:102年行き続ける企業
 大きさを追求しない、強さを追求しない、
追求するのは102年生き残るよい会社。

1999年設立のアリババに
とって102年というのは
3世紀に渡って存続するということ。

以前のインタビューの中でも
答えていますが、

「多くの企業家が口では
 100年企業にするというが、
 誰もそれを真剣に考えてはいない」

その102年続ける為の
6つの新しいValuesが
9月10日に発表されています。

英語も書かれているので
全部翻訳することはしませんが

3番目の「変化しないのは変化だけ」
4番目の「今日のべストは明日の最低ライン」

というのは、
この変化の激しく
競合が次々と勃興する時代
アリババだけでなく全ての企業、
いや個人にとっても
必要な価値観だと思います。

4番目をかいてみて
やはり全文が日本語で分かる
リンクがないかと
もう一度、調べてみたら
アリババジャパンのページに
日本語で掲載されていましたので
ご参考ください。

アリババグループ、デジタル時代の6つの新しいコアバリューを発表

何度か調べなおすうちに
百度の社名の由来がじわじわと
浸透してきている気がします。
使ったのはグーグル検索ですが(笑)

自身に立ち返り、
そもそも約2年前に中カツ!通信を
始めた時は何をしたかったのかと
改めてみてみました。

中カツ!通信第一号

もっと自社の見込み客が
増えるような記事を
たくさん配信する
予定だったのですが
何回か書いてはみたものの
反応が薄く(笑)

この99回を振り返って
自身として当初想定どおりなのは

皆さんが、おもわず周囲に
「ねぇねぇ、この○○って知っている?」
と言いたくなるような情報



情報をコンパクトに
軽いタッチでお届けする

の2点くらいでしょうか…

第一回で掲げて
今でもやりたくて
まだできていない

・中国で流行っているビジネス書
・他業界の経営から得られるヒント

は101回目以降の宿題と
していきたいと思います。

100回目ですから
大きな目標を立てようと思ったのですが
3世紀続くというのは
科学の進歩に大きく依存するので
(AIとPRAで自動更新できれば
 意外と簡単にできる?!)

まずは手動更新で
あの40年続いた大作漫画

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

の1960話を目標にします。

そして1960といえば
池田勇人が所得倍増計画を
掲げた年でもあります。

単に回数を重ねるだけでなく
中カツ!通信を読んで
くださっている皆様の

売上や所得が10年で
2.3倍以上になるような情報

をお届けできる用
頑張っていきます。

今回も最後まで
お読み頂きありがとうございます。

そして今後とも
どうぞ、よろしくお願いします!

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